フランス周遊の旅 ~~2008年5月2日 ~ 2008年5月10日~~
2008年5月5日(第4日目)
アルル~ポンデュガール~アビニオン~リヨン
今日は、ポンデュガール、アビニオン、リヨンを巡る4日目の1日です。
朝早めに起きてホテルの周りを散策してみました。川沿いには花をつけたアカシアの木がずっと続いています。近くには果物屋さんが1軒だけありました。まだ朝早いので営業はしていませんが、市場から仕入れてきた赤いりんごや黄色のオレンジなど色とりどりの果物が店先を飾っていました。
最初の訪問地は、ポンデュガール(ガール川の橋)というローマ時代の水道橋の跡です。ローマ時代、水源地からニームの町まで水を供給するためにわずか17mの高低差を50kmに渡って導水路を作った名残です。山を穿つトンネルを掘れなかったので、大回りして水路を作った所で、ガール川の流れを越えるには高さ49mにもなる水道を通すための橋を架けなければならなかったそうで、今日まで残る凄い建造物です。かつてはこの橋の最上部を歩いて渡れたそうですが、橋から転落する人がいたため今は行くことができないようになっています。
次に訪れたのは、アビニオンの街です。橋の上で踊ろうよ踊ろうよ♪と歌ったあのアビニオンの街です。橋のたもとでバスを降りて城壁をくぐり抜けて市内に入り旧教皇宮へ向かいます。旧教皇宮はかつてローマ教皇がローマからこのアビニオンの街にその住まいを移したところです。宮殿内部にはこれといった目を見張るようなものは何もありません。何代かに渡って築かれてきた建物ですが、まぁ、石造りのがらんどうの建物といった裝いで、わずかに礼拝堂の跡のみがキリスト教の面影を残すのみです。
教皇宮殿を見学した後は、昼食です。街のメインストリートを歩いてレストランに向かいました。昼食後は今夜の宿泊地であるリヨンへ向かいます。
リヨンは人口ではマルセイユを抜いてフランス第二の都市になっています。このリヨンの街を見下ろす丘の上にノートル・ダム・ドゥ・フールヴィエール寺院が建っています。サン・ジャン大司教教会は丘の下に見える建物です。丘の上に建っている建物の方が格が上のように見えますがここではそうではないようです。
寺院や大司教教会を見学した後はホテルにチェックインする前に夕食のレストランに立ち寄ります。今日泊まるホテルは、駅前の再開発された遠くから見るとローソクの様に見えるSASラディソンホテルです。客室からは夜景がよくみえる高層ホテルで、私たちが泊まった部屋は33階です。
フランス周遊旅行アルバム 2008年5月5日(第4日目)
アルル~ポンデュガール~アビニオン~リヨン
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ポン・デュ・ガールの周辺案内図

ポン・デュ・ガールの遠景

ポン・デュ・ガールの遠景

通路から見上げたポン・デュ・ガール

ポン・デュ・ガールの端、前は上を歩けたそうです

アヴニョンのサン・ベネゼ橋

教皇庁宮殿とノートル・ダン・デドム大聖堂

教皇庁宮殿の正面

教皇庁宮殿の入口

教皇庁宮殿の中庭

アヴニョン市内

アヴィニョン駅

リヨンのノートル・ダム・ドゥ・フールヴィエール寺院

リヨン市内の眺め

サン・ジャン大司教教会

フールヴィエール寺院のマリア像

フールヴィエール寺院の天蓋

フールヴィエール寺院のステンドガラス

フールヴィエール寺院のバラ窓

ホテル・ラディソンSASリヨンからの夜景