ABC NEWS ONLINE(AU);Chocolate-eating bugs provide fuel of the future
砂糖を分解することで、水素を供給できる細菌がいるそうです。
イギリスの科学者が、大腸菌バクテリアに不要なキャラメルとヌガーの混合物を希釈して与えたところ、細菌はhydrogenaseと呼ばれる酵素を使って、砂糖をたらふく食べるとともに、水素を作り始めたそうです。
水素は燃料電池を駆動させるために使われたそうですが、それは小さなファンを駆動させるのに充分だったそうです。
不要なチョコレートは、菓子会社から廃棄される代わりに水素に変えられ、そして工場を稼働させるのに役立つし、電力会社に販売することも可能であろう――ということだそうです。
他にも同じバクテリアに、古い自動車の廃液を食べさせたりなど細菌利用の研究は進んでいるようで。
それにしても……砂糖を原料に電力を生み出すのは、生産効率が悪い気もするのだが……。
石油が無くなった後の未来はどうしても想像できない。燃料だけではなく、化繊もペットボトルもプラスティック容器も存在しないわけだ。ペットボトルこそは無駄の骨頂と思うのだが……。
話が逸れるが、石油なんかで造った容器に食い物や飲み物を入れて、平気で食べられるのが私はいつも不思議に思う。
Posted at 2006/06/01(Thd) 08:58:30
オカルト・心・科学 | コメント(6) | トラックバック(0) | この記事のURL
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