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x51.org;2001年、インドの”赤い雨”から地球外生命体を発見か

x51.org;2001年、インドの”赤い雨”から地球外生命体を発見か
 これぞ現代科学。“参考”で既に私の言いたいことは全て言い尽くされているのですが、これが通らなければよっぽど現代科学は停滞していると言える。
 まさか未だにキリンの頸が徐々に伸びていったなどと盲信しているわけではなかろうに。カンブリア紀の生物の爆発的発生※は、決してダーウィン式の進化論だけでは説明のつくものではありません。淘汰だけならともかく、どうしてあれだけの突然変異が生まれたのかは、とても解明できない。
 ある日突然、彗星によって宇宙から降り注いだ生命の源が、地球上の有機物という有機物に何か恐ろしい影響を与えた、と考えた方がより自然です。

 そういえば“恐竜の絶滅”の原因については最近では“病気”説も出ています。一つは彗星から飛来してきた新種のウイルスによる感染症。もう一つは遺伝的な限界による病気。
 先に後者の話から。現在、象は絶滅に危機にあります。原因は人間の開発によるのではなく、その巨大さです。巨大化した動物は、長生きと引き替えに、種の停滞という致命的リスクを負っています。血が濃くなった動物は一般的に適応能力が低く、未体験の病気に対して極めて弱くなります。その為、別に人間の乱開発が介在せずとも、象は自然に絶滅していく――というのがこうした説を支持する学者の見解です。
 早い話、巨大化→長寿化→絶滅という流れは、種の遺伝的制約である――という考え方ですね。
 さらにそれに前者が加わったらどうなるでしょう。血の濃い巨大生物が、隕石によってもたらされた未知のウイルスにさらされたとすれば――確実に、極めて大規模に死滅することになります。それでいてある程度の生き残りを儲けることも出来ます。
 最近の研究によると、恐竜は一気に滅んだわけではなく、大規模な死滅の後も長い間生き残っていた、と言われています。それを考慮すれば、隕石の衝突による天変地異などという物凄いことを想像しなくとも、病気、遺伝上の問題、生態系の乱れなど、身近で簡単なことから推測が可能となります。
 そもそも、昆虫や亀などの爬虫類の一部には、当時からの姿をそっくり留めたものが多いのに、なぜ隕石衝突説なんてどう考えても“トンデモ”な学説がそのまま受け容れられたのか、とても不思議です。
 ぶっちゃけ、隕石衝突説なんて根拠に乏しい素朴な想像よりも、今回x51.orgで採り上げられた学説や、パンスペルミア仮説の方が、はるかに自然な考えで、なおかつ学問的意義があります。
 私にはどうしても、“常識と言われている科学”と、(インチキ宗教団体による波動は除くが(笑))“トンデモとして一蹴されがちな最先端の科学”との差を、認識することが出来ません。

参考:
カンブリア爆発


チャールズ・ダーウィンは、自己の進化論の中で、生物進化がゆっくりと進んできたはずであることを説いたが、そうであれば、先カンブリア時代からは様々な単純な多細胞動物の化石が出るべきであって、それが出ないことを謎だと述べている。

 ダーウィン自身、自分の理論には欠点があることを知っていたのかもしれません。確かに短期的適応進化について見ればダーウィンの説は正しいのですが、長期的・根本的なスパンで見ると、ミッシング・リンクだらけで、ほとんど科学としては通用しなくなるのですよね。それを思えばダーウィンの進化論でさえ、ほとんど“トンデモ科学”と変わらないレベルだと言えそうです。

参考:
なんでも評点;ロシア沿海州でピンク色の雪が積もる

Posted at 2006/03/13(Mon) 12:17:38

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