南イタリア旅行 ~~2002年12月28日 ~ 2003年1月4日~~
2002年12月31日(第4日目)
ファサード~タオルミーナ
朝もやの中、野良犬の群れに絡まれながらホテルを出発する。今日はただただ移動するだけの1日。足の形をしたイタリア半島のアキレス腱の部分からつま先のそのまた先までのバスで移動する。最後部の座席に陣取ったが、この席は普通5人掛けのところ4人掛けの作りになっていてゆったりしている。
バスは高速道路、自動車専用道路などをたどりながらひたすらつま先の町を目指す。つま先の町サッカーセリエAのレッジーナの本拠地レッジョ・ディ・カラブリアの手前サン・ジョバンニからカーフェリーに乗ってシチリア島へ渡る頃には日も落ちて港の明かりや町の明かりがメッシーナ海峡を両岸から照らしている。
シチリア島のメッシーナに渡ったバスはタオルミーナの町を目指してシチリア島の西岸をさらに南に進む。タオルミーナの町の入り口にあるホテルは建物をイルミネーションで飾り立てている。宿泊ホテルのカポタオルミーナは映画グランブルーのロケ地にもなったホテル(DVDを買って見ておいたが、エンゾーがマンマの目を盗んでパスタを食べたレストランには行けなかった。残念。)。
夕食は、ジャジャ~ン、フルコースのディナー!赤いリボンが結ばれたメニューまで用意され、参加者と添乗員総勢26名でテーブルを囲んでの夕食会がバンド演奏の中で始まる。周りのテーブルには正装した男女が座り同じように食事をしている。そう、今夜は大晦日、ニューイヤーイブ!食事の後カウントダウンパーティや花火の打ち上げが用意されているそうな。メニューはオードブルから始まり、最後のデザートを入れると8品の料理であった。途中休み休み、残し残ししながら何とか全部の料理にお付き合いできた。8時半から始まった夕食が終わる頃はすでに11時半、終わる頃には帽子、マラカス、笛やテープなど年越しパーティーグッズが配られ、バンドの演奏に合わせて踊り始める客も多々、添乗員様も先頭に立って踊りくるっております。
やがて2002年12月31日24時、2003年1月1日午前0時を迎えるカウントダウンが始まる。カウントする数字はもちろんイタリア語、英語ならば逆に言えるが、フランス語なら1~10へ正順なら言えるものの逆順は無理、ましてやイタリア語では、、、そして午前0時に。その時には抱き合う者、キスしあう者、やたらと声をあげる者それぞれだが、さすが陽気な国のイタリア、新年を迎える”めでたさ”を目一杯表現してくれました。やがて、そこここで花火の打ち上げが始まり、テラスに出て見ていると下のプールサイドからも花火が打ち上げられる。ほんの目の前をシュルシュルと上りすぐ頭上で大輪が広がり迫力満点、火の粉が飛び込んでこないかと恐ろしくもある。一段落したあと部屋に戻ると既に1時を回っていた。
南イタリア旅行アルバム 2002年12月31日(第4日目) ファサード~タオルミーナ
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ファザーノのホテルシエラ・シルバナ

サン・ジョバンニ港を出発するのフェリー

サン・ジョバンニ港の眺め

グランド・アルベルゴ・カポタオルミーナの玄関

夕食のセット(巻紙がメニュー)

リチャード・ジノリのプレート

エビのムース

オマールえびのキャビア添え

リゾット

クレープ包み

えびのゴマ衣赤米添え

口休めのソルベ

ステーキ

デザートのパンナコッタ

食後のカウントダウンパーティ

パーティもいよいよ盛況に

カウントダウンの始まり

2003年1月1日”アウグーリ!”

”アウグーリ!”ブチュ!

新年のお祝いの花火

プールサイドから打ち上げられた花火