I teie nei e mea rahi no'ano'a

文学・芸術など創作方面を中心に、国内外の歴史・時事問題も含めた文化評論weblog

岡本太郎記念館へ行ってきました


 12/6(wed)、岡本太郎記念館へ、しわくちゃで発見された「電撃」を見に行ってきました。撮影OKとのことでしたが、カメラを忘れてしまい、現場の写真はありません(ブロガー失格ですね)
 問題の「電撃」ですが、蛍光灯の下で見ると、本当にシワと汚れが物凄かったです。しかし少なくとも、パソコンのディスプレイで見るよりは、遙かに迫力がありましたし、もったり感もさほど気にならなかったです。
 芸術作品には適切な大きさというものが存在する、ということでしょう。

「電撃」の展示期間は12/10(sun)までですので、もう過ぎています。このところ個人的なことに忙しくて更新ができませんでした(使えないブログですね)。すみません。

 さて、岡本太郎記念館は、狭くて作品の数も少ないのですが、(他に人がいなければ)座ったまま作品を眺めたり、ゆったりと過ごすことができます。庭に入って、作品に触れることもできます。かなり懐の広い展示方法と言えますし、他に類のないものでしょう。
 次に訪れるときには、時間と精神に余裕のあるときにしたいです。

 岡本太郎等身大蝋人形も設置されていました。これについては若干の疑問も感じるのですが、まあしかし妙な臨場感はありました。

 岡本太郎記念館といえば、名物とも言える岡本太郎がデザインしたトランプ。

tarou_card.jpg

中身の大きな画像


 \3,560-円もしますが、買いました。本当は友人の分も買いたかったのですが、さすがに予算オーバー(残金3千円)でした。むしろ、私はいつでも来たいときに来られるのですから、友人の分を買ったのだ、と逆に考えてみることにしました。

taro_bag.jpg


 こんな紙袋に入れて貰えます。

seal.jpg


 開けると……。

cards.jpg

cards2.jpg


 絵札勢揃い(重ねるのが大変だった)

joker_mag.jpg


 他に、このトランプの絵札と同じデザインのマグネットも販売されています。

magnet.jpg


 マグネットの裏には「Taro Okamoto Museum of Art Kawasaki」と書かれています。

 ところで、売店真上の渡り廊下は網目状になっていて、下から目線が通ります。スカートの方はご注意をば。(笑)

サイト内関連;
岡本太郎「電撃」60年ぶりに発見さる

Posted at 2006/12/11(Mon) 14:52:17

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ルソーの見た夢、ルソーに見る夢

ルソーの見た夢、ルソーに見る夢


 12/5(tue)、世田谷美術館にてルソーの見た夢、ルソーに見る夢の企画展があったので見に行きました。会期は12/10(sun)までだそうです。
 チケットは先月から手にしていたのですが、風邪やスケジュールの都合などでなかなかいけずじまい。

用賀駅


 美術館へ行くバスもあるそうですが、私は用賀駅から歩きました。遊歩道や公園を辿って歩いていけるので、歩きの方が愉しめるかもしれません。
 世田谷って凄いですね。豪邸がなんの違和感もなく、ドーンと建っています。安アパートの方が却って目につくくらいで。足立区に慣れてしまったせいか、なんだか場違いな気分に。(笑)

 さて。アンリ・ルソーの絵で観られるのは、以下の通り。
「夕暮れの眺め、ポワン・デュ・ジュール」
「釣り人のいる風景」
「サン=ニコラ河岸から見たサン=ルイ島」
「フリュマンス・ビッシュの肖像」
「ラ・カルマニョール」
「戦争あるいは戦争の惨禍」
「工場のある町」
「エデンの園のエヴァ」
「散歩(ビュット=ショーモン)
「牛のいる風景―パリ近郊の眺め、バニュー村」
「要塞の眺め」
「オステルリッツ駅から左側を見た風景」
「牧場」
「花」
「《モンスーリ公園の眺め》のための下絵」
「熱帯風景、オレンジの森の猿たち」

 微妙なセレクションです。(笑) 看板作品は「オレンジの森の猿たち」と「フリュマンス・ビッシュの肖像」ですね。
 いつか「蛇遣いの女」を生で観たいものなのですが、滅多に日本へはやって来ません。

 アンリルソーの絵は古い作品で、当時は酷い扱いを受けていた作品も多いのに、未だほとんど劣化が見えません。それだけ、ルソーの絵画技術がしっかりしていたということ。素朴派と呼ばれる人達の絵と並べて較べると、技術差が歴然としています。
 画家としての開花こそ遅かったですが、学生時代から絵の才能には定評があったのですから、素人画家というよりも、天然画家と捉えた方が正しいかもしれません。
 実際、ルソーの伝説を調べてみると、アーティストや変人というよりも、精神が正常ではなかったと想像できます。もしかすると、自閉症か何かだったのかもしれません。

rau_candy.jpg


rau.candy2.jpg


 世田谷美術館といえば、名物ルソーの金太郎飴。ソーダ味とざらめ味がありました。

rau_candy3.jpg


 アートには犠牲(着色料)がつきものです。(笑) 見るのはいいんですが、食べるのはやだなぁ。

 あと、収納グッズとして有効利用できそうなクッキー缶も買ってきました。

ルソークッキー缶中身


 それにしても、館内には中学生くらいの裕福そうな女の子が、見るからにセレブな母親と二人でいました。平日なんですがねー。私と目が合ったらツーンと……。
 お腹が減っていたのですが、レストランはセレブ向けという感じで、目の玉が飛び出るような価格。かといって公園の売店というのもナンだったので、用賀駅近くの「OK」で初買い物。ここは袋が有料で、6円かかりますが、その分商品は非常に安くなっています。この付近で安アパートがあったら、住みたいくらいの価格です。店員の質はまぁ、良くもなく悪くもなく。

ok.jpg


 天然酵母パンと、ロシア産スケトウダラのフィッシュフライサンドと、よもぎあんぱん。それにイタリア産の発泡水。フィッシュフライサンドの味は絶品。確かに、安くて高品質でした。

Posted at 2006/12/08(Fri) 04:12:24

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12/2(sat)デザインフェスタ

desfes1.jpg


 12/2(sat)、12/3(sun)にデザインフェスタが開催されていましたが、バイトの都合で土曜日のみ行ってきました。
 各ブースとも、展示よりも販売やパフォーマンスに力が入っていて、服とプリントTシャツが非常に多かったです。

desfes2.jpg


 一周するだけでも二時間! 夜勤明けでしかも風邪の熱に浮かされていた私は、身も心もヘロヘロになりました。しかもその日も夜勤が入っていたため、大急ぎで一周して、即帰らなければ間に合わない状態。そのせいかもしれませんが、心惹かれるものを見つけられませんでした。(GEISAIと被っている方もいましたが、改めてピックアップはしません)

 数あるパフォーマンスの中でも、指人形笑吉が面白かったです。

 今日はまだ体調が悪くて、頭痛がやまない状態ですので、外観のみで失礼します。
 レビューについてはまた後日。

Posted at 2006/12/04(Mon) 22:52:45

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岡本太郎「電撃」60年ぶりに発見さる


写真:
yahoo!/時事;岡本太郎さんの幻の作品発見

raigeki.jpg

記事:
東京新聞/共同;岡本太郎作品60年ぶり発見 戦後第1作で現存最古


 画家の故岡本太郎さんが、戦後まもなく制作しながら行方が分からなくなっていた油彩画「電撃」が、岡本さんの旧住居兼アトリエである「岡本太郎記念館」(東京都港区)で約60年ぶりに発見された。同記念館が28日、発表した。戦前の岡本作品は戦災で失われており、現存する最古の作品とみられる。

岡本太郎、戦後最初期の「電撃」をアトリエで発見


 46年6月に中国から復員した岡本が翌47年に制作し、同年5月に東京都美術館の「現代美術展」に出品。その後は行方が分からなくなっていた。

 平野館長によると、アトリエを整理中、木枠を外したキャンバスを丸めた状態で見つかった。発表直後にしまい込まれたらしく、保存状態は良いという。平野館長は「戦後最初期の岡本芸術を代表する重要作品」と語り、修復して一般公開したいという。

 カンバスが丸められた状態――ということで、保存状態はあまり良くないようです。写真でもヨレが見えますね。岡本太郎作品ってのはどうもこういうのが多いような気が。

 線の引き方は凄いものがありますが、全体的には少しもったりした感じの作品です。中央上の人物に電撃が走っているのでしょうか……。

 それにしても、誰かが模写したものだったら笑えるんですが……いくらなんでも、それは無いですかね。

Posted at 2006/11/29(Wed) 03:55:21

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マーマイトって何んだろう?

ananova;Marmite lover creates art
マーマイトという英国独特の発酵調味料を用いて、トーストの上に著名人の絵を描いたアート作品だそうです。
 ロンドンのエアギャラリーにて、10月28日まで展示されているそうですが、これが記事になった理由はマーマイトという調味料にこそ重点がありそうです。

 画像では美味しそうに見える問題のマーマイトですが、近日中に入手してそのお味を確かめたいと思います。

Posted at 2006/10/24(Tue) 22:50:24

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実用性ゼロの服

goo/時事;チャラヤンの春夏コレクション(リンク切れ)

20061041921952281.jpg


 こ れ は 凄 い……。

 透けているどころじゃない。こんな服を着た女性が眼の前にいたら、ドギマギします。

Posted at 2006/10/19(Thd) 21:08:32

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第三回茗渓アートフリマ10・9

ドーム型の絵はニコライ堂です


 去る10月9日、御茶ノ水茗渓通りにて、アートフリーマーケットが行われました。
 ゴジラの着ぐるみやら、小学生ジャズバンドやら、果てはコンタクト洗浄剤の販売まで、実にカオスな雰囲気でした。小学生巧すぎ。しかし小学生バンドって、十年後、彼らの人生がどう荒れているのかを想像すると、正視できないものがあります……。

 さて。蚤の市なのだから、販売がメインなのですが、例によって金欠病のため、ほとんど何も買えませんでした。しかも体調不良で判断力が鈍っていましたし。
 本物の作品は、どうしても万単位ですが、お手頃な作品もちらほら。今思えば買っておいても良かったかな、と思うものもありました。
 ポストカード販売もありましたが、ソウルにヒットするものを見つけられませんでした。

 SPIRITUSバッジと西村伊作特集本とは、割安でしたし購入しました。画像は……いいでしょう。せっかく一生懸命に活動している人がいるのですから、私が紹介しすぎるのもよくないかな、と。

 100円で買えるwindowsゲームというのがあったので買ってみました。

紫陽 「これ、100円ですよね」
売り子「マジですか?」

 買おうとして驚かれるのははじめてでした。(笑)

sakana.jpg


 内容はフラッシュゲームでした。波を避けつつ魚を捕まえて魚拓をとるという内容のゲームです。クリックゲームなのですが、結構難しかったです。ふらふら漂う魚との座標合わせが意外と大変。趣旨は魚拓で笑いをとる、ギャグ部分かと。
 しかし……どこがハイカラなんだろう。(笑)
公式サイト:
ハイカラ座

Posted at 2006/10/14(Sat) 16:48:37

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