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文学・芸術など創作方面を中心に、国内外の歴史・時事問題も含めた文化評論weblog

地球はミニ氷河期へ?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060207-00000021-jij-int

 【モスクワ6日時事】ロシアの天文学者、アブドサマトフ天体観測研究所研究員は6日、太陽活動の停滞から、6〜7年後に世界の気温が次第に低下し始め、17〜18世紀に続く「ミニ氷河期」に入る可能性があると予測した。ロシア通信とのインタビューで語った。今冬ロシアなど欧州全域を襲った寒波も地球冷却化現象の可能性がある。 
(時事通信) - 2月7日9時1分更新

 あまりに簡単すぎるので、詳しい情報を求めて海外サイトを巡回してみましたが、類似した記事は見つかりませんでした。逆にハリケーン被害などの温暖化へ警鐘を鳴らす記事はyahoo!などで見つかりましたが。もちろんロシア圏のニュースサイトもチェックしましたが、だめでした。
 まぁそれはともかく、太陽活動一つで地球の温度は劇的に変化してしまうわけで、氷期に入る可能性というのはいついかなる時でも必ずあると思います。むしろ現在は間氷期といわれ、地球レベルの尺度で見れば、氷期と氷期との短い休息の時間なのだそうです。

ひょうが‐じだい【氷河時代】
地球上の気候が非常に寒冷となる氷期と、現在のような温暖な間氷期とが何万年かの周期で繰り返される時代。先カンブリア時代から現在までに少なくとも三度氷河時代が訪れた。最近の氷河時代は第四紀。大陸上に氷床が急速に発達したり急速に衰退したりするのが特徴。
(広辞苑第四版)

 発掘された化石や地質学などを基に算出された太陽の活動周期によると、現在は間氷期のかなり終わりの方だといいます。ですから“科学的”“統計的”に言えば、現代はいつ氷期がやってきてもおかしくない時期にあるわけです。
 そういえば、地軸にしても必ずしも固定されたものではなく、いつ移動するかは全く予想が出来ないそうです。実に不安定な世界ですが、天変地異は人間だけが惹き起こすわけではありませんから、必ずしも因果律が通用するとは限りません。そもそも因果律で宇宙を考えると、宇宙の誕生についてなど説明の付かないことが非常に多いです。突き詰めると結局“神様”を登場させなきゃならなくなるわけで。

 また、海流の変化一つでミニ氷河期が欧州を襲う可能性があるという研究はあるそうですが、これとはまた別の話ですね。

Posted at 2006/02/07(Tue) 18:38:26

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