ホテルを出発する前に添乗員に連れられて近くのスーパーを訪問。マルタワインなどの名産品をご紹介をいただきながら物色。ビンものは重いので最終日に買う予定で、トマトペーストやアンチョビなど数点を購入。
　前日のホテル到着が遅かったので出発は遅めの９時半。まずマルタ島南部の海岸にあるブルーグロット(青の洞門)ヘ。朝食のレストランから見た海の様子が荒れ模様だったので船に乗って見ることはできないだろうなぁと思っていたら案の定風が強くて船が出ないのでブルーグロットを見下ろすことができる展望台から写真撮影でおしまい。
　続いてマルタの巨石文化の遺跡のハジャー・イム神殿へ向かいます。紀元前3600年から3200年頃に建造されたと考えられている神殿遺跡で、巨大な石が積み上げられています。遺跡管理センターでは遺跡のミニチュアや出土品のレプリカ(本物はヴァレッタの考古学博物館に収蔵されています。)、建造の様子を４Ｄでの上映を見ました。
　次にヴァレッタの前に首都が置かれていたイムディーナヘ、ランチは骨付き肉のポークソテーをいただきました。イムディーナの町は城壁に囲まれた町なので、入口は堀割に橋が架かっているような構造をしていて、城壁内に入ると砂岩を積み上げたはちみつ色の街並みになります。イムディーナ大聖堂や町外れの展望台からマルタ島の眺めを見たりして城外のラバトの町に出て聖パウロ教会の外観を見ながら聖パウロの地下墓地に入場観光です。地面の下をくりぬいて墓場が作られているのですが、貧富の差で墓の大きさや形が違うのは地獄の沙汰も金次第ということでしょうか。
　イムディーナ・ラバトの町の次はアンカーベイにあるポパイ村を湾越しに写真撮影してゴゾ島に渡るフェリーが出るチェルケウアに向かいます。ここでこれまで乗ってきたバスとはお別れ、スーツケースは小型バンに積み替えてゴゾ島に、我々が乗る船で共に行く予定が風が強くて乗る予定の船は欠航、早目に着いていたので１本前の船に乗れましたが、小型バンは満杯で積み残しと相成りましたが、その次のフェリーが動いたので荷物は我々がホテルに着く前に無事届けられていました。我々はホテルの前にレストランで海老のグリルの夕食をいただきました。
　ホテルの部屋に入って第２日目のマルタの旅は終わりです。
　ホテルはケンピンスキー・サンローレンス、高級ホテルらしいのですが良くは分かりません、ただ、部屋は広いです。