ニュージーランド旅行 ~~2004年5月1日 ~ 5月8日~~
2004年5月5日(第5日目)
クイーンズタウン~ミルフォードサウンド~クイーンズタウン
朝7時半にホテルを出てミルフォードサウンドに向かう。途中テ・アナウで休憩。キーウィ・カントリーという果樹園直営の土産物屋による。大きなビニール袋一杯のリンゴを7ドルで売っている、日本円で500円くらいだ。落果か不揃いで出荷基準に合わない物なのだろうか。まさかもって帰れないが買わなかったが、買ったとしても国内に持ち込みできないのではないかと思う(検疫がどうなっているかは判りません)。
さらにバスは進むが天候が悪く、湖面が鏡のように廻りを写しこむというミラー湖は水没して通過、ブナの原生林を廻る遊歩道は昨晩の嵐で倒木があって通行不能のためこれも通過。ホーマー・トンネル手前の国立公園事務所でトイレ休憩のあとホーマー・トンネルを抜けてニュージーランド西海岸地区へ行くと途中の景色ポイントでキーアがいる。人懐こいのか逃げることもなくピョンピョンと飛び跳ねている。どんよりとした曇り空で羽のつやも写真には写らない。TutokoValleyという所で撮影休憩、流れ落ちる急流を橋越に見ると奥入瀬の流れに似ている。
ミルフォードサウンドに着き船の出航を待つ間帰途セスナ機でクイーンズタウンへ帰るフライバックをオプションで頼んでいたが、天候が天候なのでカウンターで聞いてみると悪天候のため飛ばないとのこと。飛行機では1時間くらいでクイーンズタウンに帰れるが、バスでは4時間半ほどかかる。飛行機なら明るいうちにクイーンズタウンに戻れ街の中を観光できるのだが、この天候では仕方がない。
船は1時半に出航して3時に帰航する1時間半の湾内クルーズで、先はタスマン海への出口付近まで行く。海面から垂直に切り立ったマイター・ピークなど湾を取り囲む岩山のフィヨルドならではの風景を見ながら船は進んでいく。船首側は風が強くて立っていられないので、和食のお弁当の昼食の後は船尾で風景を楽しむ。雨のせいで両岸の岩山からは幾筋もの滝がにわかに流れ落ちている。晴れた日は2本しか滝がないそうだから随分の水流である。フェアリー滝やボーウェン滝の近くでは滝が流れ落ちるほぼ真下まで船が進められ、滝からの水と滝つぼからの水煙にたまらずあわてて船内に駆け戻る。
下船すると直ぐにバスは出発し一路クイーンズタウンへ戻る。ミルフォードサウンドにはテ・アナウやクイーンズタウンからたくさんの観光バスが来ていたが、これらのバスが連なって戻っていく。まるでコンボイのようだが、途中でノロノロ走る車両が間に入って先行するバスの列から取り残されてしまう。日も暮れると車内も暗闇で本を読むこともできず、持ってきた携帯電話(Vodafone、ニュージランドではVodafonelive!は使えないと聞いていたが、ためしにYahoo!につないでみたらつながった。あとで調べると4月からつながるようになっていて説明書も何も持ってきていなかったので適当に見ていた。)も圏外になって何もすることがない。眠くもないけど無理やり眠ろうとするがさっぱりである。
やがて、クイーンズタウンの街明かりが見えだすが、ニュージーランド第3の大きさのワカティプ湖畔にあるこの街にはなかなかたどり着かない。とりあえず携帯電話をインターネットにつなげたので掲示板など見て廻って時間をつぶす。ちなみに海外での使用にはパックの無料通話分を使用できない。いったいいくらの請求書が来るのだろうか?(帰ってから問い合わせると、料金は1万4千円にもなっていた。ギャー!)
クイーンズタウンの街中でバスから降ろしてもらい、まず銀行で両替してから土産物屋に行き、ラノリンクリームとチョコレートを買う。こういうものはスーパーでは売っていなかった。夕食はボードウォークというシーフードレストランに行く。2階の看板を1階の店と勘違いして店の人に丁寧に教えてもらう。レストランではシーフードプラッターというシーフードの盛り合わせだけを頼む。ニュージーランドでは盛が良く、色々頼むと食べ切れない。3日のクライストチャーチのレストランでもそうだった。おなかを一杯にしてホテルに戻る。
ニュージーランド旅行アルバム 2004年5月5日(第5日目) クイーンズタウン~ミルフォードサウンド~クイーンズタウン
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ノブズフラットの公園管理事務所

ホーマートンネルの掘削状況のパネル

渓谷の水の流れ

道路の開拓状況の説明

道路の両側の崖から流れ落ちる水

道路の両側の崖から流れ落ちる水

休憩場所の駐車場に居たタカヘ

ツトコ渓谷

ツトコの由来

ツトコ渓谷

ミルフォードサウンド船着場の看板(晴れるとこんな具合?)

この船に乗ってクルージング

雨と霧に煙るミルフォードサウンド

両岸の岩肌から流れ落ちる滝、滝、滝の連続

両岸の岩肌から流れ落ちる滝、滝、滝の連続

両岸の岩肌から流れ落ちる滝、滝、滝の連続

両岸の岩肌から流れ落ちる滝、滝、滝の連続

両岸の岩肌から流れ落ちる滝、滝、滝の連続

両岸の岩肌から流れ落ちる滝、滝、滝の連続

両岸の岩肌から流れ落ちる滝、滝、滝の連続

両岸の岩肌から流れ落ちる滝、滝、滝の連続

両岸の岩肌から流れ落ちる滝、滝、滝の連続

ミルフォードサウンドの出口

目前に広がるタスマン海

両岸の岩肌から流れ落ちる滝、滝、滝の連続

雲に隠れたマイターピーク

スターリンフォールの豪快な流れ

スターリンフォールの豪快な流れ

スターリンフォールの豪快な流れ

スターリンフォールの豪快な流れ

まだまだ続く両岸の岩肌から流れ落ちる滝

まだまだ続く両岸の岩肌から流れ落ちる滝

まだまだ続く両岸の岩肌から流れ落ちる滝

薄っすらと雪を被るマイターピーク

雲に隠れたマイターピーク

ボーウェンフォールの豪快な流れ

海中展望台

海中展望台

ニュージーランド船旗

乗船時に撮影した写真を届けに来たモーターボート

帰途の休憩地キーウィーカントリー

夕食を食べたボードウォーク(2階)