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旭日大綬章、叙勲受章者の闇

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 本来なら昨日には来日して、10日には岸田首相と会談する予定のナンシー・ペロシでしたが、コロナ陽性のため延期となりました。なお、ナンシーペロシは2008年と2015年の二度来日しており、二度目の2015年、旭日大綬章を叙勲されています。

日経;ペロシ米下院議長が来日延期、コロナ陽性で

 今回はこの旭日大綬章の話。ちょっと他の叙勲された方たちを見てみましょう……

wikipedia;旭日大綬章
ヘンリー・A・マッキンネル (ファイザー社会長) [2006年]
クラウス・シュワブ (世界経済フォーラム主宰。新世界秩序・世界統一政府などで知られる) [2013年]
ジョン・ロックフェラーW (議員) [2014年]

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ナンシー・ペロシ下院議長、ラムズフェルド元国防長官、アーミテージ元国務副長官[2015年]
タルボット(元TIME誌ジャーナリスト) [2016年]
ライス元国務長官 [2017年]
バーンズCIA長官、チェイニー元副大統領(ネオコンの代表者) オルブライト元国務長官 [2018年]
ビル・ゲイツ (マイクロソフト創業者) [2020年]
キャロライン・ケネディ (駐日大使) [2021年]

 雑に採りあげただけでも眩暈がしてくる面々です。こうした人物が書ききれないほどいます。

 トランプ政権下においても、いわゆるトランプ側の人材に叙勲はなく、オバマ / クリントン / ブッシュの影響下にある人物に叙勲されています。つまり明確にアメリカ民主党、それもオバマ / クリントン系の強い影響に左右される、極めて政治的な勲章と言えるでしょう。

 2003年に新しい制度に切り替えられる以前の分については外国人への叙勲はほとんど見当たりませんが、2003年以降ははっきりと違いがわかります。
 旧制度の勲一等旭日大綬章の頃は外国人への叙勲はほとんどありません。ロバート・ケネディが異質ですが、概ね納得のいく人選です。
 しかし、なぜ2003年以降はこれほどまで外国人に日本の勲章を叙勲?!……となりますし、とても納得のいくような人選ではありません。

 そうやって名前を見ていくと気づくのですが、2003年以降の叙勲対象者は、そのままブラック・ハット【単純に言えば悪党、あるいはダーク・サイド】のリストと解釈できるかと思います。このリストを辿ることで、これまで存在がはっきりして来なかった、日本内部にいる日本の敵を認識する判断材料の一つとして利用価値があります。

 ところで――
「キャロライン・ケネディはジョン・F・ケネディの娘なのにブラック・ハットなの?」
 と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、彼女はケネディの妻の方の影響が強く、ワシントンDCの沼に棲む側の住人です。また、JFK暗殺はオズワルド説をとらない場合、ケネディの妻が暗殺に深く関与しているという見方が一般的です。陰謀論の世界になりますので一般的というのも変ですが……

 ところで旭日の日が妙に黒くて、黒い太陽のようにも見えてしまうのですが……

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 日については『白が赤色七宝』という記述はあったものの、これが意図的に暗褐色なのか、それとも、撮影法の影響によるものなのかはわかりませんでした。

Posted at 2022/04/09(Sat) 03:53:29

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