I teie nei e mea rahi no'ano'a

文学・芸術など創作方面を中心に、国内外の歴史・時事問題も含めた文化評論weblog

12月に買った本


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 先月はちょっと数が多かったので少し遅くなった。既読本が多く、中には既に所持している本もある。
 
内訳:
星新一『きまぐれエトセトラ      :105円
村上春樹『螢、納屋を焼くその他の短編』:210円
古典『伊勢物語』           :105円
アインシュタイン『相対性理論』    :105円
フロイト『夢判断 上』        :210円
山口敏太郎『世にも不気味な都市伝説』 :210円
夢枕獏『陰陽師 生成り姫』      :210円
シュリーマン『古代への情熱』     :105円
小倉芳彦『入門史記の時代』      :600円
司馬遷『史記列伝1〜4』(岩波版)  :送料込2000円くらい
『略・画・集』            :210円
『世界名画の旅2 フランス編』    :210円
日本探偵小説全集『夢野久作集』    :送料込600円
日本探偵小説全集『名作集1』     :630円
怪奇・伝奇時代小説選集9『牡丹燈籠』 :590円
 
合計15冊              :6,100円 

 
 ばんざーい、ばんざーい。六千円オーバー。本の予算は二千円ほどなので、その三倍もある。正直、買いすぎ。こんなに使っていたなんて知らなかった。さて、少しばかり補足をしておくと……
  
 星新一『きまぐれエトセトラ』はエッセイ本で、実はこれで三冊目の所有になる。一冊目は神田の古本屋で1,500円で購入、以降ブックオフの105円コーナーで発見次第確保しているというわけだ。別に古本屋を経営しているわけじゃないのだから、何も本の価値に拘る必要など無いのだが……。ところで、1,500円で購入で購入した本が一番状態が悪く、読むのに困る。やはり初版本はそんなものなのだろうか。
 『史記』の5巻が無いが、古本屋の欠品によるもの。送料の方が高かった罠。資料としてどうしても手許に必要だったので、仕方がなかった。結局5巻は必要無かったのだが……。
 『世にも不気味な都市伝説』はかなり下らない本だが、話のひきだしを増やすために購入。立ち読みでも良かったのだが、いかにも都市伝説といわんばかりの記述法と文章のリズムを身につけたいので。
 『略・画・集』はカット集で、写したりトレースして利用するのに便利。『世界名画の旅』は名画にまつわる場所の写真と共に解説が収められているという、知ったかぶりには実用的な本。
 『夢野久作集』はドグラ・マグラ目当て。図書館で数回借り出しては読んでいるのだが、しかし一度も通読に成功したこと、内容を完全に理解できたためしがないため、思い切って購入してみた。『名作集1』は芥川や大谷崎の作品などが収録されており、看板に偽りナシである。面白そうだから買った。
 最後に『相対性理論』は哲学用。どんな立派な理論だろうが、本にしてしまえば105円の価値しかないのである。あっはっは。

Posted at 2006/01/02(Mon) 21:12:13

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