I teie nei e mea rahi no'ano'a

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1991年に行方不明になったルーマニアの男性が、30年経って当時と全く同じ服装と持ち物で現わる

 失踪した人物が突然戻ってくる話は各地でいくつかあります。いずれも都市伝説の一種として扱われています。
愛する人と暮らすために身を隠したインドの女性 日本語記事
ピアノマン 日本語記事
 インドの女性には明確な理由があります。ピアノマンは突発的記憶喪失のようでしたが、さほどの年数は過ぎていません。ただ、なぜあの場にいたのかなどは、結局不明のままではあります。

 その他の都市伝説については懐かしのx51.org系の話となります。神隠し伝承UFO絡みの話などです。
 その特長として……
・ 失踪している間の記憶がない(または不都合な事実があるのでそのフリをしている)
・ 容貌・服装があまり変化していない
・ 年齢については子供で長期間の場合は身体だけ大人になっているパターンも、子供のままのパターンもある
・ 当時の持ち物をそのまま持っている

 それでも数日とか数ヶ月程度の話がほとんどです。失踪した、数日間の記憶がない、アメリカなら「UFOにさらわれたんだ!」となる。

 今回は失踪当時63歳から30年ということで、高齢記録・失踪年数記録更新ではないでしょうか。遠野物語の伝承並の年数です。
 服装は失踪当時のものだったようですが、容貌の変化については失踪時には既に老人でしたのでなんとも言えません。ただし、布が30年も当時のまま残っているとは思いがたいです(あまり長いと着ていなくても簡単に裂けるようになったり、自然崩壊します)。写真を見る限りは、このくらいの60代くらいは普通にごろごろいるような容貌に思えます。


 ルーマニア・ソースだと私が理解できませんので、英語ソースにて翻訳します。
PlanetToday;1991年に行方不明になった男性が、30年後に同じ服を着て記憶がない状態で現わる
著:Planet Today News 2021年9月6日 月曜日
 この話はルーマニアで起こったもので、今すべての地元メディアで話題沸騰中です。かなりシュールに見えますが、完全に現実であったことです。そして、とても不思議です。

 30年前、当時63歳だったヴァシル・ゴルゴス (Vasile Gorgos)という男性が行方不明になりました。ゴルゴスさんは牛を売る仕事をしていて、ルーマニアの各都市で開催されるフェアによく出かけ、牛の売買の交渉をしていました。

 そこには幾度となく足を運び、いつも何の問題もなく時間通りに家族の許へ帰ってきていた。1991年、ゴルゴスは再び【フェアで牛の売買をするために】出掛けた。列車の切符を買って、妻と子供たちに「数日で戻る」と告げました。

 その後、彼は家に帰らなかったので、家族は最後に彼を見たことになります。家族は彼の失踪を警察に届け出ましたが、捜査の結果は何の手がかりも得られず(あるいは十分に行われず)、最終的にはヴァシル・ゴルゴスは強盗の被害者となった恐れがあるとされた。

 彼の村では告別式が行われ、彼は死亡したと推定された。

 ところが30年後の2021年8月。静かな日曜日の午後、ゴルゴス家の前に突然見知らぬ車が止まり、その中から何人かの人が一人の老人を押し出した。30年前と同じ服を着た93歳のヴァシル・ゴルゴスだった。

 車はすぐに走り去っていった。残念ながら、この場面を目撃した近所の人たちは、驚きのあまり車のナンバーや運転手の顔を覚えていなかった。

 いずれにしても、車から降りたのはゴルゴスだけだったことは特筆すべきだろう。家を出たゴルゴス家の人たちは、行方不明になったヴァシル老人を見つけたとき、突然現れたことと、彼が昔の服を着ていたこと、ポケットに30年前に買った列車の切符が入っていたことに大変驚いた。

 その老人は、家族の顔をほとんど知らず、30年間どこで何をしていたのかも全く覚えていないようだった。しかし、身だしなみはきちんとしていて、清潔感があり、やせ細ってもいなかった。

 電車のチケットに加えて、服のポケットからは古い身分証明書が見つかった。

 本人は、記者や親戚に「今までどこにいたのか」と聞かれて、こう答えている。
「家にいた」
 と。しかし、ジャーナリストによれば、彼は失踪前の出来事は覚えているという。

 30年間住んでいたあの場所から、何者かに連れ去られ、証明書に記載された住所に帰宅した可能性もある。しかし、これはあくまでも仮説に過ぎない。

 一方、ゴルゴスの家族は、この不思議な物語を解明するために、当局に助けを求めている。

Posted at 2021/09/08(Wed) 03:51:44

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