I teie nei e mea rahi no'ano'a

文学・芸術など創作方面を中心に、国内外の歴史・時事問題も含めた文化評論weblog

イーグルス新スローガン「無形の力を養おう」?

http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200601/bt2006012905.html
 楽天Gイーグルスの今年のスローガンが決定したそうです。

「無形の力を養おう」

 ……ちょっとありがたすぎる気が。
      なんだか仏教徒になった気分です。

        球団関係者はがっかりでしょうね。

 アイドルがフシを付けて歌ったりするんでしょうか……

       ノムさん……歳とったね……

 あ、湯呑みに印刷するのはちょっとイイかもしれません。

 いっそのこと「無形」だけにしたら少しはカッコよくなりますが、発音が“むけい”では「向けい」とか「剥けい」とか言われているようで、意味不明です。

 因みに他球団と較べてみると――
阪神が去年は「NEVER NEVER NEVER SURRENDER」で
今年は岡田色を出すために「Be the Best For the Fans」
ベイスターズがシンプルに「BE A HERO」
広島カープはさらにシンプルで「ALL IN」
日ハムは「Dream Big Play Hard Live Strong!」
日本一となったマリーンズが
    「BUILDING OUR DREAM!−夢をみんなで!−」

 かつての井川選手のサインボールくらいに目立ちますね。


 ところで、ノムさん自身へのスローガンもあるそうで、それは――

「堅忍果決」

 ノムさん、日本語じゃないと厭とか言ってませんでしたか。日本語というのは厳密には和語=訓読みのことを指しますが、音読みは古代中国語です。つまり“漢語”です。

 漢語の最大の特徴は、読みと意味が一致しないことです。
 例えば、堅の「けん」を、「けん」という音だけ聞いて意味のわかる人はいません。必ず文字を見なければなりません。しかし英語の「HARD」という音からは、そのまま「かた・い」という和語に変換出来ます。
 つまり、漢語は日本語化されていても、誰かの発音を聞いてその意味を知ることは決して誰にも出来ないのです。あくまで文字を直接見るか、「かた・い」という訓読みで知らされて、はじめて意味を知ることになります。つまり、口に出すスローガンとしては極めて不向きということになります。

 ただ、漢語で構成された言葉は、知識さえあれば辞書で調べずとも意味をなんとなく把握できます。はじめて漢文を習ったときでも、ぼんやりと白文を眺めてもなんとなく意味は把握できます。
 しかし、なんとなく解ったからといって白文を読めないのと同じことで、結局辞書で調べないと正しい意味は解らずじまいということになります。
 つまり、日本人にとって難しい漢語はもはや外国語と同じ位置にあるのです。これなら、英語の方がずっと意味がわかりやすいんじゃないかと思います。

 これは余談ですが、最近外来語を日本語化する――といって漢字を当てていますが、ほとんどが漢語です。つまり、厳密には外来語から外来語を作っているだけで、和語が作られることはまずありません。
 むしろ全共闘時代にアジテーションすることを「アジる」といったようないい加減な言葉の方が本来の日本語に近いのです。

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 ところで今日は旧正月です。日本で旧正月のお祭りをやるのはごく僅かでしょうが、中国では春節でおおわらわでしょう。今年は北京での爆竹が解禁されているとのことで、昨日からけが人続出かも……。

・1/31午前、追記
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200601300019.html

 やっぱり中国でした……。爆発する可能性を全く考慮していなかった模様で……。お亡くなりになった方にはご冥福を……。

Posted at 2006/01/29(Sun) 08:57:56

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