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文学・芸術など創作方面を中心に、国内外の歴史・時事問題も含めた文化評論weblog

中国で大々的アンチ・カンニング・キャンペーンがはじまる

CBS;Are Chinese Students Cheating by Phone?
 6月には950万人の人が大学入学を受けるそうだが、試験会場に警官を置いたり、人間へ無害であることが確認されれば、携帯電話の電波を妨害する機械を置いたりするそうな。
 中国政府は学歴詐称や、研究結果捏造などの学界スキャンダルに対し、ナーバスになっている模様。今回のカンニング防止策も学界浄化の努力の一つなどとされている。
 試験答案は国家機密であり、その漏洩には3〜7年の実刑が課されるそうな。今月上旬も3人が偽の試験答案用紙をインターネット上において1,000元で売ったことにより逮捕されたらしい。

 ひたすら取り締まりの方向へ向かうのが、いかにも共産主義らしいやり方だと思う。日本ではとてもここまで物々しいことはできないだろう。受験シーズンの記事は救済のことばかりである(それも大いに問題があると思うが)。一党独裁国家だからこそ可能な、脅しつけとも言える。
 ただ、本当にカンニングをしているのかどうか、ということは暴いてみなければ解らない。今まで摘発された分はあくまで氷山の一角に過ぎないかもしれないし、実は全く存在しないのかもしれない。

Posted at 2006/06/03(Sat) 16:43:16

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