10月1日(Tue): 台風直撃

戦後最大規模の台風21号が関東を直撃するという日に、悪しくも都内に出張でした。まあでも場所は新橋駅からすぐ。上手く歩けばそんなに濡れないはず。しかも午前中は雨もさほどでもなさそうなので、街をぶらつくつもりでちょっと早めに家を出ました。でも失敗です。新宿に寄ったものの、朝10時から営業しているお店はほとんどない。新橋に行ってもそれは同じ。雨も降り始めてきたので、早めの昼食を食べて集合時間までスターバックスで過ごしました。晴れていれば銀座まで足を伸ばしたかったのに、残念。用事が終わったら、交通機関が乱れる前にさっさと帰りましょう。ロマンスカーが運休しているという情報を得て、渋谷から田園都市線経由で帰ってきました。上手い具合に乗り換えられたので、ほとんど傘を使わずに相模大野に着き、そこから病院行きのバスに乗りました。しかし、さすがに道路は渋滞。通常20分程度で着く道のりが1時間近くかかりました。お蔭で難しくてなかなか進まなかった本を読み終えることができちゃったけど。

10月2日(Wed): 爪痕

台風一過の晴天の下、朝からすがすがしい気分で駅に向かって歩いていました。ところが、おださがの改札を抜けたところに手書きの案内が立っていました。小田急線の線路内に土砂が流入したため運転を見合わせているという告知です。現場は東海大学前と秦野の間。そのため下り線は伊勢原までの折り返し運転になっていました。じゃあどうやって会社に行けばよい?すがすがしかった筈の頭で猛烈に考えて、東海道線で二宮駅まで行くべしと決断しました。伊勢原秦野間の代行運転のバスは時間が全くあてになりそうもないし、家に戻って車で行くというのも現実的ではない。相模大野経由で藤沢に出るか、海老名経由で茅ケ崎に出るか。とりあえず海老名に向かおう。そこで折よく駅職員が振替乗車票を配っているのを受け取って、JR相模線に乗って一路二の宮へ。そちらは大した混乱もなく、交通費もかからず、通常より45分遅れるだけで無事出勤することができました。たまにはこういう通勤路も悪くありません。台風の力はあなどりがたし、です。

10月3日(Thu): 移動

娘がいるNICU病棟は壁が無い一続きの大部屋です。それでも中はカウンターなどで区域分けされていて、特に目が離せない子がいる区域、外科手術前後の子を集める区域、そして心配が減って退院できるまで成長するのを待っている子がいる区域などがあります。10月になって娘のベッドもその成長待ちの区域に移動しました。退院の話は全く具体的になっていませんが、先生や看護婦さんが頻繁に行き来する区域にいると落ち着かないし、特に急を要する治療も無いし、たまたま呼吸器をおける場所が空いたしなどなど、諸々の理由があるようです。新しい場所は今のところ広くて快適です。でもここは他の区域より緊張感が少ないせいか、担当する看護婦さんの目も吊り上がってないし、先生もあまり来ません。この間まですぐ隣で忙しそうに働いていた先生や看護婦さんが遠くに見えるようになっちゃって何故か寂しい気分。まあその分、こちらも自宅にいる気分で寛いでいれば良いのかもしれませんけどね。でもやっぱり早くお家に帰ろうね、なっちゃん。

10月4日(Fri): ちょっとした試み

ちょっと更新が滞りました。正直に言えば、書いていなかったのではなく、アップロードしていなかっただけなのです。最近この戯れ言を書くのは会社のお昼休み。ただし会社で家のホームページの更新はできませんので、アップロードは帰宅してからというパターンが続いていました。会社が終わると病院に行く毎日。時間があればその後スポーツクラブへ行って、無ければ家に帰りますが、いずれにしても家にいる時間は少ない。家には寝るだけのために帰るなんて言う人がいますが、今まさにそれに近い状況です。そんな毎日の中で、家でパソコンの前に座るのは如何なものかと思って、この二日間パソコンを付けなかったのです。するとゆっくり新聞も読めたしテレビもゆっくり見られた。眠いと思えば早くベッドに入ればいいし、散らかした机の周りも片づけられる。いい事ばかりじゃないですか。忙しくて時間がないというのは僕がもっとも嫌う言い訳です。時間がないと思ったら日ごろの過ごし方を見直して、何かを変えていこうと思ったのです。

10月5日(Sat): マーケティング

企業が市場に何を提供するか。市場の要求を優先する考え方をマーケットインと言います。そこでは市場調査やアンケートを駆使して、嗜好や流行の変化を察知することが大切になります。これがいわゆるマーケティングというやつで、営業部隊だけがやればいいというものではない。研究開発職から市場を意識することが必要です。それとは反対に、自分たちの技術を活かした商品を提供する考え方をプロダクトアウトと言います。まず技術ありきという考え方ですね。ニーズ指向とシーズ指向とも表現されます。先日、マーケティング経営というテーマの講演を聴いて、如何に市場の要求が大切か、しかも単なるアンケートでは分からない潜在ニーズを掘り起こすことが重要だと教えられました。言っていることは分かるんです。そういう例をいくつも挙げてもらって、なるほどとも思います。でもある意味それは結果論。技術が無いのに市場を見ててもいいものは作れない。市場を見ていて失敗した例もあると思います。そこが難しいところなんですよね。

10月6日(Sun): ガーゼ交換

娘の毎日の日課の中に、気管切開して入れたチューブに当てるガーゼの交換と、頭の数箇所のコブの消毒があります。もちろん最初は看護婦さんがやってくれていましたが、在宅治療を見越していずれは親がやらねばならないときが来るということで、僕らも覚えることになっています。平日にすでにかみさんが看護婦さんにサsポートしてもらいながらやってまして、そして今週末はいよいよ僕も初挑戦ということになりました。気管切開のチューブの方は特に緊張します。チューブが外れないように一人が押さえながら、もう一人が傷口を消毒したりガーゼを入れたりします。ばい菌が入らないように、またチューブが緩まないように気を付けながらの作業です。一通り終わるとホッとします。でもそれだけでは終わらない。次は頭の消毒で、傷の周りを奇麗にしてガーゼを当てます。必死に頑張ったのだけど、やっぱり時間がかかっちゃいました。その間ずっとなっちゃんには不自然な格好を強いて我慢してもらいました。ごめんね。次はもっと手際よくやるからね。

10月7日(Mon): 日本グランプリ

今週末、今シーズンのF1最終戦が日本の鈴鹿サーキットで開催されます。日本人ドライバーの佐藤琢磨選手もレースに先だって帰国したそうです。今年からホンダエンジンを駆ってシリーズフル参戦。F1にステップアップする前の実績も申し分ない。しかし期待の大きさにも拘わらずこれまでの最高位は8位。ドライバーズポイントは0点です。不運もあったし慣れない環境に戸惑うことも多かったでしょう。しかし諸々の事情を大目に見たとしても、冷淡に見ればこの成績は褒められるものではない。ここら辺りで一発いいところを是非、見せてください。それにしても、今年の日本グランプリはどうやって盛り上げるのでしょう。チャンピオンシップは既に決定済み。あまりにも速い真紅のマシンが鈴鹿のS字コーナーを軽やかに駆け抜ける姿は今から想像できます。消化レースと言われないように、中堅どころのチームの奮起を期待します。フジテレビの今年の放映は夜10時から。自国開催なのに、生放送でもなければ今までより遅くなってるのは何故なんだ?

10月8日(Tue): それぞれの道

人気グループが解散すると、そのメンバーの進む道があまりにも違ってしまうことがあります。音楽性の違いとか目指す方向が変わったという理由も納得します。落ち目(?)の歌手とプロレーサーとスタジオミュージシャン。この3人が集まってアイドルグループを作っていたのですよ。バラエティ番組のMCとお茶の間レポーターとラーメン屋の店主で、かつては少年隊の物まねコントをしていたのです。誰の人生が成功で幸せか、それは感じ方によって変わるはず。「夢が来る」の元メンバーの事件を聞くと、かつての仲間の活躍を横目に自らの活動再開を焦っていたのかなあとも思います。自分も同じ舞台に立っていたという自負とかプライドから来るやっかみとか嫉妬とか、結構あるんじゃないでしょうか。そこへ行くと、しばらく前に復活コンサートをした「不思議な国の少女」のドラマーには驚きました。たしか炉端焼き屋さんをやってるとか聞いていたのに。3人の中で一番若々しかった。派手な世界にいなくても、充実した生活は送れるんですよ。

10月9日(Wed): 適度な運動

健康診断の問診事項に、週に数回適度な運動を行っているかという質問がありました。はて、“適度な”とはどういうことか。それは少し汗ばむ程度の運動なんだそうです。僕でいえば、心拍数を120程度まで上げれば10分くらいで汗ばんできます。じゃあ適度な運動は10分でいいのか?という疑問はさて置き、運動で汗をかく爽快感は何ごとにも代えられません。サウナ、熱帯夜、満員電車、上司に怒られたとき、いずれとも違うものです。昨日のスポーツクラブでは、まずスタジオレッスンを1本。絞れるくらいの汗が出たのですかさずTシャツを替え、その後目一杯スカッシュ。またまたTシャツがびしょ濡れになりました。顔や手足から滴り落ちる汗。下着まで濡れるような汗。でもとてもすがすがしい気分。体力維持の目的もありますが、スポーツクラブはこの気分を味わえるからやめられません。最後に熱いシャワーを浴びてスッキリしました。でも閉館時間が間近だったのでストレッチは今日も省略。さて、これは適度な運動と言えるのだろうか。

10月10日(Thu): ノーベル賞

二日連続で日本人がノーベル賞を受賞したというニュースを、半ば興奮して聞きました。物理と化学。文学や経済などより身近な分野でもあり、特に昨日の田中耕一さんは、我々の職場にもいそうな普通のサラリーマン風だったので、なおさら身近に感じました。小柴さんや田中さんの人物紹介を読むと、なるほど取るべくして取ったのだと思います。いやでも冷静に考えると、誰でも子供の頃の武勇伝(?)の一つや二つありますよね。仮に自分が万が一、、、、いや“億が十分の一”受賞したとしても、彼は昔から周りとは違うと感じさえるものを持っていたウンヌンなんて、小学校の担任の先生を探しだして証言して貰えるかもしれません。とにかく、雲の上の存在のような先人達が名を連ねる中に田中さんのような身近なサラリーマンが加わったことを心強く感じます。日ごろから精進していれば、もしかしたら自分にも巡ってくるかも。聞くところによると田中さんは28歳の時の仕事が評価されたとか。自分の28歳頃の仕事を振り返ると、、、ムリです。

10月11日(Fri): 重かった

今日は営業で外回り。お客さんのところへ行って簡単なプレゼンをすることになっていました。少し前なら資料をプリントアウトするかOHPにコピーして持って行くところです。しかし今はパソコンの画面を表示するプロジェクタが広く使われるようになり、ノートパソコンに資料を入れて持ち歩いてしまいます。今回のプレゼン資料は僕が作りました。もちろんMacintoshで。ですから客先に持って行くのもiBookにしました。ちなみに、Macintoshで作ったPowerpointの資料をWindowsで表示してもちゃんと見られます。何故か逆はフォントの違いでバランスが大きく崩れちゃうんですけどね。ですから今日も軽いWindowsノートを持って行く選択もできました。しかしMacintosh使いとしてそれはプライドが許さない。重いカバンをえっちらおっちら運びました。肩にかけても手に持っていても、これが長時間になると腰に来ます。落としたりぶつけたりしないように気も使わないといけない。で、結局、先方ではプリントアウトした資料だけで事足りてしまった。

10月12日(Sat): マスターズ

久しぶりにスカッシュの試合に参加しました。今回はマスターズ。30歳から10歳刻みに60歳まで年齢別になっています。僕はオーバー30歳のクラスにエントリー。周りが似たような年齢というのはいつもと違ったプレッシャーがかかります。年齢を言い訳にできませんからね。それに久しぶりの試合とあって、初戦は本当に緊張しました。全然体が動かない。重いヨロイをまといながら試合をしている気分でした。その割にはあっさり勝てて一安心。さて、緊張も解けた後の二試合目は、以前対戦したことのある相手でした。その時は勝てましたが実力は同じくらいです。今日の試合は先行するものの突き放せず、それどころが逆転を許し、ここ最近になく粘ったものの、結局リベンジされてしまいました。結果には満足していませんが、ラリーの続く長い試合を楽しめました。自分の試合の審判をしてくれたオーバー60以上に出場しているおじいさまおばあさまは、僕が必死にボールを拾う姿に喜んでくれていたです。ま、それでよしとするか。次も頑張るぞ。

10月13日(Sun): 担当ナース

今、娘がいる区域は病棟の中でも退院待ちの子が集まるところです。今日も僕が面会に行っていた時間に二人の子が退院しました。奇麗な服に身を包み、嬉しそうなパパとママに連れられて元気に巣立っていきました。外の世界は病棟の中より刺激がありますから、病気にだけは気をつけてどんどん大きくなってね。夏心美を抱っこしながらそんな気持ちで見送りました。両親にとって退院は大きなイベントですが、その子の担当ナースにとっても我が子を送りだすような気分になるそうです。今日の子の担当ナースも、非番にもかかわらず病院に来てちゃんと見送っていました。その子のこれからの長い人生からするとホンのわずかなおつき合いなんでしょうが、一番大切な時期を預かったもう一人のママなんですよね。その点、うちの子のもう一人のママはお気の毒様です。こんなに長い子を担当したことないらしい。今や病棟一番のお姉さんで、持ち上げるのに苦労するくらい重くなってます。まだまだお世話になるつもりですからよろしくお願いしますね。

10月14日(Mon): 洋食

メンチカツをずっと食べたいと思っていました。でもずっと食べる機会に恵まれなかったのです。メンチカツを食べられる店はといえば洋食屋さん。でも洋食屋ってどんなお店なのか、ちょっと考えると不思議ですよね。イタメシでもフレンチでも中華でもエスニックでもない。洋食屋で食べられるものはオムライスにコロッケにハヤシライス。トンカツとかカレーライスも入るかもしれません。これらって実は外国物というより日本の食べ物に近いような気がします。文明開化で欧米にあこがれて作り始め、やがて日本人の舌に合うように変わってきたものなんじゃないかな。今日の夕食は待望の洋食屋さんに行きました。店の入り口に昔懐かしい洋食の味をお楽しみ下さいとあります。望み通りにメンチカツを注文し、ナプキンを膝においてナイフとフォークでいただきました。肉汁がたっぷり閉じこめられた美味しいメンチカツでした。バイオリンの生演奏が流れるような、ちょっとハイカラな雰囲気で食べるバタ臭い料理。これが日本の洋食なんですよね。

10月15日(Tue): スポーツの秋

昨日は体育の日だったんですね。3連休になるのは嬉しいけれど、ハッピーマンデーは祝日の実感がなくなります。ところで秋といえばスポーツの秋。体育の日に合わせてスポーツクラブもイベントをたくさん用意していました。普段できないような変わった種目とか、有名インストラクターを招いたスタジオレッスンとか、まあそういうものが昔はあったと記憶しています。昨日クラブに顔を出したら確かにいつもより混んでいました。この日に合わせた宣伝と会員以外を対象にしたお試しチケットをばらまいた効果でしょう。ただ、やっていたイベントは見慣れた内部スタッフによるものばかりで、中身はあまり期待できない。体力測定もやっていましたが、5種目測定して参加費が500円。えっ、お金取るのっていう感じです。折角ならもう少し質の高いイベントを企画して欲しいなあ。そういう姿を横目に見ながら僕らはいつもの様にトレーニング。トレーニングは継続してこそ意味があるのです。最近、ちょっと腰に疲れが溜まるのが気になるのだけど。

10月16日(Wed): 帰国

いったい24年の月日で人はどう変わってしまうのか。北朝鮮による拉致事件の被害者が一時帰国しました。羽田空港に降り立った5人の日本人。胸には北朝鮮のバッジを付けていましたけど、その顔は紛れもなく日本人でした。聞きたいことは色々あるでしょう。会えたからと言って怒りが収まるものではありません。空白の時間を埋めるにはどのくらいかかるのか。でもまずは焦らずに、ゆっくり心の傷を癒して欲しい。北朝鮮の人たちを映像で見る限り、いつもどことなく冷たい感じがします。決して本心を話さない機械的な表情がそう見えるのかもしれない。帰国した彼らも同じような心理状態でしょうから、まずはゆっくり心を融かしてください。勝手な想像ですが、貧富の差が激しいと言われる北朝鮮で、きっと彼らは豊かな生活ができていたんじゃないか。その上24年も経てば、自分の生まれ故郷を忘れてしまったかもしれない。でもあのような事件は許されざるものであって、それを正すためにも彼らには日本人の心を取り戻して欲しいと願います。

10月17日(Thu): 改装が終わったら

よく利用していた床屋さんの改装が終わりました。ということで、昨日の仕事帰りに、ほぼ3ヶ月ぶりの散髪に行ってきました。ところが、改装後のその店は美容室になっていました。ユニセックスのお店として生まれ変わるとは聞いていたのだけれど、これほどとは。その店はこれから社長の息子が切り盛りします。彼はずっと都内の店で腕を磨いてきて、雑誌等に紹介されたこともあったそうです。そこで自分の店を始めるにあたって、店の名前をカットサロンからヘアー&メイクに変え、昔の面影を残さず店内も居抜きの状態から作り直してしまいました。男性客も取りますが、いかにも床屋っぽいスポーツ刈り等はやらないそうです。僕が行ったときにいた他のお客さんはあまり若くない女性ばかりで、自分が場違いな場所に来てしまったことに気づきました。散髪してくれた人は前の人と同じだったのだけど、店の雰囲気が変わるとまた違いますね。他の店員の視線もなんとなく冷たいような気がして、残念ながらもう行くことは無さそうな気がします。

10月18日(Fri): 日本代表

まず始めに断っておきますが、僕は先日のジャマイカ戦は結果を幾つかのスポーツニュースで見ただけです。ということで結果だけから言わせてもらうと、今回の日本代表は強かったんですか?タレント溢れる日本期待の4人のMFを擁し、これこそファンが待ち臨んでいた代表だという前評判の割には、前半7分に取った1点だけとは寂しいじゃないですか。その後の80分以上はボールを回していただけでもあるまいし。しかも勝てばまだしも、引き分けじゃあ目も当てられません。どのニュースも待ちに待った4人のMFのプレーを讚えていました。でもW杯のメンバーにその中の3人はレギュラー組でいたんですよ。残りの一人がずば抜けた活躍を見せたわけでもない。むしろ監督も本人も試合後のコメントで調子が良くなかったと認めているのです。マスコミや一部のファンが前監督のうっぷんを晴らしているだけで、今回の人選が本当によかったのか、それはこれから徐々に明らかになっていくものでしょう。人気だけの代表じゃ勝ち残れません。

10月19日(Sat): カップ麺

カップ麺を食べる習慣はありませんが、先日たまたまコマーシャルを見て久しぶりに食べたくなりました。しかも一番シンプルな日清のカップラーメンを。8ヶ月前に「えぞ菊」のカップ麺を食べた時は半ばがっかりしました。レベルは高くなってもやっぱりカップ麺なのです。それならいっそのこと元祖を食べるべきでしょう。ジャスコで普通サイズを1個87円で買ってきました。セール中だったと言っても安いですね。同じ物のミニサイズより安かったのは笑ってしまいましたが。カップ麺でも高いものは300円近くしていました。牛丼より高いとは驚きです。さて早速食べてみました。熱湯を入れて待つこと3分。昔より具が増えたように見えるのは気のせいかな。チリヂリで柔らかい麺。しょっぱいスープ。でもこの醤油味のカップラーメンとカレーラーメンが僕の頭の中にあるカップ麺なのです。毎日食べようとか常備食にしようとまでは思いませんけど、たまに食べるならやっぱりこれです。変わらぬ味でずっと作り続けていることに頭が下がります。

10月20日(Sun): 衝動買い

新しいデジカメを買った後も、調子の悪い旧い機種を修理して使い続けるつもりでした。しかし見積もりで2万かかると言われ、それなら適当な新機種を買ってもいいのかなあと密かに?思っていました。もし買うとすれば軽い機種。機能は多少削っても僕が自分で毎日持ち運ぶ気になるサイズと重さを重視するつもりでした。軽さを売りにする機種ではCASIOとSONYから出ています。どちらの売れ行きもいいそうです。でもどちらにも僕には目をつむれない点があります。一方で、年末商戦に向けて各メーカーも新機種を発表してきました。その幾つかの実物を見たくてヨドバシカメラに行きました。SANYOの機種はスペック的には気に入っていたのですが想像以上にでかくでボツ。CANONのIXYも重すぎて却下。一番よかったのはFujiFilmのスリム機でした。記録メディアを小型化した効果でかなり軽く小振りにできていました。必要十分な性能を備え、形もいい。こりゃ買ってもいいかな、、と一瞬考えた末、即買ってしまった。気に入ったんだから仕方ないさ。

10月21日(Mon): バス定期の謎

神奈中バスに毎日乗っていて、定期券を利用している人が少ないことを不思議に思っていました。僕の場合は帰りの片道だけなのでお得じゃないでしょう。でも、通勤通学の行き帰りにバスを利用している人は少なからずいると思うのです。そこでちょっと調べてみました。僕が利用しているのは片道5.33km/15分の路線です。大人料金が240円。月に22日通勤で往復するとして10560円かかります。ところが、この路線の一ヶ月の通勤定期は10800円。そちらの方が高い。変でしょ?一方で、僕も利用しているバス会社共通バスカードは5000円で5850円分使えます。これを2枚買えば10000円の出費で11700円分、つまり一ヶ月分は楽に乗れます。ちなみに電車の場合、同じように僕が使うルートで計算すると、一ヶ月分の通勤定期は通常料金の17.7日分にあたります。これなら普通に通勤していれば定期の方が安上がりです。実は、電車でも一ヶ月なら回数券を買ったほうがお得なんですけどね。それにしてもバスの定期券は異様に高くありませんか?分からん。

10月22日(Tue): PCサーバー

先日、職場でグループ内のファイルサーバーとして動いていたPCが壊れました。とりあえず中身をミラーリングしていたサブPCを使って急場をしのぎ、メインPCを直すことになりました。故障の原因を調べるとHDDとマザーボードがいかれているようです。そこで新品のマザーボードとそれに乗るCPU、メモリ、その他諸々を注文し、ようやくそれらの部品が揃いました。最初からサーバーPCの完成品を注文すればよかったのではないか、という疑問を頭の片隅に感じながら、組み立てとOSのインストール。CPUはペンティアム4の2.26GHzでメモリはPC2100対応DDR SDRAMの1GByte。自席で使っているペンティアム2の450MHzが虚しく思える高いスペックです。しかし保有ライセンスの関係から、入れたOSはWindowsNTサーバー。このご時世にまずはフロッピーで起動するところから始まりました。これって平成生まれの子供に江戸時代の教科書を使って授業をするようなものじゃないかな。しかし物覚えだけは格段に早くなりましたけどね。

10月23日(Wed): 歩き方

歩き方で人を識別する研究をアメリカの研究者達が行っているそうです。レーダー波を対象に当て、帰ってきた信号を解析することによって人の動きを判別します。いわゆるドップラー効果を利用しているんですね。服で隠れてしまうような歩き方の特徴も見通せるし、対象との距離も正確に分かります。現時点でこのシステムの精度は85-90%だというから驚きです。警察が群衆の中で歩き方を基に容疑者を特定するといった使われ方をする可能性があるそうです。顔が見えない遠くにいても、歩き方で誰だか分かるというのは僕の経験でもあります。場合によっては近づいてくる足音で誰だか分かることもある。それだけ歩き方や姿勢には個性があるということです。それを実際に実用レベルにしようという研究には僕も興味があります。歩き方を解析すれば例えば背骨の曲具合とか靴との相性とか、色んなものが見えてくるかもしれません。でもレーダーを人に無差別に当てるってのはちょっと抵抗があるかな。例え無害だとしても何か気持ち悪いよね。

10月24日(Thu): HR

毎週水曜日のにやっている三谷幸喜さんのドラマ、HRを毎週見ています。観客参加型ドラマという珍しい形式。スタジオのセットの前に実際に観客がいて、一発撮りで観客の笑い声も一緒に収録してしまっています。舞台は定時制高校。その職員室と教室と食堂がスタジオの作り付けてあって、その中を動く出演者を絶えずカメラが追いかけるという、出演者もスタッフも段取りを全て頭に入れたドラマ作りです。取り直しやNGはなし。その舞台演劇のような緊張感とスピード感がテレビを通して見ていても心地よく感じます。三谷さんは、いつかはこういうシチュエーションコメディを作ってみたいと思っていたそうで、脚本から総合演出まで係わっているそうです。始まる時間が夜11時台なのでリアルタイムに見ることもできる。30分の一話完結なので見終わった後すっきりする。これは是非お勧めです。メールマガジンに観客募集のお知らせが載るので毎回応募しているのですが、なかなか当たりません。もし当たれば万難を排して見に行くつもりです。

10月25日(Fri): 縦抱っこ

夏心美は気管切開してから呼吸器チューブの取り扱いが多少楽になりました。はずみで体に入れている管ごと抜けてしまう可能性が低くなったからです。ということで抱っこをする時も、体を立てて僕らの胸の前でお座りをするような格好ができるようになりました。ずっしり重くなりましたから、股の上になっちゃんを跨がらせて体重を支えるほうが僕らにとっても楽です。こういう体勢になると今まで以上にスキンシップができます。なっちゃんの背中と自分の胸が密着しますし、なっちゃんの脇の下を持ってがっちり体を支えてあげることもできる。なっちゃんを頭の上からのぞく視点も新鮮です。かみさんが抱っこしているときもなっちゃんと正面に向きあって、顔と顔を近づけることができる。そうしたらもちろん必ずちゅー。なっちゃんも嫌がらないで?応えてくれます。寝てばかりいると体が硬直して関節が動きにくくなってしまいます。色んな体勢を取らせながらせっせと手足を動かしてあげなくちゃ。それがダイエットにもなるといいのだけど。

10月26日(Sat): ハリーポッター

二作目「秘密の部屋」の映画が日本で公開間近、また四作目「炎のゴブレット」の翻訳本が発売したばかりのハリーポッターは、ここにきてまた注目を集めてきました。四作目は二冊組だそうで値段もこれまでの倍。このシリーズは七作目まで続くらしいので、全部揃えたらいくらかかるかな。五作目以降ますます話が長くなって最終作は五巻セットになりました、なんてなったらシャレになりませんよ。「炎のゴブレット」発売日は本屋も早朝から特別販売をしたそうです。朝6時半のニュースで一番乗りで買ったという女性がインタビューを受けていて、これから家に帰ってすぐに読みますと答えていました。そんなに慌てなくても今だって売り切れることなく、どこの本屋にも並んでいます。映画では主役の男の子が声変りをしたそうです。子供の成長は物語よりも早いようで、途中で配役が変わる予定とありました。それは残念と思っていたら、なんと校長役の俳優さんが病気で亡くなってしまったそうです。これまたビックリ。故人のご冥福を祈ります。

10月27日(Sun): 赤レンガ倉庫

横浜の赤レンガ倉庫まで遊びに行ってきました。赤レンガ倉庫はかつての倉庫のレンガ積みの雰囲気を残し、内部をショッピング街にしたものです。建物としてはさほど大きくはないものの、内部は照明や階段を工夫した面白い作りになっていました。何より建物の周りにスペースをゆったり取ってあるのはいいね。陽が落ちた後、ライトアップされた建物がきれいに浮かび上がっていました。そこの2号館の3階にモーション・ブルー・ヨコハマというダイニングバーがあります。ブルーノート東京のプランニングによるものだそうです。今日はそこで行われた3人の日本人ジャズマンによるピアノトリオのライブを聴いてきました。最近発売したCDのお披露目ツアーという趣です。もちろんそのCDも買って聴いていますが、生で聴くと違いますね。楽しそうに演奏するメンバーの表情や手の動きを目の当たりにして、しばし時の経つのを忘れました。ミュージックチャージと飲食代合わせて結構かかりましたけど、ほろ酔い気分で聴くジャズライブは格別です。

10月28日(Mon): 冬の気配

寒くなってきました。今朝の富士山は朝日の中にすっぽりと白い雪を乗せて高々とそびえていました。秦野に勤務してて唯一自慢できるのがこの富士山の景色です。都内なんかでみるよりデカデカと、建物なんかに邪魔されず美しく見えます。富士山がハッキリ見える季節になると冬の訪れを感じます。朝の電車待ちの時、ホームを通過する電車が起こす風が肌に堪えるこれからの季節。ホームのベンチも冷たくて、座ると足がブルブル震えてしまいそうになります。それと対照的に電車の中はポカポカで、気持ちの良い眠気を誘います。もっとも朝は席に座れればいつでも寝ちゃいますけどね。そろそろ家の中も本格的に冬支度を始めないと。冬物の服は少しずつ出してきました。リビングのホットカーペットや石油ファンヒーターも物置から出したほうがいいかな。さすがに扇風機はもういらないね。石油を入れるポリタンクはどこにしまったかな。とふと見たら、玄関にポツンと置いてありました。これってもしかしてひと夏このままここにいたのかしらん。

10月29日(Tue): ホテルの裏道

都内のホテルで行われる展示会に参加します。今日はその準備に行ってきました。朝の9時に関係者が集合して個別ブースの準備開始。順調に進めば午前中に終わる予定です。会場の大きな造作物はすでにほとんど出来上がっていて、僕らが事前に配送を頼んでいた荷物も届いていました。しかし今回の我々のブースは狭い通路の途中にあります。目の前を業者の代車が行き来するし、仕上げ工事もいつくるか分からんしということで、なかなか作業ははかどりません。部分的に荷物を開梱していたらあっという間にお昼でした。実は今日の午後からお客さんを招待した講演が始まっています。その時間は僕ら会場準備係はお客の前に出てはならんとのお達しが出て、控室に行くにもホテルの従業員用の通路を通れとなりました。めったに通らないところを歩いたのは面白かったのですが、表の宴会場の華やかさとは別世界で、荷物はごちゃごちゃ置いてあるは狭いはと、すごいところでした。しかもかなり遠回りさせられるので、こんな経験は一回で十分かな。

10月30日(Wed): そんな休憩室って

今日から展示会の本番。長丁場になるからと思って会場入り前にちょっとスタバへ。2階席の窓際で通りを歩く人を眺めながらしばし精気を養いました。会場に入ると昨日よりブースがきれいに片づいていました。僕らが帰った後も作業してくれたんでしょう。よけいなすき間に目隠しをして、床の埃もすっかり掃除されています。建て付けの悪かったポスターの掲示板も見事に補強されていて、イベント屋、展設業者の底力を感じました。展示会は10時半に開始。途中昼食を挟んで夕方5時半まででした。でもブースに休憩場所がないんですよ。ちょっとしたすき間も目隠しされて、人目につかないスペースが無くなってしまったから。会場に設けてある休憩所はお客様用で僕らは使えません。その代わり説明員用の休憩室が用意されているのですが、そこは何故か喫煙可。それじゃゆっくり休めません。揚げ句お昼に出るお弁当もその場所で食べろとのこと。とういことで、ろくに昼休憩もできず、ほとんど一日立ち続けていたのです。今日はホントに疲れた。

10月31日(Thu): やっぱり疲れた

展示会の最終日。昨日の足腰の疲れは中途半端じゃありませんでしたので、今日はペースを考えて行こうと思っていました。まずは昨日と同じように会場入り前にスタバで一息。ところで、スタバで朝から働いているお姉さん達は何時に出勤しているんでしょうね。確か昨日の朝もいたはずです。そこからひとまず会場入りして朝礼に出席。ブースの準備が早く終わって開場時間まで暇があったので再びスタバへ。ただしさすがに先程とは違う店に行きました。スタバは場所によって店の作りが違うので新しい店に入るときょろきょろしてしまいます。そこはビルの一階の吹き抜けにある店で開放感がありました。禁煙の店だからこそなせる作りですよね。展示会が始まってからは昨日と同じように立ちっぱなしで説明員を勤めました。そしてお昼の時間。今日はゆっくりしたくてホテルの外へ出ました。でも行ったのは朝一と同じスタバ。一日に3回もスタバに来たのは初めてですよ。でもそれだけ休んだのに、夕方にはまた足腰がカチコチに固まってしまった。

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