I teie nei e mea rahi no'ano'a

文学・芸術など創作方面を中心に、国内外の歴史・時事問題も含めた文化評論weblog

中共のほころび

http://blog.goo.ne.jp/kitaryunosuke/e/18122f21a01a1200aaa6acf68f488843


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051205-00000007-san-int


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中国、ネパールに軍事支援 主導権めぐりインド牽制
【北京=野口東秀】中国がチベット自治区に接するネパールへの軍事支援に乗り出していることがわかった。西側軍事筋が明らかにした。今年二月、ネパール国王の強権発動にインドが反発、武器供与を見合わせた間隙(かんげき)をついた形だ。軍事支援の背景には、周辺地域での主導権をめぐり争うインドを牽制(けんせい)し、チベット亡命政府のネパールでの影響力を薄める狙いがあるとみられる。
(産経新聞/yahoo記事より)
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 さてさて。これは短期的に見れば抜け目のない政策のように見えるが、長期的に見れば間違いなくほころびだと思う。軍事国家は軍事活動によって自滅するのが世のならわしだ。もちろんそれは軍事支援によっても成り立つ。
 これから先、中共は軍事的、外交的、内政的に数々のほころびを生みだすことは間違いないし、現在も猛烈な勢いで生みだしている。そのほころびが極限に達したとき、中共は瓦解するだろうが、家が崩れる時には必ず地揺れがするように、その衝撃は大きく、当然日本にも影響の波及することは間違いない。
 その時のためにやっておくべきことは親中政策ではなく、むしろその周辺のアジア諸国と友好を深めることだ。現在の親中政策は中共をターゲットにしており、中共が崩壊すれば全く無意味のものとなる(例えばしきりに靖国靖国と言うが、一般人は案外けろっとしているもので、あれは中共・韓国政府・一部団体による虚像だ)。そして中共を経ずして中国人民へ直接訴えかけるすべは無い。全ての情報は双方向的に歪められている。
 中国という大国、そして中共という禿鷲のようにしたたかな組織を相手にするためには、その外堀を完全に埋める必要がある。もし日本が先頭に立って中共を追いつめ、そして中国における本当の民主化の実現に一助できれば、世界の日本を見る眼も随分変わると思うのだが……。

Posted at 2005/12/06(Tue) 10:02:56

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