未だにメインPCは鱈セレ1.4Ghzを使っているのですが(ゲーム用PCではCeleron Dです)、SDRAMの値段は相変わらず512Mbytesで約9千円という状態なので、今まで128M*2 + 256M = 512Mbytesという環境でした。
いくらWindows2000とはいえ、少々ストレスを感じます。
どうにか改善できないか悩んでいたところ、先日2千5百円ほどでジャンクメモリを入手しました。
メモリが正常動作しているかどうかはmemtest-86(日本語解説サイト)を用いて調べることができます。
イマドキのPCならISO形式をダウンロードしてCD-Rに焼くのがお奨めですが、稀にライティングソフトがISO形式をサポートしていないか、または非常にややこしい場合があるので、そういうときにはDeamon toolsで仮想イメージを読み込んで、CD複製すると簡単です。
メモリとは非常に不思議なもので、メモリスロットの場所を変えたり、単体ではエラーが出ても他のメモリと並びを変えるだけで正常動作することがあります。
考えられる原因
1.マザーとの相性
メモリの並び順や
メモリスロットを変えるだけでもなぜかOKな場合があります。
2.他のメモリとの相性
並び順を変えてみる。
3.導通不良
接点復活剤を用いれば直ります。
ゲームパッドを修理した経験のある人なら解ると思いますが、
肉眼では一見綺麗なように見えても、導通不良は発生します。
4.微細なゴミによるショート
ぶっちゃけ水洗いすれば直ります。
ただし、一見乾燥しているように見えても
チップの下が濡れたままの場合があるので、
エアダスタ等を用いてしっかりと水気を飛ばしたうえで
最低でも三時間以上は自然乾燥させます。
5-5-6を使うのもいいかもしれませんが、
油でギトギトになります。
5.メモリチップそのものの不良
これはもうゴミです。
OS転売などでは抱き合わせ用によく利用されています。
極論ですが、体感的にはメモリ不良のおよそ8〜9割は相性または導通不良だと思います。
もちろん、もともとのメモリチップが粗悪品の場合は別です。今回、問題を起こしているメモリは一枚だけなのですが、メモリチップが韓国製でした。少なくとも私の体験では韓国製は一番のトラップです。手許にあるものでは、TOSHIBA製が最も不工合が少ないように思います。
さて、購入したジャンクメモリですが、はじめはこの画像のようにエラーを吐きまくっていました。
長年放置されてきたメモリだという情報があったので、水洗いをしたのちSETTEN NO.1塗布して、再度メモリテストを実行したところしたところ……
このように、序盤からボロボロになるようなエラーの発生は抑えることができました。接点だけでも随分違うのかもしれません。
自作PC初心者なら「ダメだこのメモリ」と言って捨てるところでしょうが、接点回復や、コンデンサ付け替えなど、いわゆる修理ができるようになると途端に面白くなります。
ただ、PCの場所を動かしたりなどしたところ、(最後までやって)20個ほどエラーが発生するようになったので、結局128M+256M+512M=896Mbytesで運用しています。
Posted at 2007/04/18(Wed) 14:19:26
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