I teie nei e mea rahi no'ano'a

文学・芸術など創作方面を中心に、国内外の歴史・時事問題も含めた文化評論weblog

葬儀屋は安定したお仕事?

cnn.co.jp;葬送費節約で自ら母親遺体を運ぶ、不敬で罰金へ
 ドイツ、ベルリンにて母親の遺体を埋葬地まで運ぶのに、“節約のために”葬儀場の用意した霊柩車ではなく自家用車の後部座席に載せて移動したとして、53歳の女性に罰金刑が課せられるそうです。

 これは日本でも似たような事情があり、勝手に遺体を火葬することは許されていませんし、遺骨は一般的に、寺院などに納めなくてはなりません。

 こういう風に法律で利用することが義務づけられている商売ってどうしてもズルいな、と思ってしまいます。
 弔いの費用というのは寺院はもちろん、新興宗教の収入源にもなっているので、あなどれないものです。
 また、日本にいる限りは、死んだ本人が火葬を拒むことは出来ませんし、『海にかえして欲しい』と頼むことも出来ません。特定の宗教に属すことを嫌って、一切の葬儀を拒みたくても、世間一般の常識に阻まれて、実現は難しいでしょう(故岡本太郎氏の葬儀は行われなかったようだが)
 死ぬ側にとっては、死んだ後のことさえ決める自由が無く、残された側にとっては、故人の死体ほど邪魔な物体は存在しません。棄てることも、動かすことも、傷つけることも、男女を象徴する部位に触れることも許されていません。下手に扱えば様々な罪状を言い渡されて、即座に逮捕されてしまいます。
 よく寝たきりの老人を指して邪魔者扱いする人がいますが、死体はそれ以上に邪魔な物体のようです。

Posted at 2006/04/25(Tue) 21:18:35

ニュースより | コメント(2) | トラックバック(0) | この記事のURL

この記事のトラックバックURL ->

↑ページの先頭へ

この記事へのトラックバック

「葬儀屋は安定したお仕事?」へのトラックバックのRSS

この記事へのコメント

 不謹慎な事を言えば、これから儲かる商売は葬祭ビジネスでしょうね(苦笑)。とはいえ密葬とか町内会規模の小さな葬儀も増えているのでボロ設けという事は無さそうですが。
 それと葬儀に関する法律は数年前に随分と緩くなったと思います。「灰を海に撒いてくれ」「遺骨を山に返してくれ」などという傍迷惑な遺言にも役所への手続きを取れば実行できるようになった(勿論制約あり)ような気が…昔は考えられなかった事ですけど。
 誰の言葉か忘れましたが「葬式は死んだ人の為にやるのではなく、残った遺族のためにやるものだ」という意見もありますよね。当事者として葬儀に関わると、確かに忙しくて悲しむ暇は無かったけど…(苦笑)。

Posted by ス at 2006/04/26(Wed) 01:18:15

 まぁ、少子高齢社会なわけだから、人はバタバタ死んでいくばかりで、新しい命は減る一方ですからね、来世ビジネス、死体処理ビジネスは法にも保護された確実なものに。
 
>役所への手続きを取れば実行できる
 そうなんですか。知らなかったです。ちゃんと調べてみますね。でも、どうやって調べるか難しいところですが……。
 
 一番大らかなのは、ガンジス川流域でしょうかね。河川に死体を流すのはどうかと思いますが……。薬の材料にされたり、中には食べてしまう人もいると言いますし。

Posted by 紫陽 at 2006/04/27(Thd) 19:03:00

名前

E-mail(※スパムトラップですでの何も書かないでください)

コメント


コメント本文以外は全て入力不要です。

葬儀屋は安定したお仕事?へのコメントのRSS