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交通事故で生きたまま袋に入れられ、後日脳死判定されたアメリカの俳優アン・ヘッシュ -人身売買に反対し、亡くなった俳優一覧

共同通信; 米俳優ヘッシュさん脳死に 交通事故、法的な死亡状態

5日に乗用車を運転していて住宅に突っ込み、車と住宅が炎上。病院に搬送されたが昏睡状態となり、11日夜に脳死と判定された。警察によるとヘッシュさんは事故当時、薬物の影響下にあったという。

 実際の映像を画像化しましたので見てみましょう。

anne_heche.jpg

 日本語の報道ではカットされていますが、搬送中に起きあがって抵抗しているのがわかると思います。

 事故の直前、人身売買をテーマにした映画の撮影に参加していたとのこと。
 この事故については早くから様子見してはいたのですが、この映画の内容がわからないので、記事にするのは一旦保留としていました(このサイトは速報サイトではありません)。

訳が変なサイトですが、アン・ヘッシュさんの未発表作品一覧より
Voi;未発表、故アン・ヘッシュ主演の5つの映画とシリーズ
 このサイトは日本語訳が意味不明(Lifetimeという社名が生涯のテレビ局などとなっている)ですので、今回の騒動に関連して出されたファクト・チェック記事を参考にします。
 火消し記事なので、丸々コピペ翻訳記事にしても多分大丈夫でしょう。

※ファクト・チェックの結果は人によって異なります。ファクト・チェック全てが正しいわけではありません。

WGTC;アン・ヘッシュの最新作はジェフリー・エプスタインがテーマ? 「13号室の少女」を解説

2022年8月、女優のアン・ヘッシュが交通事故に巻き込まれ、車が炎に包まれる形で亡くなった。

 死因は煙の吸引と熱傷と断定されたが、彼女の出演予定の映画「Girl in Room 13」に関連して、ある陰謀がSNSで表面化し始めている。

 この映画は人身売買の問題に取り組むもので、陰謀によれば、ジェフリー・エプスタインがモデルになっているとのこと。2019年8月に刑務所の独房で死亡しているのが発見されたエプスタインについて、ヘッシュが映画のリサーチ中に何かを発見し、それが彼女の死につながったという陰謀論が出てきたのだ。

 もちろん、この根拠のない告発にはオチがあり、映画は人身売買をテーマにしているが、エプスタインとの関連はそこで終わっている。

 ロイターの取材に対し、ライフタイムの広報担当者は、この映画は実話に基づいているものの、ジェフリー・エプスタイン事件とは無関係であると述べた。

『13号室の女』はどんな映画?
『13号室の少女』は、ホテルの部屋に監禁された少女と、彼女を人身売買に売ろうとする誘拐犯を描いた映画です。ヘッシュはこの映画で、主人公グレースの母親を演じている。

 Deadlineの報道では、Lifetimeの副社長が、この映画は人身売買の問題を提起し、女性に対する暴力を止める手助けをするよう人々を鼓舞するよう努めるものだと語っている。

 この映画がジェフリー・エプスタイン事件と無関係であることを考えると、ヘッシュの死をめぐる状況についてネット上で見られる陰謀はすべて否定されたように思える。

あとは上記サイトであらすじが書いていない『アイドル』の内容は以下
Udm;ザ・ウィークエンドが製作総指揮、カルト教団のリーダーを演じるドラマ『The Idol』の予告編が公開

 ここで、人身売買に反対し、亡くなった俳優一覧を見ておさらいしておきます。
※問題のありそうな箇所を太字にしています。
※情報の公正さを確保するため、敢えて英語版のwikipedia(en)を使用しています。
(ジョージ・ソロス財団のサービスで、グローバリスト側にとって有利なメディアです)

アン・ヘッシュ Anne Heche

アン・セレステ・ヘッシュ(1969年5月25日 - 2022年8月)は、アメリカ合衆国の女優である。1987年から1991年にかけて放送されたソープオペラ『アナザーワールド』で双子のヴィッキー・ハドソンとマーリー・ラブを演じ、デイタイム・エミー賞とソープオペラダイジェスト賞を2つ受賞したことで一躍有名となる。
 1990 年代後半には、犯罪ドラマ『Donnie Brasco』(1997)、災害映画『Volcano』(1997)、スラッシャー映画『I Know What You Did Last Summer』(1997)、政治風刺映画『Wag the Dog』(1997)、アクションコメディ映画『6 日 7 夜』(1998)、ドラマスリラー映画『Return to Paradise』(1998)に出演し、さらに注目を集めるようになった。

自動車事故と死亡
 2022年8月5日、ヘッシュはロサンゼルスのマルヴィスタ地区で、はじめに運転していたミニ・クラブマンが集合住宅のガレージに衝突、次は民家に衝突して火災となり、大火傷と肺を損傷するという一連の自動車事故に巻き込まれた。
 最後の衝突の前の瞬間に記録されたインターホンのカメラには、ヘッシュの車が非常に速い速度で近所の通りを突進し、数秒後に衝突音が続く様子が映っている。車の衝突とそれに伴う家の火災は59人の消防士の対応を必要とし、65分かけて完全に消火しヘッシュを車から救い出すことができた。家は構造的に損なわれ、住めなくなった。家の借主は軽傷を負ったが、彼女の弁護士は彼女と彼女のペットは「ほとんど命を失っていた」と述べ、彼女は火事ですべての私財を失ったと述べた。

 法執行機関は、ヘッシュが衝突時に「薬物の影響下にあり、不規則に行動しているとみなされる」と述べた。 ロサンゼルス警察は、特定の薬物を特定するには数週間かかる可能性があるより包括的な毒物検査が必要であるが、予備的な血液分析によりヘッシュの体内に麻薬が存在することを確認したと述べている。

 ヘッシュはストレッチャーで事故現場から運び出され、病院に搬送された。ストレッチャーに座り、救急車に運ばれているときに救急隊員と格闘する姿が撮影されたが、その後すぐに意識を失った。 8月8日にヘッシュの代理人は彼女が肺の損傷に対して医療用換気を必要とし、昏睡状態の重体になっていると述べた。

 8月11日、代表者はヘッシュが無酸素性脳損傷のため生存の見込みがなく、臓器提供者になりたいという彼女の表明に従って、臓器提供が可能かどうかを判断するために生命維持装置につながれていると述べた。ヘッシュは数時間後に脳死を宣言された【早くない?】が、臓器提供者の生存率を評価して受け手を探すために生命維持装置が継続されることになった。「脳死」と宣言されたヘッシュは、カリフォルニア州の法律ではその時点で法的に死亡と見なされた。
 8月14日、臓器提供者が見つかり、彼女の体はその午後に臓器提供の処置を受けると発表された。その晩、広報担当者は彼女が「穏やかに生命維持を解除したこと」を発表した。臓器提供のため、病院職員はヘッシュのためにオナー・ウォーク【臓器提供に伴う、最期の見送りの儀式】を行った。


 あれ? 薬物中毒者って、そんな速やかに臓器提供者になれましたっけ?
 それに冒頭にある『数週間かかる可能性があるより包括的な毒物検査が必要』はどこ行ったのでしょう? 少なくとも事故から9日しか経っていませんし、ヘッシュ氏に明確な意識があったのかなかったのかどうもはっきりしませんし。

アイザック・カッピー Isaac Kappy
 この方は以前紹介しました(記事が消失しているかもしれません)が、改めて。

アイザック・カッピー(Isaac Kappy、1977年2月17日 - 2019年5月13日)は、アメリカ合衆国の俳優、ミュージシャンである。映画『ソー』(2011年)、『ターミネーター・サルベーション』(2009年)、AMCテレビシリーズ『ブレイキング・バッド』に出演していた[1][2][3]。 バンド「Monster Paws」のメンバーでもあった。
 カッピーは2018年8月にアレックス・ジョーンズのラジオ番組『InfoWars』にゲスト出演し、世界的な児童性売買組織を運営する悪魔崇拝の児童虐待者の陰謀団を含むQAnon陰謀論の一環として、複数の映画スターの小児性愛を非難した[5] 放送中にジョーンズはカッピーにもっと慎重になって「名前を出す」のを避けるように求め、カッピーは一時、彼の主張に疑問を呈することによりジョーンズが「ガス抜き」していると主張した。 [6] 2021年1月上旬、アメリカの弁護士で陰謀論者のリン・ウッドは、カッピーが米国最高裁のジョン・ロバーツ最高裁長官を含む大規模な児童性的虐待組織を明らかにする広範な試みに関与していると根拠なくツイートした際、QAnonを連想させる発言をした。

法的な問題
 2018年、カッピーは女優のパリス・ジャクソンと俳優のセス・グリーンを脅したと報じられ、警察の捜査を受けた。 ジャクソンは2人が参加していたパーティーでカッピーが彼女の首を絞めたと訴えた。ロサンゼルス警察(LAPD)は捜査状況を確認したが、捜査が進んでいないとしている。


 2019年、カッピーはアリゾナ州で橋から対向車線に飛び込んで自殺した。生前、カッピーは自身のInstagramアカウントに長文のメモを投稿し、その中で薬物とアルコールの乱用について打ち明け、イエス・キリスト、ドナルド・トランプ、QAnonに謝罪している。その投稿には、「失うものが何もない男には気をつけろ、守るものがないのだから」というキャプションが付けられていた。


 ほとんど無名の俳優でしたが「自分は決して自殺しない」というメッセージを出し、エプスタイン島でのビデオ映像をデッドマン・スイッチという死亡によって発動するシステムを理容師、世間へ放出した人物です。
 他にもビデオがあるという情報がリン・ウッド弁護士から出され、話題になったこともあります。

ケイト・スペード Kate Spade

 キャサリン・ノエル・バレンタイン・ブロスナハン・スペード(Katherine Noel Brosnahan, 1962年12月24日 - 2018年6月5日)は、アメリカのファッション・デザイナー、実業家である。デザイナーズブランド「ケイト・スペード・ニューヨーク」の創設者であり、共同経営者だった。


 2018年6月5日、マンハッタンのアパートでスペードが死んでいるのを家政婦が発見した。彼女の死は自殺とされた。 警察は、彼女が娘に宛てたメモを残していたと報告。 翌日、夫のアンディ・スペードは声明を発表。

ケイトは長年、うつ病と不安神経症に苦しんでいました。彼女は積極的に助けを求め、医師と密接に協力して、あまりにも多くの命を奪っているこの病気の治療に取り組んでいました。私たちは前夜、彼女と連絡を取り合い、幸せそうにしていました。彼女がこうなるとは、何の兆候も前触れもありませんでした。本当にショックでした。そして、それは明らかに彼女ではなかった。彼女は個人的な悪魔と戦っていたのです。

チェスター・ベニントン Chester Bennington

Chester Charles Bennington、1976年3月20日 - 2017年7月20日)は、アメリカのシンガーソングライターで、ロックバンド「リンキン・パーク」のリードヴォーカルとして知られる。また、バンド「Grey Daze」「Dead by Sunrise」「Stone Temple Pilots」のリード・ヴォーカルも務めた。


 妻や家族とアリゾナで休暇を過ごしていたベニントンは、仕事があると言って一人で帰宅した。 2017年7月20日PDT午前9時前、ベニントンはカリフォルニア州パロスバーデスエステートの自宅で家政婦によって死んでいるのが発見された。彼の死は首つりによる自殺と断定された。ベニントンは遺書を残していない
 バンドメイトで親友のマイク・シノダはTwitterで彼の死を確認し「ショックで心が痛むけど、本当なんだ」と書き込んでいる。
 7月21日、検死官・検視官事務所の業務主任であるブライアン・エリアスは、現場で半分残ったアルコールの瓶が発見されたが、他の薬物は存在しなかったことを確認した。 12月に発表された毒物報告書は、死亡時にベニントンの体内に「微量」のアルコールがあったことを報告した。

 ベニントンの死は、クリス・コーネルの53歳の誕生日であったはずの日に起こった。 コーネルの死も2ヶ月前に首吊り自殺と断定された。

クリス・コーネル Chris Cornell

 クリストファー・ジョン・コーネル(Christopher John Cornell、旧姓ボイル、1964年7月20日 - 2017年5月18日)は、ロックバンド「サウンドガーデン」「オーディオスレイヴ」のリードボーカル、リズムギターとして知られるアメリカの歌手、ミュージシャンである。また、ソロ活動も行い、サウンドトラックにも貢献している。コーネルはまた、亡き友人アンドリュー・ウッドに捧げる一回限りのトリビュートバンド、テンプル・オブ・ザ・ドッグの創設者であり中心的な人物だった。

死とその余波
 2017年5月18日午前12時15分頃、コーネルのボディガードが、5月17日にフォックス・シアターでサウンドガーデンとの公演を行った後、ミシガン州デトロイトのMGMグランドにある彼のホテルの部屋1136のバスルームで意識を失っている彼を発見した。
 彼は首にエクササイズバンドを巻いたまま床に倒れ、口からは血が出ていた。MGMの衛生兵と救急隊員はコーネルを蘇生できなかった。
 コーネルは午前1時30分に医師によって死亡が宣告された。52歳であった。死因は公式に首吊り自殺とされた。 警察はホテルの監視カメラの映像を確認し、午後11時35分頃にコーネルのボディーガードが去った後、誰もスイートに出入りしていないことを示しており、不正行為を排除している。

 2017年6月2日、ウェイン郡検視官はコーネルの死に関する検死報告書と毒物検査報告書を発表した。検視官は、死因が首吊りであることを確認し、死因を自殺と断定し、コーネルの傷はすべて「抵抗運動バンドによって部分的に吊るされた首吊りと一致する」死因に「薬物は寄与しなかった」と付け加えた。
 治療量の処方薬のみがコーネルの体内で見つかった:鎮静剤のブタルビタール(5. 4 µg/mL)、抗不安薬ロラゼパム(アチバンとしても知られている)の4用量(41 ng/mL)、充血除去剤プソイドエフェドリン(170 ng/mL)とその代謝物ノルプソイドエフェドリン(10 ng/mL)、。カフェイン(コーネルが摂取したNo-Doz錠から)、およびナロキソン(オピオイド過剰摂取を回復するために使用)、これは現場到着時に救急職員によって投与されたと報告された。
 コーネルの胃からは錠剤は見つからなかった。コーネルの未亡人は、アチバンが2016年に睡眠導入剤として彼に処方されたと述べた。コーネルのホテルの部屋からの写真は、彼のアチバンの処方が「12時間ごとに1錠」であることを示した。.

 コーネルの未亡人は夫の死後数分で保険弁護士カーク・パシッチに連絡。パシッチは未亡人の代理人となり、コーネルが意図的に自らの命を絶つことはないと述べ、歌手の死についてアチバンを非難した。
 コーネルの未亡人は、「ショーの後に話した時、彼が言葉を濁し、変わっていたことに気がついたの。また、『アチバン』を1錠か2錠余分に飲んだかもしれないと彼が言ったとき、私はセキュリティに連絡し、彼の様子を確認するように頼んだ」と述べている。解剖と毒物報告書の発表後、コーネルの未亡人は報道機関に声明を発表している。

 クリスをよく知る私たちの多くは、最期の時、彼が自分らしくなく、何かがとてもおかしいと気づいていました。
 今回の報道で、彼の体内からいくつかの物質が検出されたことがわかりました。
 何年も禁酒していたのに、この恐ろしい判断の瞬間に、彼の精神状態は完全に損なわれ、変化してしまったようです。この瞬間はもう取り返しがつかないと思うと、私も子供たちも心を痛め、打ちひしがれています。
 この非常に困難な時期に受けたすべての愛に非常に感謝し、この種の悲劇を防ぐために他の人を助けることに専念しています。

ポール・ウォーカー Paul Walker

 ポール・ウィリアム・ウォーカー4世(1973年9月12日-2013年11月30日)は、アメリカ合衆国の俳優である。ワイルド・スピード』シリーズのブライアン・オコナー役で知られる。


 2013年11月30日、午後3時30分(PST)頃、ウォーカー(40)とロジャー・ロダス(38)は、台風ハイエンの被災者のためのウォーカーのチャリティ「リーチアウト・ワールドワイド」のイベントへ送るのに、ロダスが2005年のポルシェ・カレラGTを運転して出発した。
 カリフォルニア州サンタクラリタの地区、バレンシアのヘラクレス通りを時速45マイル(72km)のスピードゾーンで時速80マイル(130km)から93マイル(150km)の間で走行中、車はコンクリートの街灯柱と木2本に衝突して炎上した。
 ロダスは複数の外傷で死亡し、ウォーカーは外傷と火傷による合併症で死去した。彼らの身体は両方とも認識できないほど焼かれていた。

Posted at 2022/08/18(Thd) 20:51:11

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