I teie nei e mea rahi no'ano'a

文学・芸術など創作方面を中心に、国内外の歴史・時事問題も含めた文化評論weblog

1月に買った本

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内訳:
『とりかえばや物語』          :210円
『マンスフィールド短編集』       :210円
『カポーティ短編集』          :210円
ライアル・ワトソン『アースワークス』  :210円
スティーブンソン「ジキル博士とハイド氏」:210円
村上春樹『レキシントンの幽霊』     :210円
イプセン「人形の家」          :105円
シュトルム『みずうみ 他四篇』     :105円
J・J・ルソー『人間不平等起源論』   :210円
宮崎学『突破者 それから』       :105円
星野仙一『夢』             :105円
『わたしたちの皇室 平成11年秋号』   :2,500円
 
合計12冊               :4,390円 

村上春樹『レキシントンの幽霊』
 ブックオフなのに、インクに粘りがあるなど、なぜか読んだ形跡の見られないくらいの美本。(笑) 中高生が親からプレゼントされた本を売り払ったものと予想。
 で、ちょっと読んだ限りでは普通に面白い。村上春樹の神髄は、イライラするくらいにやたら計算高くもったい付けた長い小説よりも、すっきりした短編にあると思う。
 因みに作品の長さを伸ばしたり短くしたりと、修正加筆されたものが多いそうだ。
「レキシントンの幽霊」(文芸誌掲載当時よりも長いバージョン)「緑色の獣」「沈黙」「トニー滝谷」(長いバージョン)「七番目の男」「めくらやなぎと、眠る女」

『とりかえばや物語』中村真一郎訳
とりかえばやものがたり【とりかへばや物語】
物語。四巻。作者未詳。現存本は平安末期の作を改作したものという。或る貴族に男  女の子があり、男は容貌・性質が女のようで、女は男のようであったので、父は「とりかへばや」とて、男を女に、女を男にして育て、二人とも成長ののち仕官したが、種々の不都合が生じて、姉弟その本性の姿に戻って栄えたという筋。【広辞苑第四版】

「ジキル博士とハイド氏」海保眞人訳 岩波版
 中学時代に読了していた気がしますが、中島敦を研究するついでにもう一度読んでみようかと。あと、翻訳物は訳者によってだいぶ違うので、そういう意味でも。

シュトルム『みずうみ 他四篇』
 全く読んだことが無いので。

『カポーティ短編集』
 「ティファニーで朝食を」の人。ちょっとは現代的にお洒落になろうかと。

『マンスフィールド短編集』
 作者が早逝だったのに惹かれて。

イプセン「人形の家」
 マンスフィールドの「人形の家」に合わせて。(笑)

J・J・ルソー『人間不平等起源論』
 ジャン・ジャック・ルソーの本ってちゃんと読んだことがありませんので。
歴史上では知っていても、作品をちゃんと読んだことのある人の少ない人の好例。

宮崎学『突破者 それから』
 うーん。『突破者 上巻』が一番面白かったと思う。

星野仙一「夢」
 考え方は非常に偏っているんですが、参考になるところはあります。大したことのないことでも、この人が言うと引き込まれる。多分これは文字からカリスマがあふれ出ているから。もちろん、執筆したのはゴースト・ライター(口述筆記)だろうが。
 ノムさんが言葉で語るところを、この人は背中で語ることが出来る、というか。

『わたしたちの皇室』秋篠宮家特集
 秋篠宮眞子内親王殿下目当てであることは……。orz 平成18年の皇室カレンダーもしっかりゲットしてあります。ああ……。

※二重括弧(『』)は本の名前、単括弧(「」)は作品名、または一冊一作もの。

Posted at 2006/02/01(Wed) 14:48:44

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