青春18きっぷの利用期間と値段
青春18きっぷの年齢制限は?
どうも18って名前がついているので、18歳以下しか使えないとか言うイメージがあるようですが、年齢制限はありません。どなたでも使えます。ちなみにうちのじいちゃんも青春18きっぷを使ってました。ただし、子供用はないので、子供も大人と同額になります。
ちなみに何でこんな紛らわしい名前がついているかというと、貧乏学生を対象に作られたこと、発売当初はあまり年配の人に使ってほしくないという意図があったことなどが理由のようですが、本当のところはよく分かりません。
青春18きっぷっていつでも使えるの?
青春18きっぷはいつでも使えるわけではありません。発売される時期、使用可能な時期が限定されています。具体的には、下の表に示すとおりです。
発売期間 | 利用可能期間 | |
---|---|---|
春 | 2月20日〜3月31日 | 3月1日〜4月10日 |
夏 | 7月1日〜8月31日 | 7月20日〜9月10日 |
冬 | 12月1日〜12月31日 | 12月10日〜1月10日 |
このように、基本的には学生が休みになる春・夏・冬休み期間のみの発売となります。ま、これは青春18きっぷがお金のあまりない学生を主なターゲットに発売されている切符であることを考えるとこんなものでしょう。
ただ、注意してほしい点をいくつかあげておきます。
- 上の表をよ〜く見てください。発売期間と利用可能期間がずれています。たとえば2月20日に 窓口で青春18きっぷを買って使おうとしても駅員さんに止められてしまいます。逆に、4月3日に駅で18きっぷを買おうとしても、すでに発売終了・・ということもあります。したがって、18切符を使うときには発売期間と利用可能期間をよく確かめてください。
- 上の表は、例年の発売実績に基づいて作成しています。2010年よりこのスケジュールでの発売になっています。18きっぷ購入時は駅や時刻表、JRさんのホームページ等で利用期間等を確認するようお願いします。なお、このページの管理人よっしーが更新を怠っていない限り(笑)トップページにも最新の発売期間や利用期間を公開していますのでそちらもご覧ください。
青春18きっぷの発売場所は?
18きっぷは、JR各社の駅のみどりの窓口で販売しています。都市部のJR線の駅ならばみどりの窓口がある駅も多いですが、地方ですと比較的大きな駅でしか買えなくなります。
また、駅にある、下の写真のような「指定券の購入できる券売機」でも購入することができます。最近では、みどりの窓口が廃止され、代わりに指定席券売機が設置されている駅も増えていますが、このような駅でも18きっぷを購入可能です。操作方法は駅ごとでの設定によって異なるのですが、「おトクなきっぷ」のボタンからたどっていくと、「青春18きっぷ」が出てくるかと思います。みどりの窓口がある駅でも、窓口が混雑していることも多いですので、そのようなときには指定席券売機を活用してください。
また、駅のほかに、JRのきっぷを取り扱っている旅行会社でも購入することができます。近くにJRの駅がない場合には、私鉄駅やスーパー・デパートなどに入っている旅行会社を探してみてはいかがでしょうか?
青春18きっぷの値段は?
青春18きっぷは前にも書きましたが1枚12050円です。で、その1枚の中に日付を記す欄が5ヶ所あるので、1枚のきっぷで5回JRの普通列車が乗り放題になります。この5回の使い方ですが、利用可能期間内であればどのように使っても構いません。日付が連続している必要はないですし、2人で旅行して1日に2回分一気に使うことも可です。(ただし、複数人で旅行する場合、同一行程でなければいけません。このことは後述します)
で、18きっぷ1枚12050円を1回あたりに換算すると、
です。前のページでも説明しましたが、この値段は使い方さえ誤らなければ格安といっていいでしょう。
ただし、いくつか注意する点があります。
- バラ売りはしていない
5枚まとめて12050円でしか売っていません。3回分売ってくださいと駅に行っても売ってくれません。 - 余っても一切払い戻しはしてくれない
ただし、1回も使っていない18きっぷは手数料220円を差し引いて払い戻しができます…が、未使用の18きっぷが余るようなケースはほとんどないと思います。 - 余った分を次のシーズンに使うことはできません
たとえば春に使った18切符の余りを 夏に使うことは認められません