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文学・芸術など創作方面を中心に、国内外の歴史・時事問題も含めた文化評論weblog

神戸で、弟切草の名シーンのような悲劇が発生

 サウンド・ノベルというゲームの一ジャンルを開拓し、人気を博した弟切草。その中でシャワーから熱湯が噴き出し、主人公が大ピンチ――という場面がある。
 不謹慎かもしれないが、そんな悲劇が本当に起こってしまった。

読売online;修理中のシャワーから熱湯、2人がやけどで死亡…神戸


 兵庫県警有馬署員が駆けつけると、シャワーの蛇口が取れて熱湯が噴き出ており、2人とも全身にやけどを負ってすでに死亡していた。

 私自身、時々誤って熱湯に触れることがあるが、幸いにして火傷が残るようなことは無い。そのせいか、熱湯を浴びせかけられることで、人が逃げる間もなく死んでしまう、ということがどうしても理解できない。
 変な例えで大変申し訳ないが、先日、台所でゴキブリが出たとき、咄嗟に瞬間湯沸器を右一パイにひねって熱湯を浴びせかけた。すると、ほとんどもがきもせずに一秒ほどで死んでしまった。ゴキブリは白っぽく変色していた。
 事故のあったシャワーの熱湯が摂氏何度くらいだったのかは解らないが、瞬間湯沸器の熱湯とさして違いは無いだろう。
 浴びせられる量によっては、逃げる間もなく人の命を奪うこともあるのだろうか?

 中世において魔女狩りが行われていた時代、牛の形をした鍋の中に油をひいて、人間数人を生きたまま蒸し焼きにする処刑法があった。低温で焼くために、中に入れられた人々はすぐには死なず、苦しい呻き声をあげる――それが牛の鳴き声そっくりだったという。コゲつかないように、油を追加で注ぐということまでしていたそうである(ソースは失念。検索すれば出てくるはずです)
 酷い話だ――というのはともかく、蒸し焼きの温度がどのくらいだったのか解らないが、人は簡単には死ななかった。
 よっぽど勢いよく熱湯が噴き出ていたとして、浴室が大変狭かったとすれば、逃げようにも逃げられなかったのかもしれない。熱湯が眼に入れば、既に失明していた可能性もある。
 日常とは常に死と隣り合わせである。生きている人間は、今日まで生きてきたことを感謝しなくてはならない。

Posted at 2006/07/10(Mon) 13:22:35

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 ホテルの名前はラブホっぽいですよね…ピンクのしおりだったら微笑ましい展開になっていただろうに。ご愁傷様と言うしか。

 で、熱湯で2人死んでるという事から考えると、熱湯が狭い空間で爆発的な勢いである程度の長時間噴出したのでしょうね。余程の勢いでなければ、どちらか一方は脱出できているはずですから。

Posted by ス at 2006/07/10(Mon) 23:31:35

発見された時もまだ熱湯が噴き出していたそうです。
もしそれを浴び続けていたとしたら、遺体はすっかり茹で上がって……

 そういえば、都市伝説に『人間シチュー』というものがあるそうです。追い炊き機能を使ってお風呂で温まっていた女性が、心臓発作により死亡。
 大家と知人女性が発見したとき、彼女を引き上げようとすると、脊椎がそのまま抜けてしまったそうです。シチューのように煮込まれて、肉がボロボロになっていたとか……。
 一応もう一度断っておきますが、『人間シチュー』はあくまで都市伝説です。

Posted by 紫陽 at 2006/07/13(Thd) 21:04:45

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