中欧3カ国周遊の旅 ~~ 2009年4月28日~2009年5月6日 ~~
今日は午前中ブダペストの市内見学をして、昼食後には自由時間になります。
朝8時半にホテルを出発して最初に訪れるのは英雄公園です。ハンガリー建国の礎となった人達の像が祭られています。この広場の向こうには広い公園が続いていますが、私たちのグループはそこには行きません。この広場の左側には現代美術館の建物があります。
英雄広場の次は聖イシュトバン大聖堂に向かいます。この大聖堂はブタペストのシンボルとも言える教会で、聖イシュトバンを祭っている聖なる右手の礼拝堂があります。聖イシュトバンの右手のミイラが奉ってあるそうです。私たちが訪れたときは、催し物で、この礼拝堂に入ることは出来ませんでした。この教会の見学の次は、教会の傍らにあるレース編みを中心とした土産物屋です。いろいろなレース編みを飾るこの店では、他のメンバーと違いレース編みに興味がないので、トカイワインの試飲に集中です。貴腐ワインのトカイワインは、食事と一緒に飲むようなワインでなく、とても甘いワインです。小さなボトルを1本買い求めました。
土産店の次に向かったのはブダ地区のお城です。お城の中にはマーチャーシュ教会や三位一体の像、漁夫の砦を見て廻った後少し自由時間を貰えたので王宮の方まで行ってみました。とても広いお城なので途中で引き返さざるを得ませんでした。
お城の見学のあとはドナウ川に浮かぶ船の上での昼食です。船下りをしながらのランチクルーズではなく、停泊している船の客室で食べるのですが、川を走る船が起こす波を受けるので川を走っているように感じます。料理は「テルテットパプリカ」というピーマンの肉詰めです。日本のようにピーマンを縦切りにしたものではなく、ピーマンのヘタの辺りを切り取って肉が詰めてあります。
昼食の後は自由時間で、バスでホテルまで送ってくれるのを断って船から降りてすぐ近くの「くさり橋」を王宮のある対岸のブダ地区まで歩いて渡ります。橋を渡り切った所には丘の上の王宮へ登るケーブルカーがあるのですが、この日はあいにくメンテナンスの日なのか休業です。仕方なく橋をペスト地区に戻って路面電車に乗って国会議事堂を見に行こうと停留所まで行ったのですが、切符売場がありません。切符無しで乗って検札で見つかるとえらい罰金を取られるそうなので、切符を売ってそうな地下鉄の駅を探します。たしか食事をした船の近くに地下鉄の駅があったはずなので、町並みを見物しながら歩いてようやく駅を見つけ、いちいち切符を買わなくて済むように1日乗り放題の切符を買いました。
ようやく結構レトロな感じの路面電車に乗って国会議事堂のある所まで行きました。この議事堂の中にはハンガリー王の王冠が陳列してあるらしいのですが、見学は許可がないとできないので、あきらめて外観だけの見学です。
また路面電車に乗って路面電車に乗った停留所まで戻って、賑やかなメインストリートのヴァーツィ通りを歩きます。左右には高級ファッションショップや通りの真ん中にカフェが営業していたりと大変賑やかです。
このメインストリートを進んで行くとその先に中央市場があります。高い鉄骨の屋根の下に肉屋、八百屋、花屋、パプリカを売る店などがあります。肉屋ではフォアグラを売っているのですが、大きな塊でも3千円くらいで売っています。中をぐるっと見て廻ってからお土産にフォアグラの缶詰を買いました。このフォアグラの缶詰ではあとで事件が起きるのですが、これは翌日の旅行記をご覧ください。
市場を出てユダヤ教の教会のシナゴーグを見に行きます。このシナゴーグの入口ではセキュリティチェックがあります。バッグの中を見せて金属探知器をくぐります。テロ防止のためでしょうか。教会の入口では頭の上に乗せる浅い紙製のお椀のようなものをもらいました。記念品に貰えるのかと思っていたら帰りに出口で回収されてしまいました。中はキリスト教の教会の中との違いが分からないくらいです。
シナゴーグのあとは朝見損なった聖イシュトバン大聖堂の聖なる右手の礼拝堂へ、聖イシュトバンの右手のミイラを見に行きました。拝観時刻ギリギリだったので少し慌てましたが、小学生の遠足の団体がいて時間が延長されているみたいで、追い出されるようなことはありませんでした。右手のミイラは籠のような入れ物に入った右手のげんこつでした。
このあとはホテルに一度戻った後、夕食がついていないのでガイドさんに教えてもらったレストランに行ってみましたが、なにかいまひとつだったので街中をうろうろしてイタリアンのレストランでアサリのスパゲティを食べました。
夜8時半にホテルを出てドナウ川を船でブダペストの夜景を楽しむツアーに出掛けます。パリのセーヌ河下りのバトームーシュと同じようにデッキのある船で、乗船時にスパークリングワインのグラスを渡されました。デッキの上は風が少し強かったのですが、あまり気にせずライトアップされた町並みや建物、見所のくさり橋を堪能しました。写真はせっせと撮るのですが、夜間で被写体がライトアップされている環境の下では船が揺れているせいもあって手ブレがひどく、まともな写真は撮れませんでした。
ホテルに戻ってからは、明日の帰国に備えて荷物の整理です。フォアグラ、ワイン、塩、ピクルスなど結構重量のあるお土産も買ったので来るときは半分しか物が入っていなかったスーツケースもほぼパンパンです。奥さんのバッグの方にも物を入れてもらってようやく落ち着きました。
中欧3カ国周遊の旅アルバム 2009年5月4日(第7日目)
ブダペスト滞在
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英雄広場の記念碑

英雄広場の記念碑

英雄広場の記念碑

英雄広場の記念碑

英雄広場の聖イシュトヴァーン像

英雄広場から見たアンドラーシ大通り

現代美術館

現代美術館

聖イシュトヴァーン大聖堂

聖イシュトヴァーン大聖堂

大聖堂の入口

大聖堂の入口

大聖堂の内部

大聖堂の天蓋

大聖堂の祭壇

聖イシュトヴァーン大聖堂

土産物屋のレース店の入口

レース店の商品

レース店の商品

王宮の丘のマーチャーシュ教会

マーチャーシュ教会

マーチャーシュ教会

マーチャーシュ教会

マーチャーシュ教会

マーチャーシュ教会

マーチャーシュ教会

マーチャーシュ教会

マーチャーシュ教会

三位一体広場の像

聖イシュトヴァーン騎馬像

漁夫の砦

漁夫の砦

漁夫の砦

王宮の案内図

王宮の建物

王宮の丘からの市内風景

王宮の丘からの国会議事堂

昼食の船上レストランからの王宮の眺め

昼食のパプリカの肉詰め

くさり橋

くさり橋からの王宮の眺め

くさり橋

くさり橋

くさり橋

くさり橋

王宮のふもとのケーブルカー乗り場

王宮のふもとのよう壁

路面電車乗り場からのドナウ川と王宮

国会議事堂

中央市場

中央市場の内部

シナゴーグの内部

シナゴーグの内部

シナゴーグの内部

シナゴーグの内部

聖イシュトヴァーンの右手のミイラ

聖イシュトヴァーンの右手のミイラの説明図(ピンボケ)

聖イシュトバーン大聖堂の宝物

聖イシュトバーン大聖堂の宝物

聖イシュトバーン大聖堂の宝物

聖イシュトバーン大聖堂の宝物

ブダペストの地下鉄

ドナウ川船上からの市内の夜景

ドナウ川船上からの市内の夜景