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文学・芸術など創作方面を中心に、国内外の歴史・時事問題も含めた文化評論weblog

動物愛護団体@仔猫殺し

毎日MSN;子猫殺し告白:坂東さんを告発の動き…タヒチの管轄政府


◇子猫殺し 坂東さんが日経新聞8月18日夕刊でエッセー「子猫殺し」を掲載。飼っている雌猫に避妊手術をせず、子猫が生まれるとがけ下に投げていることを明らかにした。日経にはメールと電話で延べ1497件(今月19日現在)の意見が寄せられた。「残酷で不快」「動物愛護の精神に反する」「生命を軽視している」「避妊手術と、子猫を殺すことを同列に論じるのはおかしい」など、大多数が批判。少数だが「納得できた」「これからも生と死について書き続けて」との賛意もあった。

 はて。1497件のうち、何パーセントが団体さんでしょうかね。恐らく、大部分が団体構成員ではないでしょうか。組織票が入ってしまったら、もう数字としては一切信頼できないものだと思う。

 とはいえ、この世界は至る所で動物愛護団体が跳梁跋扈していて、アメリカ大統領でさえ、彼らに逆らうことは許されません。
 もはや宗教団体を超越するほどの権力を持ち、一部はテロリスト化しています。彼らはインチキな数字を示し、インチキな理論を唱え、それに納得しない者には口汚い暴言を吐き、壁にへたくそな落書きをし、場合によっては暴力的な振る舞いに出ることもあります。
 動物愛護を唱えるのなら一切食事を摂るることができずに餓死するはずなのですが、彼らは丸々と肥っています。(笑) 自分の都合だけで動物をより分けているわけですな。植物も意思のある生き物ですから、野菜も食べてはいけませんよ。
 また、彼らが病気になっても一切薬を使ってはいけないはずです。どんな薬であれ、必ず動物実験を挟んでいますから。その割に彼らはピンピンしていますし、西洋医学の恩恵を受けています。
 つまり、動物愛護団体は神よりも偉いんです。そうでなきゃ、餓死しているか病死しているしかありえない。世の中、不思議なことがあるものです。

 人間というものは他の生物を殺しながらじゃないと生きていけません。仔猫を数匹殺したところでほとんど害はありませんが、誰かがハンバーガーを一つ食べるだけで森林が一つ消え、多数の動物が絶滅の危機に瀕している事実を忘れずに。

 その上で、たかが一作家の放言ごときに、躍起になるような状態は異常としか。魔女裁判みたいなものですな。

Posted at 2006/09/22(Fri) 10:30:07

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この記事へのコメント

市民団体の人は、どうやって生活してるのだろうか。

それはそうと、紫陽さんって、blogの炎上とか、否定派?

Posted by ありま at 2006/09/25(Mon) 10:33:41

規模にもよりますけど、大抵は新興宗教団体と同じでしょうね。寄付とか回避とか献金とか。バックに物凄い大物がいたりとか、利権が絡んだりします。昔は同和利権なんてありましたが、環境保護利権や動物愛護利権も問題にすべきかと。直接“団体”が儲からなくても、別の企業の利害関係と繋がっていたりするので、厄介なのです。
 我々一般民の場合、寄付金の行方には、くれぐれも注意。直接支援が行くのかと思いきや、実は全部が全部“団体”の運営資金でした――ってのは少なくないですから。
 他には、会社組織やNPO法人やNGOとして運営されている場合もあります。NPO等は“非営利目的”の団体ですが、ボランティアではとは限りません。職員は給料を貰ってもいいし、利益を得ても何ら問題ありません。
 適当に環境環境と叫んで、いい加減な理論を振りかざして、自分たちの都合のいいように社会を動かそうとするだけでも、それに共鳴してしまう人達は大勢いて、バカみたいにお金が入ってくる仕組みになっています。

 blog炎上はねぇ、場合にもよりますし、よく解らないです。
 ただ、管理人の勝手な妄言・暴言・失言によって匿名掲示板等で“祭”が発生した場合は、当然のことと思っています。
 自己責任の無い発言はダメだと思う。
http://lsty.seesaa.net/article/14276266.html

 これについては、管理人はちゃんとフォローをすべきかと。いなご害の是非はともかく、そもそもが間違っていたのですから。

 しかし、たとえばこのアーティクルを“団体”さんが荒らしに来た場合は問答無用でシャットアウトします。利害関係から、間違いなく敵ですから。異論があるのは当たり前。“団体”という棲処があるんだから、自分の家で叫んでりゃいいんですよ。
 ただし、ごく一般的に間違った概念を持っていたために、不特定多数から叩かれた場合は仕方のないことだと。もちろんフォローはしますがね。

Posted by 紫陽 at 2006/09/25(Mon) 11:39:59

眠くて誤字多かったです。【回避→会費】などなど。
 あと、坂東氏の件については、正しいか正しくないかの判断よりも、あくまで一部の人達の主張に過ぎないから。こんなものは多数決で決められるものではない。この場合は敵対関係に当たり、動物愛護団体や個人の動物愛護主義者の一方的な意見を、あたかも正当な意見のように、断罪しようとしているだけ。
 ただし、向こうにはみだりに動物を殺したら罰則――という法律があるだろうから、裁判に掛けられるのはある程度仕方ないんですが、その法律の制定も“団体”パワーで成し遂げられたものですから、問題は複雑です。(笑)

Posted by 紫陽 at 2006/09/25(Mon) 11:49:04

・ねこの件
正しいかどうかを共通の認識にはしづらい事柄だとは思うので、
批判するならどうしても、価値観の押し付けにしかならない気がする。
ただ、この考え方の正しいかどうかはともかくとして、
問題提起する気も無く公に発言するかどうか?と言う点では、
公に発言する内容ではない、とは思うんだけど。空気嫁ってレベルじゃぁないかな。
あー、後(市民)団体はすべからく(自粛)(ぉ

・いなご
コメントスクラムを否定しながら、あちこちの"個人ブログで"取り上げる程の問題であろうか。
集団心理はいなごにもブロガーにも思いっきり働いてそうだ。
ま、どっちも個人がかなり好き放題に出来るんだから、どうでも良いような。
とりあえず、日記はgoogleとかで引っかかり難くして欲しいな^^;

蝗を気にするブロガーはいっそ、mixiで知人限定で日記書いてた方が良いんじゃないかなぁ。
と思う今日この頃。

Posted by ありま at 2006/09/25(Mon) 14:36:17

団体でも、国境なき医師団とか、明らかに医療費を必要とする奉仕事業は理解できるんですけどね。貧困民が政変とかで難民化した場合には、この団体が無いと大変そうだし。政変や戦争なんて偉い人の都合だから、下層民はほとんど無関係だし。
 でも、動物愛護や過激派の環境保護って何んだよ? と。研究所に忍び込んで動物実験のファイルを盗み出したり、正当に認められた調査捕鯨を妨害したり、ペット虐待で大騒ぎしたり、選挙票を武器に政府に圧力掛け、自分たちの都合のいいように政治を動かしたり……。
 この二つの団体は客観的調査を拒み、まともな理由を提示しません。例えば捕鯨問題。鯨は生態系のトップに立つ捕食者(プレデター)であり、天敵と呼べる動物は人間だけなのですが、捕鯨が禁止された現在、鯨の数が増えすぎて、生態系が狂ったり、衝突事故が多発するなど結構大変なことになっているそうです。しかし「鯨は頭がいい」という理由だけで保護対象となっています。犬猫も頭がいいから食べちゃだめ。牛は頭が悪いから食べてもOKだそうな。(笑)

>ブログ
 確かに“日記”ブログと“記事”ブログは分けて欲しいな、と思いますね。日記でもレポートやエッセイといった《作品》にまで高められていれば、益があるのですが。

Posted by 紫陽 at 2006/09/26(Tue) 07:37:02

動物愛護もさ、絶滅危惧種やペット周りの法整備なんかでは必要だと思うねん。
緑の豆とかが異常すぎるだけなんじゃろう…。
自称善意の団体活動といえば、手術の為の募金とかも、収支不透明だとか。

先日の笑点のネタで、夕飯にケチ付けると言うネタで、
「おいおい、なんだよこれは・・・」
「なんか文句あるのかい!」
「鯨の肉はいいんだが、グリーンピースを添えるなよ!」
なネタを思い出した。いや、ほんと勘弁して欲しい物ですネ。

Posted by ありま at 2006/09/26(Tue) 09:38:05

笑点ってそんなヤバそうなネタもOKなんですね。(笑) 生放送だからだろうか。

 絶滅危惧種を守るとか、それが本来の活動ですよね。でも、在来種が危機に瀕していて外来種を駆除しようとしたら、反対運動を始める団体があるのは問題があるかとも思うけど。これは特に日本で多く、豪州や欧州では少ない……。
日本の某NPO職員の言葉:
『外来種は人間のせいで持ち込まれたのだから、人間には殺す権利が無い。生きている物を殺すのは、子供の教育にも良くない』
 だって。もう、お笑いですよ。(笑)

Posted by 紫陽 at 2006/09/26(Tue) 15:13:10

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