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文学・芸術など創作方面を中心に、国内外の歴史・時事問題も含めた文化評論weblog

“空飛ぶ車”の謎を解決(2/3追記)

 Google Earthという衛星型地図検索ツールに空飛ぶ車が撮影されていたというので、画像解析を実行してみました。

 輪郭を浮き出させるためにモノクロ加工してみます。

fc1.jpg


 なんだか細い線が隠れているように見請けられます。もう少しどぎつくしてみます。

fc1_2.jpg


 あまりはっきりとはしませんが、なんだか細い“脚”のある構造物のように見えます。もしかすると“車”だというのは思い込みかもしれません。
 脚については、これ以上くっきりさせることは出来ませんので、今度はこれが本当に車かどうかを検証してみます。

fc2.jpg


 二台の車説というのが有力らしいので、影に実体があるかを調べてみました。地面が見えてしまったことがお解りになるでしょうか。もし実体のある黒い車なら、このように薄くなることはあり得ません。

----(2/3追記)----
 これだけではちょっと足りない気がしたので、黒い部分について、他の黒い車と比較してみます。

20061426214441297.jpg


 今度は地面の色を際立たせるために、カラーでやります。これを先ほどと同じように効果を付けると……

20061426214441299.jpg


 こうなります。黒い部分は地面の色が透き通っていて、なおかつ他の車が持っている『光沢』や、僅かな『輪郭』がありません。
 従って影ではないか、と思うわけです。
----(ここまで)----

 では、本体(白い方)の検証に移ります。

fc3.jpg


 駐車している車と見比べてみましょう。まず、色の違いに気づきます。車に使われる塗料というよりは、何か日焼けした布のような、黄ばんだ色です。
 さらに、フロント部分とリア部分の比率が他の“車”と比較すると、まるで違うことが解ります。
 また、本来窓のあるべき部分の影のつきかたが変です。これをもう少し拡大し、影を浮立たせてみましょう。

fc4.jpg


 フロントグラスどころか、のっぺりとした一枚の構造物であることが解ります。

 これらのことから推察するに、これはまさしくシェード・テント(体育祭の時に使うような日避けテント)に違いないと思います。

20061426123432843.jpg

Posted at 2006/01/26(Thd) 12:34:15

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