ABC(au);New technology could make clean drinking water
「水差しの中に水を入れました。しかし水には砒素が混入されており、人が飲んだら死んでしまいます。さあ、お立ちあい。ここで一つ魔法の粉を混ぜます。しばらく待ってから永久磁石を水差しの底にセット。水差しからコップへ水を注いでみましょう――アラ不思議、注がれたのは綺麗な水です! 飲んでみますよ、ホラ平気です!」
――などと言われたら、大抵の人はインチキだと思うだろう。しかし、そんな魔法の粉がナノテクノロジーによって実現されたという。
これは主に、発展途上国において、砒素によって汚染された水を安いコストで浄化するために開発されたものだという。
魔法の粉の原理を説明すると、この粉が水に注がれると、毒素を吸着する酸化鉄の極めて小さな微粒子を造り、毒素を除去しやすい状態する。
皆さんご存知のように鉄は磁石にくっつく。
そこで、水差しの底にマグネットをセットし、毒素を含んだ酸化鉄を水差しの底に固定し、水差しから出ないようにするわけである。
幾分不安はあるのだが、マグネットを使うという発想が面白い。
なお、ソースがあまりに簡潔すぎる記事だったので、大幅に改変させて戴いた。
Posted at 2006/11/13(Mon) 09:08:57
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