今日から新年度です。今年は身の回りの環境が随分と変わりました。娘の病棟の担当医の先生が変わります。今回は担当医だけではなく、病棟主任以外が全員入れ替わってしまいます。また看護婦さんにも退職する人があり、逆に新人さんが入ってきます。そういえば、3月末を目処に退院していく子供も多かったかな。一方でプライベートでは7年ぶりに車が新しくなり、またシステムコンポを買い替えました。他の家電も買ってから10年になりますので、そろそろ覚悟しておかないとね。仕事の面では会社全体の組織の大きな改変があって、身近では部門長が変わります。これから仕事の進め方も変わりそうです。そうそう、通勤電車のダイヤが変わったのも僕にとっては大きな変化です。数え上げてみると、今年は久しぶりに大きな環境の変化だったような気がします。例えば健康とか、変わらないことがいい事もあります。でも保守的になったり惰性で物事をやってはいけない。この春は僕もちょっと変わってみようかな。ささいなことでもいいから。
「スーパーテレビ情報最前線」という番組の先日のテーマは「巨大母子病院の真実」というものでした。大阪にある病院の密着取材で、産科、新生児科、小児科で働く医師や看護師の奮闘の様子を描いていました。新生児科にはNICU病棟ももちろんあって、番組では体重500gを切って生まれた赤ちゃんの誕生の瞬間とか、4つ子の帝王切開とか、普通では見られない映像を紹介していました。もちろんNICU病棟の中も撮影されていたわけで、そこを見て、どこの病棟も似たような雰囲気なんだなと思いました。アラームがガンガン鳴り響く中で24時間体制で勤務するスタッフ達。面会の両親の不安な顔。その中で懸命に頑張る赤ちゃん。自分もその中にいるのだけど、番組を見ると、他人事のように感動しました。すごいなあって。その番組の中で、神奈川から研修に来ている先生のエピソードも紹介されました。実はその先生はウチの病棟から修行に行ったのです。ようやく戻ってきて、今月からまたなっちゃんの面倒を診てもらえます。よろしくお願いします。
小田急線はよく遅れるというのは、利用している人たちがよく口にする文句です。それにしてもこのところ事故による遅れが目立ちます。しばらく前は秦野駅で続けて2件ほど人身事故がありましたし、つい先日も踏切事故でダイヤが乱れました。そして今朝も、千歳船橋で起きた人身事故の影響で、しばらく上下線とも運転を見合わせました。僕がそれを知ったのは乗っていた電車が伊勢原の駅を出たあたりです。事故の影響で順次運転を見合わせているとのアナウンスがありました。あと3駅だから何とか、という想いが通じたのかどうか分かりませんが、その電車は秦野まで来たところでしばらく発車を見合わせるようでした。いやーギリギリだった。すでに上りホームには2本の電車が立ち往生していましたから。改札に上がると駅事務所の周りに人垣ができていました。運転状況の確認や振替輸送について聞いていたんでしょう。新しいスーツに身を包んだ新入社員らしき人もいました。入社早々こんなトラブルに遭うなんてねえ。サラリーマンはつらい。
昼から都内で仕事だったので、移動途中に新宿で早めの食事をすることにしました。行きたい店がありました。カレーの店「夢民」が新宿野村ビルに店を出したと聞いていたからです。学生時代の思い出の店「夢民」もどんどんメジャーになって、これで3つ目の支店ですかね。オフィス街に店を構えただけあって席数も多く、その客をさばくために厨房も広めに取っています。店頭ではお弁当も売っていました。開放的な内装にしゃれたBGM、丁寧な対応の店員さんがたくさんいて、テーブルの上のメニューもきれいにデザインされています。本店とはまったく別の店にいる気分。もちろんメニューの種類も味も変わっていないし、ライスの上に乗せる干しぶどうや、会計の時にくれるコーヒーキャンディーも一緒です。でも何か違うなあという気がする。辛さも僕の記憶よりマイルドだったし。この店が悪いと言いたいのではありません。ただ、自分が想い出に浸れる店ではないんだよね。もちろん「夢民」のカレーを食べる機会が増えたことは喜んでいます。
週末の夜は新車の慣らしを兼ねてドライブへ。雨の中、満開になった桜を見に行こうじゃないかという訳です。昨日は横浜は山下公園から赤レンガ倉庫を回って来ました。方向が分かりにくいところや道の複雑なところではNAVIを有効に使ったので、無駄にグルグル回ることもなく、渋滞にもかかりませんでした。そして今日は、久しぶりに高田馬場の「えぞ菊」でラーメンを食べようと一路都内へ。目的を達した後は靖国神社など桜の名所をぶらぶら通りながら帰ってきました。昨日も今日も、帰りはNAVIにルート案内させました。特に家に向かう道に入るまで、確実に案内してくれるのは便利です。もっとも、あまりNAVIの画面に集中しすぎると危険ですけどね。自分なりに車の特性も掴んできてだいぶスムーズに走らせることができるようになりました。車高が高い分視界も良くて交通量が多いところでも運転しやすいし、車重がある割には馬力もあるのでキビキビ走ります。気になるのは変わった位置にあるパーキングブレーキかな。力が入りにくいんだよね。
4月に入ったとたんに調子を崩したなっちゃん。ミルクを戻しちゃうのでミルクチューブを胃より奥深くに入れて、血液検査の結果も悪かったために点滴の針も入りました。さらに呼吸の調子も悪いので呼吸器の設定も上げられちゃって、あらららら。4月からの担当医の先生も苦笑いです。その先生は生まれたてのなっちゃんを担当してくれた先生で、他の病棟をローテーションして久しぶりにNICUに戻ってきたのです。挨拶もそこそこに、いきなりの処置にこちらも質問攻めにしてしまいました。でもお蔭でここ数日で調子をだいぶ取り戻してくれて一安心です。今日はいつものようになっちゃんを抱っこしながら一緒にお昼寝。そのあとお風呂に入れてポッカポカになりました。相変わらず手足をバタバタ動かすなっちゃん。反射反応と言われるけれど、そうじゃないと思うんだよね。なっちゃんの顔の前に自分の顔を近づけて、ちゅーするよ〜と言うとじたばたするし。ちゃんと雰囲気を感じ取っているんじゃないかな。ん、パパを嫌っているんじゃないよね。
組織変更で部門異動となった人はもちろん大勢いますが、勤務地だけが変わる人も相当数います。営業職や一般職のみならず、我々技術職でも都内、埼玉、神奈川、三重、富山、中国などの事業所間で転勤があります。僕が就職活動をしていた時、例えば関西などへの転勤が無いことも条件の一つでした。あちこち動くのは面倒ですからね。その後会社としては活動拠点が増えたものの、就職してから11年で勤務地を移動したのは一度だけ。今の事業所にはもう8年程います。もしかしたらこれはラッキーなだけなのかもしれない。ここに来てあらためて考えてみると、やっぱり勤務地が移動するのは嫌ですね。持ち家や娘のことがあるので通勤できないところへ行くのはもちろんのこと、通える範囲でも例えば元いた事業所は嫌だな。会社のバスがとっても混むから。今は家から1時間ちょっと。駅からはバスを使わなくては行けないところだけど、そんなに混まないから通勤地獄ではない。これ以上遠くも、あるいは極端に近くなるよりも、今くらいが丁度いい。
先月観た映画「キャッチ・ミー イフ・ユー・キャン」の原作本を読み終えました。実話に基づく映画だと聞いて興味を持ったのです。原作者でもある主人公は、16歳から21歳の間に、小切手詐欺でアメリカ全土はもとより世界中をまたに250万ドルを稼ぎました。その間にいくつもの偽名を使ってパイロット、医者、法務官、大学講師になりすまし、お気に入りの女性をくどき、リゾート地で優雅なバカンスを楽しむ。端から見れば贅沢三昧な日々だったようです。でも実際は違ったんでしょうね。詐欺をはたらくのはお金欲しさからではなく、詐欺という行為自体をゲームのように楽しんでいたように思えます。しかし、悲しいかないくら稼いでも満足しない。それで追っ手の影におびえながらも犯行は続ける。見かけは大人でも、やっぱり芯は子供だったんでしょうね。それにしても大胆な手口と行動のち密さには感心します。詐欺だって頭が良くなければできませんからね。また、原作を読んでみて、あらためて映画の脚本が良くできていたとも思いました。
午前中に都内で打合せに出席した後、お台場のビッグサイトで開催されている展示会に行ってきました。聞くところによると、新木場から出てビッグサイトを通るりんかい線が昨年末に大崎まで延伸され、だいぶ便利がよくなったらしい。ということで往きは大井町でりんかい線に乗り換えました。とにかく駅が深い深い。新木場行きのホームはなんと地下5階です。ところで、りんかい線を走らせている東京臨海高速鉄道は、東京都を主体とする第3セクターです。以前からパスネットが使えていましたが、今は大崎から埼京線と相互乗り入れしているためにJRのSuicaカードも使えるようになりました。でも元々パスネットとSuicaは互換性がありません。大井町から国際展示場まで行くのにパスネットを出せばいいのかSuicaを使うのか、説明書きも要領を得ず、改札でうろうろしてしまいました。結局自販機で切符を買っちゃった。帰りは直通電車に乗って新宿まで25分。確かに便利だけど、10分余りのりんかい線区間の運賃が320円なのはちょっと高いよ。
イラクの首都バグダッドを米英軍が攻め落とし、戦争の決着も付きそうな雰囲気が漂ってきました。もっとも先方の大統領から敗北宣言が出たわけでもなく、それどころか消息が掴めていないので、まだどうなるか分からないでしょうね。心配された大量破壊兵器が使われた形跡は、今のところ無いようです。それでも死傷者が毎日のように出てしまうのは残念です。それにしても取材記者の戦場からのレポートは生々しいものがあります。それらは僕らがいつも茶の間で見ている映画とは分けが違う。常に危険と隣り合わせ。宿舎に砲弾が撃ち込まれたことに怒っても、死んでしまったら元も子もないんです。戦争という異常な事態なんだから、やみくもに取材陣を送り込むのは考えて欲しい。反戦運動も続いています。米英に対する批判も分かりますが、同じようにイラクに対しても働きかけて欲しい。これだけ多くの罪の無い人の命を犠牲にしたのに、国の首脳部が雲隠れでは申し訳が立たないでしょう。いち早く平和が訪れるように責任を全うしてください。
統一地方選の前半戦もいよいよ大詰め、なんだそうです。なるほど、日に日に駅頭に立つ立候補者とその取り巻きが増えているはずです。身近なところでは神奈川県知事選挙と同じく県議の選挙投票がこの週末に行われます。選挙権を持っている県民として、やはり無関心ではよくないでしょうね。そうは思うのですが、毎日、僕は駅にいる立候補者とは目を合わさないように歩いてしまいます。作り笑顔を見たくないから。でも声は聞こえてきます。並んでいるあちこちから同じ名前が飛んできます。と思ったら別の候補者の名前もあったりして、結局、僕の頭には誰がいたのか残っておりません。そういや、何日か前にそろいのピンクの上着をまとったお姉ちゃんを並べていた候補者がいましたね。さすがに目が行ってしまったのだけど、あれも誰だったんだろう。朝の駅にいるのは大抵は県議の立候補者ですよね。だから秦野の駅に立っている人には僕は何の関わりもない。お願いだから、改札から出てくる人に向かって名前を連呼するのはやめましょうよ。
前の車を買ったとき、慣らし運転を兼ねて沼津までお寿司を食べに行きました。市場のセリ権を持つ寿司屋が沼津漁港にあるのです。そして、今回も新車の慣らしで東名高速を西へ向かいました。目的地はその寿司屋の回転寿司形態の支店がある御殿場のアウトレットモールです。お昼ご飯に寿司を食べるついでに買い物もしてこようと言うわけです。神奈川では落ちてなかった雨も、大井松田を越えるあたりからポチポチとフロントウィンドウを濡らし始め、買い物にはあいにくの天気となってしまいました。それでも10時のオープンから広い駐車場がどんどん埋まっていきます。まだまだアウトレットモールは人気なんですね。目的の寿司屋も11時の開店前から行列ができる程の賑わいで、仕方なく僕らもしばし並ぶ羽目に。まあそれでも目的通りに美味しいお寿司に満足したのでよしとしますか。残念ながら買い物の方はあまり収穫はなし。他のアウトレットモールで見たようなお店が多いからね。でも渋滞にもかからず手軽なミニドライブを楽しめました。
めざましテレビのアナウンサーが4月から変わりました。ずっと小島奈っちゃんの声で起きていたので、新アナウンサー高島彩さんの声にはまだ違和感があります。ただしメインキャスターの大塚さんや芸能ニュースの軽部さんなどは変わっていないので、番組の印象そのものは変わっていません。今までにもお天気キャスターが交代したり番組の主題歌が変わったり、部分的にテコ入れはされています。でも考えてみると一辺に大きく中身を変えていないんですね。そのあたりが朝の番組を長続きさせるコツなのかもしれません。めざましテレビを見ている積極的な理由はなく、何となく見慣れている、ただそれだけです。スポーツニュースを聞きながら着替えて、ごはんを食べながら芸能ニュースを見る。そんなリズムができちゃっているのです。ところで、小島アナは日曜夜の番組はまだ続けているんですね。久しぶりに声を聞いて、ああ元気なんだ、なんて懐かしく思ってしまった。日曜の夜と月曜の朝、両方の番組をこなすのは大変だったでしょうね。
通勤カバンを新調しました。と言っても大げさなカバンではなく、セール品でわずか2000円という価格に、使いにくくても後悔しないだろうと思って即買いしたものです。今度のは小ぶりな肩掛けカバンです。こういう形に名前はあるのかな。上部に大きいべろのようなフタがあって、それで上側にある出し入れ口からカバンの前面までを覆うタイプです。その“べろ”を折る位置が2箇所に変えられるところが気に入りました。深めに折ると女性のハンドバック程度のサイズになり、浅めに折ると縦長になってA4サイズのファイルも入ります。普段は書類なんかを持ち歩かないのだけど、急にカバンに入れる必要があるときに便利かなと思ったのです。最近はずっとノートパソコンも入るような大きなカバンを持ち歩いていましたので、その気になれば何でもかんでも入ってしまいました。たいした荷物もないのにカバンが大げさなのも垢抜けないと感じていたので、まさにピッタンコだったのです。耐久性や実用性はまだ分からないけど、安かったから気楽だよね。
スポーツクラブにナイト会員という種別があります。平日夜9時以降しか入館できないのですが、その分会費が安上がりになっています。クラブの営業は11時半まで続きますので、それでもいいと割り切る人もそれなりにいます。ということで、夜9時前後は6時過ぎにクラブに来た人の退館の波と、ナイト会員の入館の波が同時に押し寄せて、エントランスや駐車場が混雑します。僕らの平日の生活パターンでは、その時間にクラブに行くことが多くなる。駐車場待ちの車が道路に列を作り、近くの提携駐車場も満車で、更に遠くの駐車場に車を停めることもしばしばです。着替えてジムに行ってもめぼしいレッスンは終わっていて、スカッシュ仲間ももう帰り支度をしてます。こちらはこれからなんだから付きあってよとも言いにくく、さりとて閉館まで時間の余裕もないので、彼らとは一言挨拶をする程度でトレーニングを始めてしまう。それでも実質動けるのは1時間半程度。体力維持はできても向上ができない今日この頃、ちょっとストレスを感じてます。
TBSテレビの春の新番組で「ぴったしカンカン」と「世界まるごとHOWマッチ」がリバイバルされたようです。どちらもよく見ていた番組なのでとっても懐かしい。「ぴったし」はぴちぴちしていた久米宏のスピーディーな進行が気持ちよかった。あのコント55号も解答者に回ると大人しく見えました。そうそう、おひょいさんのひょうひょうとした雰囲気は今も昔も変わっていませんよね。一方で「Howまっち」の魅力はなんだったんだろう。司会の大橋巨泉と石坂浩二、ビートたけしのやり取りが面白かったけど、小倉さんのかん高い声のナレーションも欠かせない。ケントギルバートやチャックウィルソンなどの外人タレントが売れ出したのもあの頃からじゃないかな。いい番組だったなあ。そういう思い出はそれとして、現在の番組はどうなんだろう。たまたま昨日「Howまっち」の方を見ました。ガッカリはしなかったけど、昔の方が密度が濃かったと感じました。司会の島田紳助はさすがにうまく番組を仕切るけど、解答者に魅力が足りないと思う。
娘の病棟に入ると、まずはSP02モニターの数字を見て、なっちゃんの顔色を覗きます。そして看護記録を見て、夜中や午前中の様子を確認する。特に問題なく安定していたら、とりあえずごほうびのちゅー。これこれ、バタバタするんじゃない。SPO2は血中酸素飽和度を表示する機械で、通常は100%近くで呼吸が苦しくなると下がってきます。心臓が弱ってるとか、肺が働いていないとか、それ以外でも値が下がると危険なので、看護婦さんや先生を呼ぶことになります。危険なのは痰が増えてきた時。気管から肺までの通路が詰まっちゃう可能性がある。それからミルク直後も値が下がることがあります。悔しいかな、なっちゃんが苦しんでいることはモニターの値か顔色からしか判断できない。今夜も抱っこからベッドへの移動直後に値が下がって、先生を呼んで大慌てしました。慣れてきたから昔よりは冷静でいられるけど、先生だって慌てるんだからたいへんな事なんだよね。手遅れになることだってある。油断しては行けないと気を引き締められました。
先月、突然閉鎖されたアサヒ・コムのジャズエッセイがこれまた突然復活しました。僕も含めて再開を望む声がたくさんあったんだと思います。先週から始まって今週で2回目。リニューアルしても寺島氏の筆致は変わりません。彼の感性には共感できるところもええっと思うところも両極端があって、毎週楽しみです。そうそう、毎週ちゃんと更新されるという点も高ポイントです。ただひとつ、記事の中でアルバムジャケットの写真を紹介できなくなったらしい。これは残念です。ここで紹介されたアルバムをCD屋で探すことがありますが、それは聞いたことのない題名を探すよりジャケット写真を手がかりにすることがよくあります。ジャズのアルバムは、特に過去の名盤と言われるアルバムは、ジャケット写真がすごく印象に残ります。文字よりビジュアルが先に目に飛び込んできます。寺島氏は中身を見ずにジャケットの善し悪しでアルバムを買ってしまうそうです。その寺島氏のエッセイの中にジャケット写真が入っていないのは返す返す残念です。
なっちゃんの最近の看護記録には、ミルクが終わりくらいになると苦しくなると記載されています。ただどうしようも無いかと言えば、そうでもなさそうです。ミルクの濃度が低い夜は比較的落ち着いているし、昼間も苦しくならずにミルクを飲みきれることもあります。痰が多いのは確かだし、便秘気味だし調子が良いとは決して言えません。でも周囲からそれを和らげてあげる手だてがあるみたいなのです。僕らが面会にいる間は、もちろんなっちゃんに張り付いていますから、ちょっと体勢の崩れれば直すし、痰が溜まってくればすぐに取ってあげられます。苦しくなりがちなミルクの間はずっと顔を見てますので、ちょっとでも変化があれば呼吸器の位置を直すだけではなく、声をかけたり手を握ったり、ちゅーしてあげる。なっちゃんもそれを感じて安心してくれるのか、僕らがいる間は比較的落ち着いています。なっちゃんには自分の力で頑張れることが想像以上にある。それを手助けできれば、薬とかに過度に頼らずにすみそうなんですけどねえ。
今週末はスカッシュの神奈川選手権に出場しました。今回は一般クラスではなく、一つ下のフレンドシップクラスでの出場です。今の実力では一般では一回勝てるかどうか。フレンドならそれなりに勝ち進めるだろうという読みです。昨日の一回戦は緊張で固くなりながらも勝ち抜けました。そして二日目。最初の相手はなんと歳の差が倍以上も離れている中学3年生でした。しかもそれがなかなか上手い。しかしまだ若いもんに負けるわけには行かない。おじさんパワーで頑張りました。準決勝の相手はやる前から苦戦するだろうと思っていました。それは向こうも同じだったようで、一進一退の攻防が続きました。ゲームを一つずつ取ったファイナルゲーム。離されかけたところで偶然ボールが割れ、ちょっとブレイクが入ったのが幸いしたのか、そこから逆転勝ちしました。そして決勝。短期決戦を狙う相手に繋ぐスカッシュで挑み、なんと予想外の優勝を遂げてしまいました。と言うわけで、今日のなっちゃんは金色のメダルを小脇に抱えていましたとさ。
昨日、試合が終わった頃からすでに腰が重くなっていました。久しぶりに激しいスカッシュをしたからでしょう。普段なら拾いに行かないようなボールを追いかけ、あらん限りの握力でラケットを握って、力いっぱい振り回しましたからね。僕の理想とする必要なところしか力を込めないメリハリのあるスカッシュとは大違いです。そしてそれでも満足にストレッチをしなかったおかげで、その筋肉痛が今日は両足、お尻、腰、左側背筋、左腕に広がり、元気なのは右腕だけという状態になりました。昨日の夜は久しぶりに湯快爽快に行って疲れを癒したつもりでしたが時すでに遅し。まあこれも仕方ありません。どうせ行ったならマッサージもして貰えばよかった。こういう筋肉痛は嫌なものではありません。痛みを感じながら体をほぐすのが楽しみでもあります。それにしても、僕は体が硬いくせにこれまで大きな怪我をしていないのは不思議です。時々膝とか肩に違和感を感じますが、日常生活に支障をきたすような怪我ではない。関節は硬いけど骨太なのかな?
今朝、かみさんが気分が悪いと言います。寝込むほどではなさそうですが、火曜日は娘のカニューレ(気管切開した孔から気管まで入れるチューブ)交換の日。それを先生と一緒にやっているかみさんは、毎週この日は朝からプレッシャーがかかっています。そんな日にこの体調で病院に一人で行くのは不安でしょう。ならば僕も仕事を休んで見学ついでに一緒に病院に行く事にしました。前回とは違って今回は心の準備も万端です。今日の耳鼻科の先生は3人。それにかみさんを加えた陣営でさあ開始。まずかみさんが古いカニューレを外します。すかさず孔の周りを先生が消毒し、同時に汚い痰を別の先生が吸引。それが終わると新しいカニューレをかみさんが挿入。あっという間です。例えてみれば、F1のタイヤ交換みたいなもんですかね。このところ調子を落としていた娘もよく頑張って、あまり苦しくなることもなく無事に終了しました。古いカニューレの先には固まった痰がこびりついていた。これが苦しくなった原因だったのかもしれないね。
5月1日から小田急電鉄は全ての駅を全面禁煙化するそうです。今まではホームに喫煙コーナーを設け、そこでも通勤時間帯は全面禁煙としていましたが、それが徹底されておらず、利用客の苦情もあるとのことから、全面禁煙に踏み切るそうです。いやいやこれは歓迎です。喫煙コーナーがあればタバコの煙から逃げられるか。もちろん嫌なら近づかなければいいのです。でも乗り降りの位置で近くを通らねばならないこともある。そんな時はもちろん息を止めて早足で通過しました。それに喫煙コーナーと言っても灰皿の周りに線が引かれているだけですから、厳格にその線の内側で吸う人なんてめったにいない。それに、僕は喫煙コーナーの灰皿を見ると、むしろタバコが吸いたくなるんじゃないかと疑っていました。トイレをみると尿意をもよおすように。え、それは自分だけ?今度は灰皿も撤去されるそうですから期待は大きい。もっと言うなら、貼り紙したりアナウンスをするだけでなく、駅員さんにはちゃんと口頭でも注意して欲しいのですけどね。
小田急にグーパスというサービスがあります。駅の自動改札機を登録した定期券で通ると、その人の携帯電話にミニ情報メールが届くというものです。インフラは小田急が用意してコンテンツはぴあが担当しています。自分の年齢・性別や興味に合わせたいくつかのジャンルの中からランダムに届きます。先日、雑学メールで「涙の味は感情によって変わる」ということを知りました。よく調べてみると、怒ったり悔やんだときは副交感神経が働いてナトリウムが増え、量も少ないのでしょっぱくなります。逆に悲しいときや嬉しいときは交感神経が働き、量も増えるので薄味になるんだそうです。また涙と一緒に脳から分泌するストレス物質が出るそうで、涙を流すことはストレス解消になるとも言われています。最近よく涙を流すなっちゃん。嬉しいのか怒っているのか、なめてみれば感情が分かるのかな。その前に点眼している目薬の味を確認しておかないとね。でも涙を流すってことは脳の働きだということで、いずれにしても涙が流れるのはイイ事なんだ。
我が家にCR-Vが来てからもうじき一ヶ月。走行距離も1000kmを超えたので初回点検に出しました。最初はエンジン回転数を制限して慣らし運転をするもんだとか初回点検ではエンジンオイルを換えるものだとか、昔はよく言われた気がするのですが、最近はあまり気にしないのでしょうか。まあオートマ車が多いこの世の中、あまりエンジンを回して走る人もいないんでしょうね。点検に持っていったかみさんによると、ディーラーで初回点検でエンジンオイルを換える人はあまりいないと言われたそうです。ふーん。いつの間にかそんなに日本車の品質は上がったのかな。実際、ここまで特に不具合はありませんけどね。これまでの燃費はだいたい8km/Lくらい。出足はキビキビ、中速域からのいわゆる追い越し加速もよく、高速域では車高があるから多少ふらつきますが、まあ走りには概ね満足しています。車内も特に後席が広くて使い勝手がいい。ただ許せないのはやっぱりパーキングブレーキの位置です。今でも一瞬探しちゃうし、何しろ力が入らないよ。
僕の実家に久しぶりに帰ると言ったら、DVDプレーヤーを買ってきてくれと頼まれました。レンタルビデオ屋もDVDが増えてきたんだとか。実家にあるノートパソコンはDVDプレーヤー付きですが、さすがにそれで見る気にはならないらしい。我が家でDVDを見るとしたらPS2かミニコンポです。単独のは買ったことがないので、じゃあってんで適当なところをリサーチしました。HDD付きのDVDレコーダーがかなり出回ってきたようですね。長時間まとめて録画して必要な部分だけDVDに書き込むという使い方をするようです。HDDが付いていないDVDレコーダーになると値段も手ごろです。そして再生機能だけのものだと1万円台から揃っていました。色々考えた結果、実家のビデオもまだ使えている段階でいきなり高機能なものを買うのもなんだかなと思って、まずは再生専用機を買いました。DVDはビデオと違って特典映像とか音声切替えとか、複雑じゃないですか。まずはそこから慣れてもらいましょう。それに、ウチにもない最新機種を買うのも悔しいしね。
少年ジャンプに連載中の「こちら亀有交番前派出所」という長寿漫画があります。派出所勤務のお巡りさんが主人公のハチャメチャギャグ漫画です。調べてみると僕が小学生の時1976年に連載が始まったそうです。話の筋は幾つかのパターンがあるのですが、取り上げる話題が時代の流れをうまく取り入れているのでマンネリを感じません。登場人物も多く、主人公の両さん、同僚の中川巡査に婦警の麗子、そして大原部長の不動のレギュラー陣に加え、4年に一度登場するオリンピックキャラ日暮巡査なんかもいたりします。古くは実写版の映画化もされたし今はアニメ放送もされています。そして現在発売されている単行本は134巻。もちろん日本最長です。その全巻が今、僕の横に置いてあります。どういう訳か親父が創刊当時から気に入って、現在まで全ての単行本を買ってきました。その本をすっぱり整理したいのだけどと相談されて、処分するのも勿体ないと、とりあえずウチに持ち帰ってきたのです。さてどうしよう。とりあえず最初から読破するか。
全国統一地方選挙の後半戦も終わりました。ウチにも市議選挙の投票案内が来ていました。まず始めに謝ります。棄権しました。ごめんなさい。だって候補者が多くてよく分からないんだもの。投票するなら一人ひとりの政治方針をすべて吟味して、共感できる人にいれたいではないですか。それが候補者が何十人もいると全てを把握しきれません。名前や顔の好き嫌いで投票するわけにもいかないし。僕らにとって最も身近な政治家なんだから、ちゃんと投票するべきだったと反省しております。リコールされたのに再選したとか、収賄罪で起訴・拘置中の前市長がトップ当選したとか、母娘の戦いは母が勝ったとか。そういう渦中にいたら万難を排してでも投票していたかもしれない。まあこれでようやく朝晩の駅の選挙運動も終わります。顔も名前も覚えていないけど、あの候補者達はどうなったのかな。前半戦が終わった時は、お騒がせしたおわびとお礼と言って、駅頭に立ってひっそり挨拶をしている候補者がいて感心したけれど、今日はいませんでしたね。
風の強い一日でした。しかし庭に吹き込む風はさほどでもなかったので、夕方から友達を招いてウチの庭でミニバーベキューとなりました。ほったらかしの庭はちょっと前まで枯れ草で覆われていたのに、いつの間にか青々とした雑草で覆われてしまった。さすがに見た目によくないので、バーベキューの前にまずは草むしりをちょっと。今年は本格的に庭をきれいにしなくちゃね。さてさて、ウッドデッキにコンロとテーブルと椅子を出して、暗くなったのでランタンも灯して食べ始めましょう。貰ったもの買ったものさまざまですが、いつの間にかこれだけの道具が揃っちゃったんですね。すごいもんです。風情たっぷりのランタンの明かりでバーベキュー。BGMはもちろんジャズ。いいじゃないですか。焼けたかどうだかよく見えなかったけどね。肉も野菜もたっぷり食べてお腹いっぱいになりました。なんだかんだで最後に庭にいたのは7人。それだけの人数に耐えられた素人作りのウッドデッキもたいしたもんです。だいぶペンキもはげちゃったなあ。
最近のなっちゃんの抱っこはこんな感じでしております。すなわち、背もたれと足置きのある椅子にまず僕が座って膝を開いた体育座りをする。その状態でなっちゃんを渡してもらって、すばやく呼吸器の回路を固定してもらう。その間僕はなっちゃんのわきの下に手を入れてしばし保持。回路が固定できたらなっちゃんのお尻を僕の下腹辺りに乗せ、さらにずり落ちないようになっちゃんの股を僕の股で挟む。そして最後にあごを引きすぎないように、肩の後ろにタオルを入れる。これでなっちゃんを背中から抱え込むような姿勢になります。上向きになったなっちゃんの顔を上からのぞき込むと、かろうじて目が合うかなあという位置関係。体勢が決まるとなっちゃんは落ち着いた顔をして、移動時にカッと開けた目を閉じてくれます。だいたい抱っこ中にミルクを注入しますので、このままの姿勢で約2時間。12キロの体重が下腹にかかり、あるいは体がずれないように股にずっと力を入れているので、これが結構キツイ。ベッドに戻した後は体が硬直しているし、今日は妙に股が筋肉痛だと思ったら、昨日の久しぶりの抱っこが原因みたい。
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