産経web;中国や東欧諸国が“違法コピー” 偽ロシア兵器が横行
ロシアの日刊紙ブレーミャ・ノボスチェイがケープタウン発で伝えたところによると、ロシア製兵器を大量購入する中国は携帯型の地対空ミサイル「イグラ」のほか移動式地対地ミサイル「スメルチ」など、ロシア製兵器の模造品を多数出品。その性能もロシア製より高く表示されていた。
コピー兵器の横行は製造国誤認の可能性や、権利侵害以外にも、テロ組織への横流しや、軍縮上の問題など、様々な問題をひき起こす。そのため、どこかの企業が独占して製作することもやむを得ない。生産・流通量を調整することで、武器の流れが明確になり、軍事力がそれだけ透明になる。また、武器輸出の停止措置などを執ることもできる。
問題は次。
しかし、中国側は、ロシア製兵器を年間数十億ドルも購入しているのだから、少しぐらい違法にコピーしてもいいではないかという態度をとり続けているのだという。
さすが海賊版王国中国。近年は党によって海賊版が厳しく取り締まられるようになったが、党が自ら率先して海賊版兵器を作っているのだから、どうにもならない。
いくら年間大量に購入していても『少しぐらい』という論理は成り立たない。いかにも中国らしい、といえばその通りなのだが。
日本の隣には、このような理窟を振りかざす一党独裁制の軍事大国があるということは、肝に銘じなければならない。
その数十億ドルを用いて、貧富の格差、貧困問題や、民族問題への解決を努力することはできないのだろうか。
Posted at 2006/09/28(Thd) 08:56:19
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