内訳:
ダライ・ラマ自伝 文春文庫 :210円
柳田国男全集20 地名の研究 風位考ほか:105円
フランス文学案内 岩波文庫 :210円
青春はうるわし 岩波文庫 :105円
フランス短編傑作選 岩波文庫 :315円
エッセイで楽しむ『日本の歴史』 :210円
寺山修司「両手いっぱいの言葉」 :210円
谷川俊太郎『夜のミッキー・マウス』新潮 :1,575円
旧約聖書外典 上 講談社文芸文庫 :1,103円
旧約聖書外典 下 講談社文芸文庫 :1,103円
ニュートン7月号 量子論特集 :980円
ニュートン8月号 巨大恐竜特集+量子論2:980円
(以下、追加分)
志ん朝の落語2 ちくま文庫 :550円
世界名画の旅5 ヨーロッパ北部編 朝日 :400円
合計8冊 :8,058円
『ダライ・ラマ自伝』 文春文庫
以前図書館で読了したもの。これは資料的価値が大きい本なので、手許に欲しかった。新刊で欲しかったが、相変わらずの貧乏なんでブックオフで買うことになったが……。
ダライ・ラマという特別な位置にある人間の幼年時代から青春時代にかけてを包み隠さず語っている様子はとても参考になる。生き仏ともあろう方が、少年時代は群衆に向けて唾を吐きかけたり、食べ物を捏ねて作った兵器を使って戦争ごっこにふけっていたのである。(笑) 中共による侵略についても、決して被害意識からヒステリックになるのではなく、公正な視点で書かれている。さすがノーベル平和賞を貰うだけのことはある。
現ダライ・ラマが崩御されたとき、正しく理解し、なおかつブロガーなら記事にする上で必ず必要になる資料なので、報道されてから慌てて付け焼き刃するのではなく、今からゆっくり勉強しておくことをオススメする。
フランス文学案内 岩波文庫
学校で使う資料として。文学に関係のある人物を一人一人挙げているので、データベースとして役に立つ。もちろんデータベースとしてはインターネットには敵うはずがない。しかしネットの情報は制作者の思い込みや勘違い、または単純な打ち間違いもあるので、この本は裏取りとして使うのがいい。それが現代の権威ある出版社の本として正しい姿と言えると思う。
内容は、というと……
こんな工合である。(笑) 敢えてコメントはしない。
今から買うのなら文庫版がオススメ。
ニュートン7月号 量子論特集
私はこれまで色々な量子論・量子力学の本を読みあさってきたが、ここまで解りやすい本ははじめてだった。――いや、少し簡単すぎて読者に誤解を与える面もあると思うが。
ともあれ、外観だけをさらっと掴んでおくのに、これほど最適な本はない。ついでに量子論・相対性理論ともに、証拠を提示することよりも、いかに論を大事にしてきたか――ということも実感して欲しい。
内容は大体このような感じ。
これなら直観的に理解できる。小学生だって理科の基礎知識さえあれば、理解できるだろう。
SF作家、オカルト好き――そうした人にもお勧めである。
ニュートン8月号 巨大恐竜特集+量子論2
付録のポスターの大きさに驚いた。これは恐竜好きの小学生男児にプレゼントすると株が上がること間違いなし。(笑) 量子論についての記事はほんの少しだけ。それほど重要な項目でもなかった。
3〜4冊ほどレビューを飛ばしたが、続きは次回ということで。
7/5追記:
2冊、一覧に書き忘れていた分があったので、加えました。レビューは後ほど。
Posted at 2006/07/04(Tue) 18:26:42
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