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ウクライナのトーチカUがドネツク人民共和国(親ロシア)の民間人しかいない市街地を攻撃した紛れもない証拠

 トーチカUは古い装備で、現在のロシア軍ではイスカンデルに更新され、既に使われていません(親ロシアの同盟国では使っています)。

 インタビューを受けている女性の言葉は、建物が倒壊したかと思ったような爆発の衝撃の強さについて語っています。

dnetsk1.jpg

 ロケット弾のシリアルナンバーまでくっきり。
donetsk2.jpg

donetsk3.jpg

 これだけ映っていれば、どこの装備なのか証明になるでしょう。

 問題の場所ですが……

donetsk4.jpg

 画像からわかるとおり、ドネツク市の様子です。ドネツクは親ロシアで、独立し、ロシア軍と共に戦っています。

 場所はGoogleMapで簡単に場所を特定できます。

harmonia_thum.jpg


 地図ではまだウクライナ国となっていますが、既にドネツク共和国として独立申請中です(国際法上、国家の独立は申請時に第三国が承認した時点で認められる……この場合はロシアが承認したので法令上は既にドネツク人民共和国です。弱小国が植民地支配から脱する場合のため、敢えて手続きは簡素なものにされています。『私はラブリーガル』というドラマでわかりやすく解説されています。理論上は一般家庭でも国家として独立できる)。

 なお、メディアによってはこのウクライナによる攻撃を、ロシアによるウクライナへの攻撃と報道しているものがあります。

また、大気汚染データも置いておきます。

dnetsuk_mar_15_thum.jpg

ドネツク市のデータはないのですが、少し東へ行ったところの観測値で、ちょうど攻撃のあった時間帯にピークが出ています。

Posted at 2022/03/18(Fri) 23:32:28

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