2008年6月25日(水)神奈川県民ホール


 この感想はネタバレ掲示板『みんなでアルコン・れぽ』に書き込んだミニれぽに、少し加筆&修正を加えたものになっております。
 どちらにせよ、妄想てんこ盛り(笑)






TOURトラック
↑2008 春TOURのトラック(in神奈県)


■演奏曲目■

Opening 18:35

1.孤独の美学
2.真夜中を突っ走れ!
3.GATE OF HEAVEN
MC 幸
4.悲しみをぶっとばせ
5.恋人になりたい
6.STAR SHIP〜光をもとめて〜
 MC 幸+桜
7.別れの律動
8.Wonderful Days
9.SAVED BY THE LOVE SONG
 MC 高+幸+桜
10.愛の鼓動
11.ONE LOVE
12.Nouvelle Vague
13.LOVE
14.確かにFor Your Love
15.Lifetime Love

アンコール1
16.It's For You〜挽歌
17.Bad Girl
 〜マサル・ブート・キャンプ?
 〜ジャ○ネット・サカザキ?
 〜サインボールの投入
18.D.D.D!〜Happy 65th Anniversary for Donald Duck〜
 〜メンバー紹介
19.トラベリング・バンド
20.星空のディスタンス

アンコール2
21.落日の風
 MC 高+桜+幸
22.TIME AND TIDE


Ending 21:40過ぎくらい

※曲順はかなり曖昧です(^_^;;;






【本編】

 約5分ほど押してスタート。

 高見沢さんの衣装はNHKの2日目と同じ。グリーンの羽が付いたノースリーブタイプの貴族風な白のロングコートで、ラインストーンがキラキラ光る巨大なチョーカーを付けていました。髪はサラサラのストレート。髪はサラサラのストレート。

 幸ちゃんもNHK2日目と同じ。ブルーグレーぽい色のジャケットで、襟だけ白の太いラインが入っていて、同系色のチェック柄のパンツを合わせていました。

 桜井さんはNHK初日と同じかな?グレーのスーツかと思ったけど千鳥格子ぽかった。それにワインレッド色のネクタイを合わせていました。


 2曲目の『真夜中を突っ走れ!』から高見沢さんはクルクル回ったりとノリノリ。『GATE OF HEAVEN』の後半ではヴィーナス・エンジェルギターが登場しました。


 TAROさんのドラム音が鳴り響いたまま1回目の幸ちゃんのMCに入り、「やって参りました!神奈県っ!関東ファイナルです!1階席のみんなはもちろん、2階席っ!そして3階席ーっ!最後までヨロシクっ!」と短めにご挨拶。

 そのまま『悲しみをぶっとばせ』が演奏されましたが、高見沢さんの歌い方が妙に可愛かったぁ。『STAR SHIP』では、高見沢さんがおNEWのギターを出して来たような?タイプ的には「ジャガー」だと思いますが、青ラメのボディにシルバーのラインが交差しているデザインでした。私はたぶん初見。この楽曲の間奏では3人ネックを掲げていましたが、若干一名(一番下手)だけそんなに上げていませんでした(笑)
 ラストはTAROさんのドラムソロでシメ!ステージが暗転してもギターを高々と掲げて客席にアピールしていた高見沢さんがツボでした♪


 2回目の幸ちゃんのMCで客席はお座り。「では、しらばくの間(笑)…おすわり!」、「ワン!」のやり取りが定着しつつあり、アルコン会場で犬が増殖中(笑)

 恒例の客席アンケートを取り、春TOURは今日入れて残り3本だけど今日がMy初日の人も多かったし、もちろん、今日がMy FINALという人も非常に多かった。あと、生まれて初めての参加の方もいらして、「初対面ですね。このステージでイメージがどれだけ崩れていくか心配です」なんて言ってました(笑)
 そうそう。My FINALの人が多かったせいか、「まだ名古屋があるよ。新横浜駅から1時間半で行っちゃうよ。近いよ。桜井が秩父の実家に帰るよりも近い!」と、名古屋ファイナルを猛アピールする幸ちゃんが可笑しかったです。近いかもしれないけど、運賃は近郊とは比較になりません……。

 あと、なんの話の流れだったか、幸ちゃんが「ALFEEはロック界の羞恥心」と言ったら客席大ウケ。「だって、今日どのワイドショー見ても羞恥心の新曲流れてるんだもん」とか言ってました。幸ちゃんて、何気にワイドショーチェックを欠かさない人だよね(笑)

 「春TOURが始った頃はカラシのような色のスーツを着ていましたが、さぁ、今日はどんな感じでしょう?」と桜井さんを呼び込み。ステージに再登場した桜井さんはジャケットを脱いでいましたが、ウェストコート(ベスト)を着ていたのでカッコ良かったぁ♪スーツと同じ生地だけど、後ろだけが赤茶色になっているのだっ。大歓声を受けながら客席の三方向にそれぞれお辞儀する桜井さんは、なんか大御所の演歌歌手のような感じでした(笑)。

 桜井さんの「最近どうよ?」という振りから、昨日今日の気候や横浜の話になりましたけど、2人とも噛み合わず(笑)、幸ちゃんが「じゃピンポイントに絞って、馬車道アイスの話なんてどう?」と振る(<ピンポイント過ぎ…)、「5分も持たない」と桜井さん拒否(笑)。「じゃ、中華街は?5分はいけるでしょ?」と食い下がる幸ちゃんであった。でも、結局“中華街”の話はせず、桜井さんが「そういえば、横浜松坂屋が閉店するんだよね」と時事ネタを提供。

 そして、幸ちゃんの寒いオヤジギャグに客席が愛想拍手をした後(笑)、「この薄〜い反応。まるでプールにティーパック入れたくらい薄いよ」て桜井さんが皮肉ったんだけど、幸ちゃんが「エッ?桜井がティーバックてプールに入ったの?」と当然のように聞き間違え(笑)、桜井さんがT-バックを履くだの履かないだの話題になり、その流れのまま高見沢さんの紹介をしようとした幸ちゃん。桜井さんが調子に乗って「アイツ(高見沢)はT-バックを後ろ前に履いたことがある」と暴露。「…紹介しにくくなった(笑)」と困惑する幸ちゃん。でも「くれぐれも想像しないように」と客席に忠告して紹介。

 少し間があってから、なんと上手花道の横から衣装チェンジした高見沢さんが登場。不意打ちの登場だったので、一瞬、ピンスポが間に合いませんでした(笑)。衣装はNHK2日目と同じ真っ白な貴族風スーツ姿で、首元にはキラキラなチョーカー。そして髪はストレートのままでした。

 ただすけsanのBGMの中、優雅にウォーキングを披露。そのまま桜井さんのところまで歩いていき腕をガシッ!と掴み、桜井さんのマイクスタンド前まで引き摺り、「どういうつもりだよ?」と威嚇する高見沢さん(笑)。でも桜井さんは、「お前、あそこから出て来る為にずっとスタンバイしてたの?…いい気味だっ!」と反省の色ナシ(笑)

 このMCでは桜井さんが有効ポイントを獲得した模様。ここでは高見沢さん喋らない段取りらしいので(ギター演奏に集中したいらしい…もう無理だけど/笑)、悔しがりながらもで引き下がる高見沢さんであった。
 幸ちゃんが「なんか今夜は面白くなりそうです♪高見沢の言い分は後でたっぷり話してもらいましょう」と悪魔の囁き(笑)


 ガラリと真面目雰囲気になっての『別れの律動』は良かったですね。パルテノン神殿のような柱に照明が栄えてカッコ良かったです♪そういえば、ここでも高見沢さんはX型ぽいギターを出してきました。
 『SEVED BY THE LOVE SONG』は相変わらずの迫力!最後はホントに盛り上がるので(高見沢さんも拳振り上げていたし)、途中から立ってノル人もチラホラ。気持ちはとても判る。私も立てば良かったなぁ…と後で悔やみました。演奏終わったら座ればいいんだしね〜。失敗したわ。


  高見沢さんはその後のMCで「やはり横浜の盛り上がりは凄い!」と感激。「カナケンだかヨコケンだか、呼び名なんてどうでもいいけど、とにかくこの会場の盛り上がりは凄い」と感激し通し。『SAVED BY THE LOVE SONG』は愛によって癒されると歌った歌だけど、高見沢さんはみんな(客席)の愛に癒されたらしい。

 それから先ほど演奏した『STAR SHIP』は24年前の曲だけどちっとも古さを感じないとか、横浜スタジアムでの思い出もある楽曲だと語り…、「そういえば、桜井がこのタイトル見て『何だよ?『スター・ヒップ』て!と、SHIPとHIPを間違えた」と暴露。高見沢さん、先ほどの反撃開始です(笑)
 しかし、桜井さんが笑いながら「お前は凄いよ!ある事ない事よくもまぁペラペラと!」と反論。「何だよ?文句あるかよ?」と桜井さんに向かってケンカ腰になる高見沢さん。桜井さん手を挙げて「休戦します」と早々に休戦宣言。桜井さん曰く「もうこの時点で俺に勝ち目ないもん」とのこと。まぁ、たぶん"STAR HIP"は高見沢さんの創作だと思われる(笑)。桜井さんが英語でそこまでのシャレを思いつくとは思えない。<高見沢さん以上の暴言

 あと、この流れでNHKの時に話題にした「一緒に車に乗ったら焼酎を桜井にかけられた」というネタを高見沢さんが出してました。「キタムラのバックが焼酎でビショビショになったんだぞ!芋焼酎臭くなったんだぞ!どーしてくれるんだよっ!」と攻撃の手を緩めない高見沢さんであった。なんせ、横浜・元町の老舗ブランドだからかな、しっかりブランド名まで出してきた高見沢さんはさすが策士よ。

 この時に2人で『ロミオ&ジュリエット』のDVDを観たという話も出て…、ここで唐突に『ロミオ&ジュリエット』のBGMを弾き始める幸ちゃん。「まだ早いよ!ここじゃないよ!あと2つくらい先」とストップさせる高見沢さんであった。
 でもって、高見沢さんの寸劇も健在だったんだけど、桜井さんから「気持ち悪いよ」って一刀両断されていました。フフフ、この日の高見沢vs桜井は白熱して面白かったわ♪MC崩壊に繋がっていったけど(笑)

 『ロミオ&ジュリエット』を高見沢さんと桜井さんが車内で鑑賞したという話に戻り(笑)、焼酎で酔っ払った桜井さんがどんどん解説をし始めてきてウザかったのこと。しかし、桜井さんの凄いところは、英語台詞を全部暗記していて先に喋っちゃうらしい。そして、ベットシーンでも桜井さんならではの解説があったらしいけど、「…ヤベッ!これ、言っちゃいけないんだっ!」と慌てて言い止める高見沢さんに、ヤヒヤする桜井さん(笑)、「何?ベットシーンで何?」としつこく食い下がる幸ちゃん(笑)。「ベットシーンじゃないよ。ペットシーンだよ」と誤魔化す高見沢さんに対して、「ああ〜。いいところのお嬢様だもんね。大きいペットいるよね」と騙される振りする幸ちゃん。そのやり取りに爆笑している桜井さん……客席から見ているだけでも十分に面白かった。まぁ、そのベットシーンの話はここでは言えないことなので、幸ちゃんには高見沢さんが後で楽屋で教えてあげることになりました。ちぇっ。

 『ある愛の詩』の話題では、幸ちゃんのBGMに聞き惚れてた高見沢さんが喋らなくなっちゃうし、更に演奏リクエストしてたし(笑)、ホントに暴走気味。幸ちゃんに至っては、『ロミオ&ジュリエット』も『ある愛の詩』も、DVDをこのTOUR中に貰ったくせに見てなくて、初歩的な内容から既に着いていけなくなっていて、高見沢さんが作品のあらすじにについて語っている時に、「悲しい話だよね」と知った被って強引に割り込んできて、「お前が言うなよ」と何度も高見沢さんから注意されていて可笑しかった。その度に話が中断して妙な方向行っちゃっていたからね〜。

 あと、桜井さんだか幸ちゃんを「適当な奴だな。俺は適当に生きてないぞ」みたいなことを言った高見沢さんが、客席から「エーッ?」とブーイングされて、「な、何だよーーっ!」と本気でショック受けたりしていたり。

 MC内容を真面目路線に戻そうとすると、高見沢さんが自滅し、再びお笑いの雰囲気に包まれてしまう悪循環。「(今日は)愛を語ってねーしっ!チクショウ!」と自分に悔しがる高見沢さんでした。一応、客席は真面目な雰囲気の準備はしていたんだけどね(笑)。幸ちゃんや桜井さんはそれを察してくれていたようで、「お前、チクショウって言わなければ大丈夫だったのに」、「客席は(真面目な雰囲気に)いけそうだったよ」って言ってくれました。

 もう、とにかく、この時のMC色んなネタというか、3人が暴走しまくりのメタメタMCで最高でしたした。あそこまで内容が崩壊したMCも久しぶりだったかも。「真面目にしようとすると、横の2人が崩壊させる!」と高見沢さんが言ってましたけど、高見沢さんの自滅も大きかった(笑)。
 ここでのMCは、本来なら後半は高見沢さんが愛について真面目に語るんだけど、そんな語りに持っていけるような雰囲気ではなかったもんね。むしろ、アンコールのような雰囲気だったかも。喋っていた時間もかなり長かったと思う。これは関東ファイナルだったから…かな???


 それを思うと、よくあのMCの流れで『愛の鼓動』にいけたと思います。一番切り替えが大変だったであろう桜井さんの美声は最高でした!
 その後の『Nouvelle Vague』〜『LOVE』の流れは超好みっ。何度l聴いても鳥肌モンの迫力です。『LOVE』の後半のギターソロの高見沢さんはカッコよかったぁ!その雰囲気とは真逆の『確かにFor you love』も素敵だった。いつも以上に高見沢さんのソフトに歌うハイトーンヴォイスが出ていたような気がします。そして、本編ラストの『Lifetime Love』は聴き惚れてしまい、思わずノリ忘れてしまったほど。やっぱ、この新曲大好きっ!


 あ、神奈県では大抵帰る方向を間違える高見沢さんだけど、今回は間違えませんでした(笑)




【アンコール1】

 高見沢さんは紫のペルシャ絨毯風ロングコートに黒パンツ姿で、後ろ髪を一つに束ねてました。あと、黒のデカサングラスとインカム付き。

 幸ちゃんはピンクのデカTシャツにイエローのスキニージーンズという配色が眩しすぎて、高見沢さんよりインパクトがありました。

 桜井さんはダークグレーぽいシャツに黒のパンツ姿で登場。

 さり気なく始るけど、『It's For You』〜『挽歌』の流れは本編でもいいくらいカッコいい♪そして、高見沢さんがステージ前に出てきて客席を煽り、その勢いのまま『Bad Girl』へ。ハンドマイクの幸ちゃんと、インカム付けている高見沢さんが両サイドの花道に出て来ました。高見沢さんは前奏で束ねていた髪を解いてしまっていた。結んでいた時間短っ!あと、一番の終わりの歌詞が危なかったですね〜(笑)。幸ちゃんと顔を見合わせて苦笑していました。エンディングでは桜井さんと高見沢さんがステージ下手の前に出てきてベースとエレキの掻き鳴らし合戦。


 コントコーナーでは、2人が登場する前から、高見沢さんがBGMに合わせて一人でダンスを始めてた(笑)何気に一番ノリノリ。客席も密かに笑ってました。

 マサル・ビリーさんは登場するなり張り切って運動したせいか、MCに入るなり息がゼイゼイ。でも、関東ファイナルだからと恥も捨てて頑張ってました(笑)。ザルを使ったエクササイズでは、何気に機敏に動く3人に客席から拍手と歓声が上がりましたが、高見沢さんは衣装にザルを絡めちゃっていました(笑)。途中までは良かったんだけどね、惜しかった〜…ていうか、どう見てもエクササイズする衣装じゃないからっ!
 その後、暴走した桜井さんからザルを奪い取った高見沢さんは、両手にそれぞれザルを持って幸ちゃんの頭に当てると「ミッキー・○ウス♪」なんてやってのけました。これが思いのほかウケたので、今度は自分の頭にザル2つ当てて「ミッキー・○ウス♪」と喜んでいました。か、可愛い…。

 色んなお笑いネタが出ましたけど、桜井さんと幸ちゃんの『ローズ&マリー』は最高だと思います。上手過ぎるんだ、二人ともっ!今回も「燃費がいいの♪」を連発するし(笑)、ずーっと笑いながら見ている高見沢さんに向かって、「早く止めてっ♪」とか言うし(笑)、演出家の横柄な態度に「手当てよこせっ♪」も連発(笑)。一応、本日終演後に楽屋で配られる予定らしいですが…ホント?
 あとここだったかな?桜井さんが自分のことを「マサチン♪」て呼んだ時にTAROさんが絶妙な効果音を入れて、何度が繰り返したんだけど、最後の最後で音を出さなくて桜井さんがオチにされたことをTAROさんに抗議しようとして可笑しかった(笑)。TAROさんもコントの流れを良く判っていらっしゃる。

 ジャパ○ット・サカザキも健在でしたが、いつもは酔っ払いオヤジが絡んでくるけど、今回はステージ後方で桜井さんが腕立て伏せを披露してました。照明当たってないのにっ(笑)。でも、かなりしっかりやっていてビックリしました。何気にホントに鍛えてる?しかも、ガシガシと腕立て伏せうる桜井さんの背中に高見沢さんが跨ろうとするし、この2人は全く幸ちゃんの熱演ぶりを見てもいなければ聞いてもいませんでした(笑)

 それから関東ファイナルということで、「今日来てくれたみんなにプレゼント♪」と、サインボールが計9個、客席に投げ入れられました。
 色はALFEEセンベイにちんなんでいて、高見沢…明太子(ピンクボール)、坂崎…ワサビ(緑ボール)、桜井…カレー(黄色ボール)でした。
 それぞれ客席に投げていたけど、高見沢さんは最後の1個を桜井さんに手渡して投げてもらっていました。さすが桜井さん、ピッチャーだけあってかなり後ろまで飛んだなぁ。「PAにまで飛んだ!田島が取ったのか?」、「何だと?田島!お前にはやらねー!さっき俺のバナナ食ったろっ!」なんて3人は騒いでいましたが、取ったのはスタッフの方では無かったと思われます。3人はPAが目に入ると、田島さんに絡みたくなるらしい(笑)

 それから『D!D!D!』に行く前のエクササイズでは、何故か桜井さんサムライ口調に(笑)。「それでは皆の者、準備はよいでござるか?」みたいな。なんてあんなキャラになってしまったのかは謎(笑)…ていうか、ホント、今回の神奈県での3人のテンションはネジが1本や2本外れているどころではなかった!


 『D!D!D!』ではステージ前にドナルド・ダック・ギターが置かれ、前奏と同時に金テープが客席にっ♪私は1階席だったとはいえ後ろから数えた方が早い列だったので当然テープは飛んで来ませんでしたが、係員の方が前方の通路に放置されたテープを拾い集めてくれて、後方の席にまで配りに来てくれましたっ。有り難や〜!
 『D!D!D!』グローブを嵌めてノリノリの高見沢さんでしたが、一番から歌詞を忘れる…というか間違えるというか、とにかく歌詞が飛んでました。そして、間奏のギターソロ後のグローブ嵌め直しはギリギリ間に合い、自ら両腕を広げて「セーフ!」と歌いながら叫んでました(笑)

 サポートメンバー紹介の後、「THE ALFEEはトラベリング・バンド〜っ!」と高見沢さんが叫んで『トラベリング・バンド』が演奏されました。フライングVエンジェルギターでノリノリに掻き鳴らす高見沢さんに客席も煽られまくりです。もちろん、1番の歌詞は「たどり着いたぜ!YOKOHAMA!」でした♪
 『星空のディスタンス』では、クリスタル・エンジェルギターが鮮やかに光ってましたっ。前奏と後奏では、わざとステージ上が暗転している時間を長くして、ギターの光っぷりを引立たせているのがカッコ良かったですね〜っ☆

 演奏終了後、TAROさんもただすけさんも前に出て来て全員横並びになってお辞儀。幸ちゃんは去り際に投げkiss♪高見沢さんは去り際にサングラスを外しましたvvv




【アンコール2】

 高見沢さんはラインストーンのボタンが付いた黒の光沢仕様のシャツに黒パンツ姿。黒のグラデーションが入ったサングラス。そして、再び後ろ髪を一つに束ねてきました。あと、右耳にはスワロフスキーなのかな?ラインストーンぽいイヤリングを付けていましたね。

 幸ちゃんは、グレーぽい開襟シャツに黒のパンツ姿。

 桜井さんは黒シャツに白のパンツ姿。

 三人モノトーンで統一した感じで、シックでカッコ良かったです。


 登場するなり、幸ちゃんがと高見沢さんがアコギで演奏開始。『落日の風』を生で聴くのは何年ぶりだろう?前奏で客席からどよめきにも近い歓声が上がりましたっ。サポメンが参加しないアコースティックVer.でしたが、間奏のアレンジがとてもカッコ良かった♪


 その後の高見沢さんのMCで「このみんなの歓声や拍手が自分達に向けられたものなのか、歌に向けられたものなのか判らないけど、物凄く熱く響きました!ありがとうっ!」と感無量の様子でした。

 今演奏した『落日の風』について触れ、「これはライヴハウス時代から歌っている曲だけど、『賛集詩』というアルバムに収録されていまして、今見ると物凄く恥ずかしいジャケットですが(笑)、俺に春は来るか……ALFEEは今が春真っ盛りです」みたいなことを言っていましたね。あのアルバムのジャケットて、そんな恥ずかしいかな?なかなか良いと思うんだけどなぁ。

 それから、横浜では夏イベの回数も相当あるし、当然思い出も語りきれないほどあるし、「3人の中に横浜出身者は一人もいないけど(笑)、横浜はALFEEにとって第二の故郷と言っても良いんじゃないかと思う」と、横浜について熱く語る高見沢さん。
 しかし、横浜について色々語りながらも、「最初にコンサートをやった頃はMM21なんてなくて、でも今では近未来都市みたいになっていて。(横浜)パシフィコなんて無かったのに、でも俊彦はもう居たけど(笑)」と、落とさずにはいられなかったらしい…。

 この流れで、「じゃ、2人にも横浜の思い出を語ってもらおう」と唐突に振る高見沢さん(笑)。その振りに対して桜井さんは「横浜は庭みたいなもんです」と返答。しかし、「横浜が自分の庭だなんて、よくそんな横柄なことが言えるな〜」みたいなことを言う意地悪たかみー(笑)。でも桜井さんは「家からNHKに行くよりもMM21に行く方が近い」って言ってました。用賀I.C.に乗っちゃえば空いていれば直ぐだもんね。「だからMM21は俺の庭だねっ!」ということだそうです。その勢いで「お前(高見沢)もMM22なんて作れば?」と言い、「へ〜。作っちゃえるかな〜」と満更でもない高見沢さんの態度に、"真に受けてやんのっ!"というジェスチャーを客席に向かってする桜井さん。今日はホントに攻撃的です(笑)

 続いて幸ちゃんにも同じ話題が振られましたが、第一声が「は?」だもん(笑)。当然「お前、聞いてなかっただろ?」と言われちゃいます。しかも、今まで高見沢さんが言ったのと同じようなこと幸ちゃんが話はじめ、「それ、今俺が話した!お前、俺の話聞いてたか?」と再び言われるでも、「聞いてましたよ。聞いていたから、話せるんじゃん」と反論するものの、やはり喋り方が可笑しい(笑)。「坂崎、大丈夫か?最近お前危ないぞ。この間も楽屋で『メガネが無い!メガネが無い!』て探していて、頭に乗っけてたんだから〜」と、高見沢さんから真実か創作が微妙なネタを暴露されていました。まぁ、お約束のネタですからね(笑)。幸ちゃんもメガネを探すジェスチャーして遊んでましたからっ。

 高見沢さんから幸ちゃんならではの横浜の思い出を話せと言われて、そこで幸ちゃんは「馬車道アイス」のネタを(笑)。「2年前だっけ?赤レンガパークのレストランで3人で食べたじゃん!馬車道アイス!1個ずつのはずだったのに、高見沢の前にだけ10個も馬車道アイスが並んで、しかも全部一口で食べちゃったからね。椀子蕎麦みたいだった。後ろからオバチャンが入れてたもんね」と、思い出どころか、創作の世界に突入して行ってしまいました。お〜い、幸ちゃ〜ん、どこへ行く〜っ?(笑)。ま、高見沢さんが10種類の馬車道アイスを食べちゃったのは事実だけど、それが幸ちゃんにとって横浜の一番のインパクトなんだなぁ(笑)。
 もちろん、その後は「雨の中の横浜スタジアム。その翌年の同じ横浜スタジムでの、開場前からの演奏とかもありましたね」と真面目に語り、「そうそう!そういうのが欲しかったんだよ!」て高見沢さんに言われてました。

 その後は高見沢さんがシメようとしたけど、両手を広げてオーバージェスチャーで話そうとして右手を思いっきりマイクスタンドにぶつけて「イテッ!」となり(笑)、高見沢さんは話たい内容が飛んでしまい、客席には笑いが起こり、桜井さんは崩れそうになっていました。
 今回の神奈県は真面目モードで終わらせないような、そんな雰囲気に包まれていましたね(笑)

 最後の曲は「今日が関東ファイナル、ALFEEとの思い出も深い横浜ということで、今夜は特別に横浜と思い出のあるこの曲を…『TIME AND TIDE』」という紹介でシットリと歌われました。

 『TIME AND TIDE』がくるとは思ってもいなかったので、ホントに意表を突かれましたね。でも、この曲は2年前の赤レンガパークでの夏イベでも本編最後に歌われていたし、1996年の赤レンガの夏イベでも歌われていたし、もちろん横浜スタジアムでも歌われていたし、夏イベの印象的なシーンにこの曲は歌われていたな〜としみじみと感じながら聴きいってしまいました。

 演奏終了後はそれぞれ客席のあちこちにピックを投げて去っていきました。桜井さんと高見沢さんは、両サイドの花道まで行ってピックを投げていました。
 高見沢さんは帰る方とは逆の下手の端で深々とお辞儀をしたので、まさか帰る方向を間違えているんじゃ?と余計な心配を一瞬してしまいましたが、ちゃんと判っていて(<当たり前だ!)、笑顔で手を振りながらステージを横切って去って行きました。そして、その間ずっと桜井さんが上手のスピーカーとスピーカの間に挟まるように待機していて、高見沢さんが去って行くと客席にヘコヘコしながら退場(笑)。段差でわざとコケるのもお約束っ。

 最後の最後まで"笑い"に包まれた神奈県…関東ファイナルのコンサートでした。




 関東ファイナル…最後はシットリと終わりましたが、どこか温かい笑いの残る楽しいアルコンで、やっぱり神奈県の盛り上がりは独特で最高だっ!と断言できますね。とにかく3人のテンションが物凄くて、ナチュラルハイの域を越えていたと思います(笑)。ホント、こんなコンサート久しぶりでしたね。

 特にMC内容が崩壊と表現しようしかない面白さだったし、曲構成も横浜スペシャル感もあり、本当に参加して良かったと思いました。

 今年結成35周年。そして来年デビュー35周年。その節目に向かってイイ感じでTHE ALFEEのエンジンが回ってきているんじゃないかと感じた春TOURでもありました。ああ、もう早くも秋TOURが恋しくなっちゃうな(笑)