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文学・芸術など創作方面を中心に、国内外の歴史・時事問題も含めた文化評論weblog

第136回芥川賞

東京新聞;芥川賞 青山七恵さん

 おめでとうございます。

 しかし、ファンの方も予想していなかったでしょうね。もちろん、私もです。

 アップロードはしませんでしたが、実は候補が決まった直後、こんなテキストを書いていました。
〜・〜・〜・〜・〜

第136回芥川賞予想
yahoo!/時事通信;芥川賞、直木賞候補作決まる

 こういう予想というのは好きじゃないんですが、ついうっかりやってしまったものは仕方がないです。

 お馬さんはやらないので記号の意味はよく知らないのですが、こういうことをしているサイトが多いので、追随して競馬新聞っぽく予想してみました。

  青山七恵「ひとり日和」
▲ 佐川光晴「家族の肖像」
○ 柴崎友香「その街の今は」
  田中慎弥「図書準備室」
◎ 星野智幸「植物診断室」

(◎―本命 ○―対抗 ▲―穴)

 印をつけた三作品については、本命が付けがたいです。

 星野智幸……それほど文章は好きではないのですが、話題性もありますし、独特の世界観を持った作品は充分評価に値します。ここで売りに来る可能性が。
 柴崎友香……この調子ならそのうち受賞するのは間違いないです。今回受賞しても文句は出ないでしょう。
 佐川光晴……どれだけ面白くても、この手の作品を書く人は、やはり芥川賞は取りにくいようです。
 田中慎弥……候補作は知りませんが、「冷たい水の羊」であまり感心しなかった。
 青山七恵……うーん。芥川賞の基準と面白さの基準はまた別ですけどね。どちらにしても、もう少し作品を書いてからでしょう。

直木賞はよくわからないです。

〜・〜・〜・〜・〜

 ものの見事に予想が外れました。

 石原慎太郎が推す作品で、私が納得したことはありません。(笑) やっぱりあくまで芥川賞の基準なんだなぁ、と。

Posted at 2007/01/17(Wed) 10:02:57

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