I teie nei e mea rahi no'ano'a

文学・芸術など創作方面を中心に、国内外の歴史・時事問題も含めた文化評論weblog

またまた露骨な偏見記事が……

 先日の党首討論は、やや麻生が優勢か引き分け(どっちもどっち)だったと思うのですが……。いざ報道記事を読んでみると、マスコミは鳩山圧勝などと何が何やら、意味がわかりません。俺の頭がおかしくなってしまったのか、それとも記者やコメンテーターは目が節穴なのか、はたまた別の問題か。
「面倒だから実際の党首討論は見ない(でもワイドショーは見る)」
という主婦層は、こりゃさすがに騙されてしまうんじゃないかな……。酷いのになると、未だに『漢字の読み間違い』の問題を持ち出してくる(他に叩けるものがない、何よりの証拠でもあるけれど)始末ですし。ねぇ、これが先進国の報道なんですって……。

 しっかりした(難しい言葉で言うと文化的教養と充分な資産のある)社会的地位のある人と直接会って話しをしてみても、今の報道は「どうも首をひねる」そうです。「麻生は確かにバカだけれど、それでも報道は明らかに偏っている」とのこと。
 やっぱりわかる人が見ればおかしい、と気づくわけですよ。いや、誰でも気づかないと本当はおかしいんですけれど、日本人はあまりに騙されやすい……。

 それどころか、民主党が政権を取ったらどうなるか、についてほとんど見当たりません。外国人参政権や子育て支援金(どこから予算持ってくるの?)くらいですかね。
 とにかくろくに提示しないで、バカの一つ覚えみたいに「一度でも政権を、政権を」と繰り返すのは、何か取り返しのつかない法律か制度を成立させるためなんじゃないかと勘ぐってしまいます。
 鳩山氏は統一教会の教義みたいなこと言ってますし、おまけに社民党と連立構想なんて……。万が一にもアメリカと安保が切れたら、それだけでもう日本は空爆を受ける可能性が非常に高いわけですから。
 恐らく、数年中に北朝鮮によって戦争が引き起こされます。そうなったときに、非現実的な軍事放棄を掲げる政党に政権を握っていてもらっては、国民として大変困ります。
 どの政党が政権を握っても日本から戦争へ出向くことはまずあり得ませんが、(たとえば北朝鮮から)攻められたときにアメリカと協調するか、孤立無援で防衛するか、はたまた無血開城するかどうかはその時の政権次第です。

 せっかく地デジを導入するんだし、イタリアかどこかの国みたいに国営放送を3〜4チャンネル分作って、それぞれに明確な政治色で分けた方がいいんじゃないですかね。
「誰かが全く正反対の事を、正しいと言っている」状況が、日本の報道にももっと沢山あっていいと思うんですよ。
 日本は政治腐敗・報道腐敗・衆愚政治と、三拍子揃ってしまってますね。国民としてはこれからが思いやられます。

Posted at 2009/06/19(Fri) 11:51:51

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