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文学・芸術など創作方面を中心に、国内外の歴史・時事問題も含めた文化評論weblog

溝口肇@クリエイト

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 先週の求人誌「DJ仕事発見 クリエイト」に溝口肇へのインタビューが掲載されていたので、思わず買ってしまいました。
 求人誌としてはクソみたいな内容ですが(笑)、インタビューは面白かったです。

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 内容は、ピアノの習い事をやめて、チェロを習い始めたきっかけ、それからスタジオミュージシャンからポップアーティストへのシンデレラストーリーについて、でした。
 むち打ち症の治療に際して、カイロプラクティックの間自作の「夜、よく眠れるための曲」を流してもらうように頼んだら、そこの先生た大変気に入って、他の患者の治療中にも掛けるようになった――それが他の音楽関係者に耳に留まり、アルバム化されたそうです。
 他には、枠についての話がありました。『100億円の予算で1年後の1枚のアルバム』では完成させられないかもしれないけれど、『10万円で明後日までに……』という条件の方が良い作品を作れるかもしれない、だそうな。

 ところで、求人欄にところどころにある「せいかつくん」とかいう挿絵の内容があまりにバカすぎ。バカという言葉が嫌いな私でさえバカと言いたくなるくらいに脳みそがお花畑。見るからに相田みつをの影響を受けているのですが、相田みつをはまだ笑い者にできても、これはその水準にさえなくて、寒くなった……。
例:『「おいしい話」ってあるんだよ! 言い方をかえればそれって「チャンス」でしょ?』
 おいしい話とチャンスは全く違います。美味い話とは、チャンスと見せ掛けて相手を騙すのに、使うものです。(笑) ネズミ講を持ちかけて「またとないチャンスですよ」とささやく行為と変わらない。幾らなんでも内容が酷すぎる。

Posted at 2006/12/19(Tue) 17:30:27

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