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岡本太郎「電撃」60年ぶりに発見さる


写真:
yahoo!/時事;岡本太郎さんの幻の作品発見

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記事:
東京新聞/共同;岡本太郎作品60年ぶり発見 戦後第1作で現存最古


 画家の故岡本太郎さんが、戦後まもなく制作しながら行方が分からなくなっていた油彩画「電撃」が、岡本さんの旧住居兼アトリエである「岡本太郎記念館」(東京都港区)で約60年ぶりに発見された。同記念館が28日、発表した。戦前の岡本作品は戦災で失われており、現存する最古の作品とみられる。

岡本太郎、戦後最初期の「電撃」をアトリエで発見


 46年6月に中国から復員した岡本が翌47年に制作し、同年5月に東京都美術館の「現代美術展」に出品。その後は行方が分からなくなっていた。

 平野館長によると、アトリエを整理中、木枠を外したキャンバスを丸めた状態で見つかった。発表直後にしまい込まれたらしく、保存状態は良いという。平野館長は「戦後最初期の岡本芸術を代表する重要作品」と語り、修復して一般公開したいという。

 カンバスが丸められた状態――ということで、保存状態はあまり良くないようです。写真でもヨレが見えますね。岡本太郎作品ってのはどうもこういうのが多いような気が。

 線の引き方は凄いものがありますが、全体的には少しもったりした感じの作品です。中央上の人物に電撃が走っているのでしょうか……。

 それにしても、誰かが模写したものだったら笑えるんですが……いくらなんでも、それは無いですかね。

Posted at 2006/11/29(Wed) 03:55:21

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