I teie nei e mea rahi no'ano'a

文学・芸術など創作方面を中心に、国内外の歴史・時事問題も含めた文化評論weblog

責任転嫁は悪人の常

産経web;妹バラバラ殺人|ニュース特集
 ここで採り上げるまでもない妹バラバラ殺人事件だが、犯人への同情を誘うような記事がずらりと並び、妹については批判的な材料が比較的多く記事にされている。これだけ偏った報道だと、どうしてもつっつきたくなるのである。
 ネット上でも犯人に対し同情論が多く、殺害された妹に対しては批判的、またはどっちもどっちという意見が多く見られる(特にmixi。2ch系の場合はそれほどでもない)

 このまま行けば恐らく犯人には相当な情状酌量が与えられるだろうが、現在は犯人自身からの供述をほとんどそのまま流している状態であることに注意。そもそも目撃者もなく、残された証拠も乏しく、自供によってしか事件の全体像を想像することができない。
 裁判が自分にとって有利に動くよう、自分にとって不都合な材料は発言せず、自分にとって有利なことだけを供述するのは、どんな容疑者であれ、当然の選択。

 問題とされている「夢がないね」という程度の口げんかなど、多くの家庭でなされている。私などは、親から「お前なんぞ人間をやめちまえ!」と、トレーニング用に使っていた2Lの満タンに水の入ったペットボトルでめちゃくちゃに殴られたほどである。(笑)
 それに較べれば「夢がない」など、どれほど可愛い言葉か。こんな言葉で傷つく人間がいることが、どうしても想像できない。オタクなM男なら却って喜びそうな言葉だ。
 そんなつまらないことで無力な女性をなぶり殺しにした上、バラバラに解体。女性器を取り除くなどし、しかもその下着を持ち歩いている。

 どう考えてもクレイジーな猟奇犯。

 もし本当に怒りが原因だったとしても、許されざる猟奇犯であることに変わりない。

 まして、両親が在宅中なのではなく、留守中のできごと。兼ねてより、妹に対して屈折した想いがあったのではないか。
 供述中にいかにも優等生らしく振る舞うところも非常に気になる。普通の人間であれば、少しは卑屈な態度に出るものだが、他の家族に対しても教科書的発言に近く、とてもホンネだとは思えない。
 この犯人、妹が死んだことは、恐らく何とも思っていないはずである。そして、自分が間違ったことをしたということも、口では言っても、心では思っていない。その証拠に、妹に対して詫びの言葉は一つもなく、罵り続けている。人殺しを何とも思わない人間を、許していいのだろか。
 処分に関する無計画性も、どんな捨て方をしたところアシが付くことに気づいて、敢えてそのように演出したのではないか、と思えてしまう。
 計画的犯行ではないことが強調されれば、それだけで相当、殺人者には有利な条件となる。日本では計画性さえ無ければ、死刑はまずない。

 無期懲役になっても、日本では約十五年で出てこられる。減刑されて、もっと刑期は短いかもしれない。
 こんな危険人物が十年程度で刑務所から出てくることに、不安を覚える。

Posted at 2007/01/16(Tue) 08:53:53

ニュースより | コメント(0) | トラックバック(0) | この記事のURL

この記事のトラックバックURL ->

↑ページの先頭へ

この記事へのトラックバック

「責任転嫁は悪人の常」へのトラックバックのRSS

この記事へのコメント

名前

E-mail(※スパムトラップですでの何も書かないでください)

コメント


コメント本文以外は全て入力不要です。

責任転嫁は悪人の常へのコメントのRSS