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壊れたpsdファイルを読み込む方法

 CS3などででかいフィルターを弄った後、もう一度読み込もうとしたら「psdファイルの末尾が切れています」または「これはphotoshopのファイルではありません」と出てしまうことがあります。
 焦ってペインターやGIMPなどを使って読み込むのですが、『Unexpected end of file while reading 'layer extra data block signature' chun』などのエラーが出て読み込めません。
 psdファイルというのはどうやら統合後の画像(全てのレイヤーを統合した後の画像イメージ)の次に、レイヤー毎の画像データを保存しているらしく、破壊されているのは一部のレイヤーのみのようです。
 この場合、統合後の画像だけをサルベージすることは可能です。adobe Illustrator(筆者は8.0Jしか持っていません。使うことがないので。仕事用のデータが壊れてダメモトで試してみたら読み込めました)はPSDファイルのうちレイヤーのデータを取り扱いませんので、こいつで統合後のイメージのみ読みとることは可能です。

 イラストレーターで問題のpsdを読み込んでから、そのまま『データ書き出し』を選ぶだけ。ただし、Illustratorはあくまで印刷向けのツールですので、画像の大きさが変わってしまいます。元の作業サイズへリサイズを行いましょう。
 最近はコラージュの巧い人も増えましたし、統合後のデータから、パスなどをうまく使えば復旧できるでしょう。未乾燥の水彩レイヤー?……あきらめましょう。いっそのこと1枚レイヤーのみで描くトレーニングと割り切ってもいいと思います。仕事用じゃダメですけど。

 ただし、レイヤーの復元はどうやっても無理のようです。親切な人がサルベージツールでもリリースするのを待ちましょう。

Posted at 2010/08/14(Sat) 14:55:20

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