Flying-Carの時に味をしめた画像解析モノです。(笑)
最近は、人や車を識別出来るほど鮮明な画像を提供できるGoogle Earth/Mapで変なものを見つけるのがトレンドらしく――実は私も密かに面白いものは無いかと日夜Google Earthをグリグリ弄っているのですが――ともかく、それをもう少し学問的にした、衛星考古学なるものがあるらしい。
アララト山といえば、富士山と似ているということで日ユ同祖論なるサブカルチャーの根拠とされるくらいオカルトのネタにされ続けてきている。
今回、問題となる記事はこちら。
x51.org;アララト山の”ノアの箱船”人工衛星から全貌が明らかに
とりあえず、Google Earthでアララト山を表示してみました。

Place Markファイルはこちら。
ararat.kmz
タイタニック号よりも大きいそうなので、トルコ政府の検閲さえ掛かっていなければ、Google Earthにも映っているでしょう。
具体的な場所が解らないので、x51.orgで掲載されている2枚目の画像から位置を導き出そうとしたのですが、これがなかなか巧く行かない。検索して見ると沢山画像は紹介されているのですが、やっぱりどう見ても解らないような画像だらけ。(笑) さらに検索を掛けると、西スロープという情報があったので、実は東側じゃないのかも?――と思って南北を逆にしたらなんとなく地形が一致。それらしいものを探してみました。
アララト山の地形は険しく、どこもかしこもそれらしい岩蔭だらけなのですが、その中で一番眼についたのがこちら。

Place Markファイルはこちら。
noah.kmz
他とは微妙に質感の違う、何か四角い構造物のようなものが見えます。……でもこれは火山性の堆積物、或いは誰かが張ったキャンプにも見えないことはない。きっと違うだろうな。(笑) もっと時間を掛けて探してみます。
火山性の……うん?……よく考えてみると、ノアの方舟の時代以降に、もしアララト山が噴火・火砕流が発生していたとしたら、方舟なんて跡形も無くなりますよね。巧いこと地中に埋まってくれればいいですが、そうなると本格的に衛星からは見えないような気がします。実際、アララト山は今でも活火山だそうです。そうすると、一見方舟のように見える構造物もその時の生成されたもの――と考えるのが妥当かもしれませんね。
Posted at 2006/03/12(Sun) 11:48:19
オカルト・心・科学 | コメント(0) | トラックバック(0) | この記事のURL
この記事のトラックバックURL ->
この記事へのコメント
コメント本文以外は全て入力不要です。