作品、及びブースの写真は一切撮影しませんでした。特に作品の画像については、権利上の問題よりも、照明などを色々と工夫しなければ、作品の良さは写真に写り込んでくれません。後で見て、ガッカリするのはいやですからね。そのくらいなら、最初から撮影しない方がいいのです。
順番は、私がメモを執った通りに並んでいます。人の多いところは飛ばしたので、ブースの並び順というわけもないです。何度も同じところを歩いてみて、眼に留まったもの・印象的だったものをメモしました。
- ロッカクアヤコ:ロッカクアヤコ作品集
何も私が紹介するまでもないのですが。絵柄の存在感が凄い。
例えばコマーシャル画像に使われていたら眼につかずにはいられないし、何かの商品の絵柄だったら手にとってみたくなるかもしれない。商品としては強力な武器となりそう。 - もんちほし:もんちほし
インパクトが強かったです。ネットで画像を見るのと、遠くからブースを見るのでは全く印象が違います。頭で電球が光ったので、和紙から構図の良いものを2枚択んで買ってきました。
ただ、ケチをつけるなら、アート的クオリティの作品と、漫画的クオリティの作品とが混在している。漫画の1コマと、アートの1枚とでは意味が全く違いますから。いい作品は物凄くいいのですが、ぱっとしない作品はとことんぱっとしない感じです。 - 岡馬勲:アトリエ人形倶楽部
ビスクドールです。
ビスクドールには、以前新聞広告で一目惚れしそうになった経験がありますが(笑)、これは凄い。生きて見つめられているような気持ちになる。このレベルに達すると、人形も『語る』ようになるのですな。
クオリティの高さももちろん、見る者を魅せるテクニックもちゃんとしているからこそ、だと思います。ただの職人ではない、と。
吸い込まれるように見入っていたら、作者様から声を掛けられたので、逃げてきましたが。(笑) 左から2番目にあった、東洋風のドールが特に気に入りました。ん十万円しますので、お金持ちになった暁には買いたいものですが。
画像;銀座人形館、招き猫 - 猫人形めがみ:猫人形 めがみ
こちらもビスクドールなのですが、どうにも見せ方が悪いなー、と。作品が雑然と並んでいて、どう見たらいいのか解らない。作者の見せたいものが一体何んなのか解らなかった。見せ方一つで作品の印象は大きく変わるので、その辺の工夫が必要。 - もちだちあき:●●● Mitil ミチル ●●●
こういう、マンデルブロ集合みたいな絵柄って苦手なのです。いい意味で。(笑) こういう絵を解説する能力はありません。
ポストカードも買おうと思いましたが、なんだかタイミングが合わなかったようなので、買えませんでした(忙しそうだったり不在だったり)。 - ふくしげみさこ:GEISAI PHOTOLOG
動物耳ってあまり好きではないのですが、悪くない印象でしたので。
習作に描かれている人物にインパクトがあったので、しばらく眺めていたら、こちらを振り返った作者と、絵の人物とが全く同じ顔だったので、妙にドキッとしました。
単に同じ顔というだけでなく、作者の持つ雰囲気がそのまま絵に込められているのだな、と。
今までセルフ・ポートレイトと作者を並べて見ても、そのような奇妙な感覚に陥ったことが無かったので、これも才能の一種かもしれません。
ところで、うさみみが一パイ置いてありましたが、あれは売り物だったのでしょうか……。
あまり縦長のアーティクルになっても困りますので、1日ずつゆっくり更新していきます。因みにオタクアイドルやハードゲイなどには興味がなかったので、全然見ていません。よってスルー。
Posted at 2006/09/19(Tue) 10:55:45
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この記事へのコメント
「猫人形めがみ」より
はじめまして、猫人形めがみです
こちらもビスクドールなのですが
と記事にありましたが、ゲイサイに出展した作品は、すべて粘土製であり、ビスク(磁器)ではありません。
ビスクに見えたなら、見せ方が悪かったもんで(笑)
Posted by 猫人形めがみ at 2006/10/07(Sat) 22:03:23
ありゃりゃ
はじめまして。
こりゃどうもすみませんでした。思い込みですわ。ビスクの字を消しておきます。
それはそうと、当日は猫のお出迎えありがとうございました。ああいう愉しいのはそちら様だけでした。
Posted by 紫陽 at 2006/10/08(Sun) 08:44:37
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