I teie nei e mea rahi no'ano'a

文学・芸術など創作方面を中心に、国内外の歴史・時事問題も含めた文化評論weblog

Super-MPU(追記)

s-mpu


 たまには日記風のものも。
 昨日は一日中シンセサイザーでシーケンスした楽曲を、SMF化する作業をしていました。ウチでは未だにKORG N264がメインのシンセなのですが、衝撃でディスクドライブを壊していて、その部分を空っぽにしているため、全てをMIDI経由でやりとりしています。

midiダンプ


 楽曲データはバルクダンプによって、ノートPCに保管してあります。楽曲データだけでなく、音色データなど、様々な情報を保管しておくことができます。使用しているソフトはこちらのバルクダンプなのですが、現在ダウンロードできないようです。
 しかし、このバルクダンプファイルはあくまでシステム・エクスクルーシブ・メッセージですので、直接midiファイルを生成することができません。一旦シンセへ読み込ませて、シンセに演奏させたデータをPCで受信する必要があります。

 そこまでは別に苦労しませんでした。

 問題は最終的にマスターアップするための受信ソフトが無かったことです。Cherryや、Music Studio Producerなどは、マルチトラッカー機能を備えているのですが、1CHずつの録音です。
 マスターアップに不可欠なクロック同期もできません。TSEQというシェアウェアが対応していましたが、バグのせいなのか、すぐに強制終了してしまいました。
 そもそも、USB経由では、負荷が重くて、ダメなのかもしれません。一瞬でも遅延が発生すると、midiファイルとしては致命的な欠陥になりますので。

smpuplyw。ディスプレイ撮影をミスった


 Roland社製のSmpuplaywというソフトなら、つつがなく全チャンネルを録音+クロック同期できるのですが、いかんせんSuper-MPU専用ソフトです。廉価なUSB-midiコネクターも入手してあるのですが、そちらにはソフトウェアが付いてきませんでした。


 結局、未だにRoland社製初代Super-MPUが現役ということに。
 ウチのPCは、これを使うためだけに、わざわざISAボードのついている、三世代くらい前のマザーボードと、Windows98SE(通称せっちゃん)を使える状態にしています(win2kにはドライバーが用意されていない)。

 ただ、他のハードは当然新しいわけで、Windows9x非サポートだったり、相性が悪かったりします。サウンドカードのonkyoSE-120とメモリ割り込みが競合していたせいで、Win98seが起動してくれない。設定に5時間もかかりました……。サウンドカードのDOSエミュレーションなどという使いもしない機能と被っていただけなのですが、結局サウンドカード全てを使用不可にしなければ、稼働しませんでした。
 最近はこういうこともなかったので、妙に新鮮な気持ちになりましたが……。

----(12/26 追記)----
 Super-MPUをWindows2000で扱えないと嘆いていたのですが、個人様が互換ドライバーをフリー公開されていました。
S-MPU Driver for NT4.0
 以前使ったときはなぜか使えなかったのですが、今回試したらドライバが認識されました。

smpunt.jpg


 ただし、ソフトウェアは扱えないので、どこかから使えるソフトを探してこないといけないのですが……。
---------------

Posted at 2006/12/21(Thd) 18:58:19

音楽 | コメント(0) | トラックバック(0) | この記事のURL

この記事のトラックバックURL ->

↑ページの先頭へ

この記事へのトラックバック

「Super-MPU(追記)」へのトラックバックのRSS

この記事へのコメント

名前

E-mail(※スパムトラップですでの何も書かないでください)

コメント


コメント本文以外は全て入力不要です。

Super-MPU(追記)へのコメントのRSS