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文学・芸術など創作方面を中心に、国内外の歴史・時事問題も含めた文化評論weblog

2022年3月1日トランプ大統領声明(ウクライナ情勢について)

Desk of Donald Trump;RINOs【共和党の裏切り者】、戦争屋、そしてフェイク・ニュース
第45代アメリカ合衆国大統領 ドナルド・J・トランプによる声明

「RINOs【共和党の裏切り者】、戦争屋、そしてフェイク・ニュースは、私のプーチンに関する発言をあからさまに嘘で誤魔化し続けている。なぜなら彼らは、ウクライナに対して行われているこの恐ろしい戦争は、私の監視下では決して起こらなかったことを知っているからだ。
 プーチンがウクライナの大部分を『独立した領土』と宣言したとき、彼らは全く何もしなかった。ウクライナで今行われている戦争はあってはならないことであり、バイデン、NATO、そして西側諸国が戦争開始を許してひどく失敗したことは人類にとって恐ろしいことである。強さとタフネスを示す代わりに、彼らは地球温暖化のデマを世界の安全保障に対する第1の脅威と宣言し、アメリカのエネルギー独立を殺し、そしてヨーロッパ、アメリカ、そして世界の国々をロシアの石油に依存させるようにした。彼らは歓迎のマットを敷き、ロシアに隙を与えた。
 今、プーチンは彼が望むすべてを手に入れ、ウクライナと世界の他の国々はその結果に苦しんでいるのかもしれない。ひどい話だが、これがバイデンや民主党、RINOの戦争屋が手に入れたものなのだ!」

ドナルド・J・トランプ

 声明を言葉通りに読めばただの反戦メッセージですが、少し穿って読んでみましょう。

 まず、プーチン大統領を抑えていたのはトランプ大統領です。これは間違いない。

our_jorneyb.jpg

 トランプ氏は大統領就任中、エネルギー政策について、独立性を重視するように働きかけていました。

ロイター;トランプ米大統領、ノルドストリーム2計画巡り制裁検討

 プーチンがウクライナを『独立した領土』と表現したことには、ウクライナの分離独立派(親ロシア派)のことも視野に入ります。

BBC; プーチン氏、ウクライナ東部の独立を承認 ロシア軍派遣と「平和維持」を命令

 ロシアのウクライナへの軍事作戦について、その要件の全てにおいてトランプ大統領は在任中から関わっており、悪い事態が起こらないように楔を打ち込んでいた。
 しかし、トランプ・アレルギーのあるリベラル諸氏ははもちろんトランプ政策とは逆の行動をし、その結果ロシアは作戦を開始し、EU諸国は資源でも金融でも首が回らなくなっている。

 また、英国は英国・ウクライナ・ポーランドの安全保障協定を締結したが、英国のボリス・ジョンソン首相は「ウクライナを支援する」と口で言うだけで、実際には何もしていない(イギリス人の真意は京都人くらいでないとわからない)。

Defend News;ウクライナ、英国、ポーランド、緊張が高まる中、安全保障協定を発表

 恐らく、うまくロシアを焚きつけて利用する腹づもりだったのだろうが、現状は、EUの独り敗け状態にしか見えない。ウクライナの劇場型大本営発表などどれほどの人が信じただろう。

ukraine_movie.jpg

 最後の一文……

今、プーチンは彼が望むすべてを手に入れ、ウクライナと世界の他の国々はその結果に苦しんでいるのかもしれない。

 ……という言葉から察するに、実はもう作戦はほとんど片づいているのかもしれない。

 ロシア - ウクライナの経緯について、なぜロシアが攻撃をしかけたかわからないという方には、以下がとてもよくまとめられていて、参考になります。
参考:
Cargo; 99.999%の日本人が知らないロシア・ウクライナ情勢【閲覧注意】

Posted at 2022/03/02(Wed) 15:16:30

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