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文学・芸術など創作方面を中心に、国内外の歴史・時事問題も含めた文化評論weblog

ミイラと古代エジプト展

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 去る12/13(wed)、ミイラと古代エジプト展を見に、上野公園にある>国立科学博物館へ行ってきました。
 3D映画のためか、完全時間予約制でした。12時から入場のチケットでしたが、12時を少しまわった程度で会場入りしてしまったため、20分以上待たされました。定刻五分前には入場しておかないと、無駄な時間を過ごすはめになります。

 今回のミイラは「ネスペルエンネブウ」という名の神官のものでした。紀元前900年頃、第三中間期の頃だというので、比較的新しいミイラです。保存状態も最も良い部類に入ります(すみません、特に蘊蓄はありません)

 入場すると、さらに5分近く立たされてから、3D映画を強制的に観せられます。
 なんというか、やたらとパースのかかった映像が用いられていて、ちょっとうざったかったです。途中から「その角度は見飽きたからもういいよ」と言いたくなりました。
 テクノロジーを見せつけるためなのか、無駄にカメラが移動するので、3D酔いしやすい方は要注意です。画面が横長なので、うっかり前の席に座ってしまうと、画面の両端が見えなくなりますので、比較的後ろ側に座った方が良いみたいです。

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 しかしこんなメガネを装着していて見ていたかと思うと、軽く自己嫌悪に……。(笑) 内容も、ちょっと騙されたような気分です。

 展示品の方はそれなりに充実していました。人のミイラあり、神を暗示した動物のミイラあり、装飾品あり。やはり、間近で見ると、違います。もちろん、ちゃんとした実物。ただし、ロゼッタ・ストーンはレプリカでしたが。
 特に宝石など、貴金属の美しさに心惹かれました。金はこれだけの時間を経てもほとんど色あせることがないし、ラピスラズリと紅玉随も美しいままでした。
 しかし、最も綺麗に見えたのは、当時のガラス。今では全く珍しいものではありませんが、当時は貴重品。皮肉なものです。

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 記念品としてアンクのキーホルダーを買ってきました。これがミュージアムショップの中で最も無難な選択。棺のカンペンや、ミイラのミニチュアってどうしようもないような……。ネタにはなるけれども、はっきり言って、怖い。

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Posted at 2006/12/23(Sat) 12:17:05

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