マネージメント・クオリティを評価する | |
約4年前に掲載したものだが、相変わらず使える内容だと思い再掲載した。 経営の品質を向上するために設立された「日本経営品質賞」の仕組みが脚光を浴びているようだ。「日本経営品質賞」の求める企業活動のポイントを理解するには、多くの参考書を読めばよい。多分、気づくことは「やらねばならないことはあまりにも多い」ことだろう。そのときに経営者がなさねばならないことは、優先順位をつけて重点的に改善活動を実施することである。しかし、優先順位をどのようにつけるかが問題となる。そこで作られたのが、以下のチェック・リストである。経営者個人で評価することも、もちろんできる。しかし、重要な部門の複数の責任者に自己判定させることで、全社的な姿をより正確に評価できるようにを意図して作成した。各部門長の採点結果の平均値により、改善すべき業務範囲や業務プロセスを可視化することができる。たとえば、下図の如くである。また、経営の品質改善活動を実施する前に、この評価を行うことで現状認識ができる。よって、ある一定期間が過ぎたところで再評価し、活動の効果を定量化することも可能となる。もちろんであるが、このチェック・シートで他社が評価することに協力が得られたなら、もっとも役立つベンチ・マーク評価となる。 |
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