I teie nei e mea rahi no'ano'a

文学・芸術など創作方面を中心に、国内外の歴史・時事問題も含めた文化評論weblog

コンビニ深夜規制について

 そろそろ熱も冷めたころかなー、と思って書いてみます。

 コンビニ深夜営業規制ですが、実は完全に反対というわけでもなかったりします。今回の内容には賛成できませんけどね。

 仮に私が提案するとするなら
「フランチャイザ(コンビニ本部)による24時間営業強制の撤廃」
です。

 フランチャイズ側の自主性に任せれば、自然と必要な店だけが深夜営業を行って、不必要なお店は文字通り7-11営業になるでしょう。

 深夜っていうのは深夜手当分の人件費がドンとかさんで、一方の収入はガクッと落ち込みます。
 かなり多くの24時間営業コンビニが深夜帯に赤字を出していますので、バイトは置かない傾向にあります。人件費を節約するにはオーナーか、その家族が出勤しないといけません。

 しかし、過労、オーナー高齢化により、その節約も厳しくて
「深夜は店を締めたい」
というかなり切実な要望が出ています。

 一方の大手フランチャイザは店の看板にこだわって、その要望を突っぱねてます。

 営業時間をフランチャイズ側の自主性にゆだねるだけでかなり違うと思います。そうすれば深夜帯にやっていて欲しいコンビニは自然と深夜営業が行われ、1時間に10人も来客のない、どうでもいい店だけが閉店することになります。

 必要な分だけ営業するわけですから経済的にも資源的にも、無駄がありません。

 極端な規制を行うのではなく、自然に任せたらいいと思うのですよね。なんでこんな当たり前のことが実現できないのだろう。

 変にエコエコエコエコ言うから話しがおかしくなってくるし、賛成派と反対派で対立が過熱してしまうのですよね。ニーズのあるものはそのまま残して、不必要な供給を絶つのが一番だと思います。


 どうしても規制したいのであれば一定の条件を設定して、それをクリアしたお店だけ深夜営業可とすればいいかもしれません。それはお店側にとっても有意義なことです(楽して儲けていたバイトが泣きを見るだけです)
 いつも割を食わされるのが権力の無い側で、権力側(フランチャイザ、政治家両方)はメンツばかりを気にして現実を見ない……というのは困りものです。


 とはいえ、いかに売れてなくて、商品がろくになくても、自分ちの近くが閉じると不便なんですよねぇ。

Posted at 2008/07/21(Mon) 13:15:58

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