6/6、最終日の一日前に阿修羅展を見に行ってきました。もう会期は終了していますので、次に見られる機会は恐らく50年も後でしょうね。
ここがお寺だったら拝む人も沢山いたでしょうけれど、博物館の中で拝む人はさすがにいません。
かく言う私も「この関節の構造だと動かせないよなぁ」「この比率は人間の比率じゃないよなぁ」などと、野暮な見方はしましたけれど、神仏を前にした気分というのはありませんでした。いかにも博物館的な見方とでも言いましょうか。
やはり、祈りには適切な場所と雰囲気というものが必要です。どうしても造形ばかりに目が行ってしまって、博物館では、祈れません。
Posted at 2009/06/09(Tue) 16:49:52
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