2006年6月21日(水)神奈川県民ホール |
遂に来ました横県…もとい神奈県!関東ファイナルであるし、なんと言っても今年の夏イベ開催地です♪盛り上がらないワケがないっ!…て感じでしたね。 私は開演ギリギリに客席に入ったので、定刻開場だったのかは判りませんがスムーズだったみたいですよ。GOODS売り場も私が来た時は空いていましたが、公演終了後はメチャ混みになっておりました。やはり今回のコンサート構成の影響かしら(笑)。 で、本題。 たぶん定刻開演だったと思うんですが、18時半になってすぐに客席が暗転し、SEの音に合わせるように白い幕にライトパープルの照明が当たってどんどん会場内が盛り上がっていき、3人のシルエットが幕に浮き上がってきたと同時に高見沢さんがシャウト、『Masquerade Love』でスタート!もう、高見沢さんは第一声の時から笑顔全開♪でした。いきなり可愛かったわ〜! バンド演奏と同時に白い幕がステージ上空に(掃除機で)吸い取られるように舞い上がっていきました。 ステージのセットは相模大野レポを参照〜。<手を抜くのは、ななんぼ専売特許…開き直りとも言います。 3人の衣装は基本的にNHKと同じ。高見沢さんがラインストーン付きのショルダーガードが付いたド派手な白のロングコートにシルバーラメぽいドレスシャツに黒のレザーパンツぽい格好でした。とにかくロングコートがド派手でした。髪はサラサラのストレートヘア♪インカムを付けていましたがグラサン無し!幸ちゃんは白のスーツにインナーが英国国旗ぽい柄シャツ。桜井さんは、黒地に細く金のストライプの入ったスーツに、ブルーグリーンのネクタイ姿でした。シャツも薄いブルーでしたね。 笑顔全開の高見沢さんは、『Masquerade Love』からノリノリで、クルクル回ったステップ踏んだり動きまくっていました。そして、そうるさんとTAROさんのツイン・ドラムの掛け合いが入り、その勢いのまま『SWEET HEARD DREMER』に続きまして、間奏が特にカッコよかったわ〜。そして、幸ちゃんがハンドマイクに持ち替えて『AMERICAN DREAM』と続いたんですが、幸ちゃんがステージの前(上手方向)に出て歌っている時に、ステージ中央で演奏しながらフツーに私語をする高見沢さんと桜井さん。高見沢さんなんてインカムを少しズラして喋ってたよ(笑)。しかも、コーラスに入る時に慌てて戻してた。 そして、サポメンの演奏が流れたまま桜井さんのMCに突入。「ハッロ〜!YOKOHAMAーっ!お待たせしましたッ!今日は関東ファイナル!もう死ぬ気で盛り上がってちょーだいっ!」と客席を煽ってくれちゃいました。 そのまま『二人のSEASON』に突入。囁き部分では低音ヴォイスで「愛してるよ」と、呟くように囁いてくちゃいました。しかし、後で照れくさくなったのか、3番では頭を振りまくり声をがなり立て自棄っぱちのような歌いっぷりでした。後奏では、3人ステージの前に出て来てネックシェイキング。続いて『幻想飛行』が歌われ、その後にドラムロールが鳴り「ま、まさか…」と思っていたら、なんと『Flower Revolution』だぁ!Prinde-Tギターに持ち替えた高見沢さんが「Jump!」と叫ぶと、ステージの3人も客席も飛び跳ねっ!高見沢さんはあの重いPrince-Tギターを持ちながらピョンピョン跳ねていたよ…。凄い。桜井さんは幸ちゃんが歌っている間、自分のマイクスタンドの前でS字の道を歩くようにテクテク細かく歩いていた(笑)。サビの部分で入るドラムリレー(TAROさん→そうるさん→幸ちゃん)が健在で嬉しかったわ。 演奏が終わってステージが暗転しているのに、Prince-Tを高々と掲げて客席を煽っていた高見沢さんが可愛かったぁ。 もうこの6曲て汗ダラダラ状態になりました。背中に汗が流れるのを感じましたもん。ホントに初っ端から飛ばしたなーっ! 桜井さんと高見沢さんはステージを一旦下がり、幸ちゃんのMCに入りまして、客席はお座りタイムとなりました。 関東ファイナルの神奈県だけど、「今日が初日の人」の何人もいらして、「TOUR当初からだいぶ変わってきているんですが、その有難みが判らないと(笑)」なんて言っていました。あと、「今日でファイナル」という人が自分も含んで多かった!もちろん、「生まれて初めての参加」の方もいらっしゃいましたね〜。「初めての方は一体どういうイメージを持って参加されたんでしょうね?まぁ、コンサートが進むにつれ、そのイメージが崩れていくと思います」と、非常に的確なこいを言っていました。 今日はサクサク進行させる!ということで、すぐに桜井さんの紹介になったんですが、ちょっと思わせぶりな紹介のし方をしたせいか、ライトも当たってないのにいきなり桜井さんがステージに飛び出してきちゃって、慌てて奥に戻って行きました(笑)。あまりにナチュラルな動きだったので、素でフライングしたのかボケたのか判らなかった…。でも素敵なステップが見られたわ♪ そして盛大な歓声&拍手に迎えられて桜井さんが再登場。客席の左・右・中央に向かってそれぞれ深々とお辞儀。「皆様、よく来たじゃんっ!乗ってるじゃんっ!」みたいな、妙な浜弁を披露(笑)。幸ちゃんからも変だとツッコミを入れらると、「そんなことないあるよ〜。アタシ〜」と怪しい中国人(?)になった桜井さんであった。まぁ、中華街が近いし…<あまりフォローになってない あと、幸ちゃんは本番寸前まで仕事だったようで、桜井さんから「すっごく眠そうな目をしてる」とまで言われるほどお疲れ具合が出ていたもよう。幸ちゃんも「もう少しスケジュール考えてよ」とボヤいていました。桜井さんは本番前まで自由だったようで、「あのう、仕事下さい」とスタッフに訴えていました(笑)。 この日は梅雨の中休みのような蒸し暑い日で、会場内もテンションが高くて熱気ムンムンの状態でした。当然、ステージ上も同じようで… 桜「もうシャツが汗でぐっしょりです。首回りなんて凄い。スーツ姿で運動会やっているもんですからね」 (客席から「脱いでもいいよ〜」みたいな声が掛かる) 桜「みんなだって仕事でスーツ着てるでしょ?私の仕事場はここなんですから、皆様の前で脱ぐなんてできませんっ!」 幸「…でも、楽屋ではいつも脱いでますよね。下だけ(笑)」 桜「別に楽屋ぐらい良いじゃないですか。皆さんに見せるわけじゃないですから」 幸「上はピシっ!と服着ているのに、下だけスッポンポンなんだもん」 桜「あれ、開放感があって気持ちイイんですよ」 幸「ここで下脱ぐのはマズイから、上は脱いでみれば?」 桜「そんな皆様にお見せするほどの代物じゃありませんから…」 …と、桜井さんはかなり男前な発言をしているようでそうでもないという(笑)、なかなかフランクな会話が続きました。つーか、フランク過ぎ?(笑) そして、今日はサクサク進行しなければならないということで、早々に高見沢さんも紹介することになり、 幸「今日はどんな出方をするでしょうね〜。今日はご機嫌ですからね」 桜「どう坂崎が対処するかに掛かってるからな」 幸「いや俺は適当よ」 桜「その日のノリ具合で適当に流したり避けたりしてるよね〜。コッチもサケちゃったり…」 (判り難いかもしれないけど、下ネタ方向に行きました/笑) 幸「コラー!桜井さんっ!…ええっと!あったあった!」 (パーカッションの下にある袋からイエローカードを出す幸ちゃん) 幸「これ、裏は赤なの」 桜「宮本選手は次の試合に出られないんだよね…」 …で、やっと高見沢さんを紹介しようかと思った矢先に、客席から「タカミー!」と先走り声援が…。「まだ早いって!」と、今度は客席にイエローカードを出す幸ちゃん(笑)。桜井さんも「フライングです!オフサイド!」とツッコミ入れていました。 そして、「黄色い声援で迎えるよーに!出せるでしょ!」と忠告があり(笑)、高見沢さんは盛大な黄色い声援に迎えられて再登場。 衣装を変えてきた高見沢さんの格好は、インナーな白のシルクぽいフリルシャツに白パンツ姿だったんですけど、羽織っていた白のロングコートが貴族ちっくで、淵ラインストーンで柄が描かれていてキラキラ輝いていました。パンツの両サイドにもシルバーで刺繍がしてあるようなゴージャスなデザインで、真っ白な王子!でしたね。しかも、シルバーのリボンで後ろ髪を一つに束ねていて、左耳にクロス(十字架)のイヤリングを付けていました。そして何より目立っていたのは、床を掃除するくらい長〜〜〜い(松山●春の『長い夜』の気分で♪)紫色の羽根のストールを首から下げていたこと。客席にヒュー♪ヒュー♪煽られ、モデルばりというより、美川●一ばりに肩を揺らしながら前に出てきた高見沢さんであった。 そのノリのまま、のそりのそりと桜井さんに向かっていき、「今日は何?」と腰を引きながら袖に逃げて桜井さんを、その羽根ショールを使ってビシッ!バシッ!と意味も無く叩く高見沢さん。桜井さん「いやん♪いやん♪」と明らかに嬉しそうで、まさに女王様と下僕の図でした。高見沢さんに仮面を付けさせたかったわ〜<オイ 桜井さんを叩きまくって一方的に満足した後、幸ちゃんにも近付いて行き、しっかり幸ちゃんのことも叩いていました。「その羽根は本物?」、「何羽使ったの?」、「それ自分で用意したの?」と、幸ちゃんや桜井さんから矢次に質問されましたが、高見沢さんは首を横に振ったり縦に振ったりと、全て動作で回答。しかも、長〜〜〜いストールはすぐに外してしまい、代わりにギターを持って来て演奏準備万全体勢。 幸ちゃんから今日のスローガンを振られると、「もう(紫の羽ストールを)しまっちゃったから今日は無し!時間切れ」と返す高見沢さんだったけど、「そんなに先に言ってくれないと困るよ!」と言われ、客席からも「ロスタイム!」と叫ばれ、「ロスタイム3分あげます」とまで言われたので、、再びギターと長い〜〜〜い紫のストールをチェンジしてくる(笑)。どうも、あのストールがないと、「今日のスローガン」が言えないらしい。 しかし、そこまでしたけど「今日のスローガン」を考えていなくて、「わざわざソレ(ストール)を用意するくらいなら考えとけよ」と言われていましたが、「思いつかないからストールで誤魔化そうと思って、このストールでスローガンはみんなの頭から消そうと思った」と白状する高見沢さんでした。ストールはインパクトあったけど、別にスローガン発表を無いものに…までは誤魔化せないと思うんだけどなぁ。 高見沢さんは散々悩んだ挙句、「今日のスローガンは横浜にちなんで『北京ダック』!」となりました。幸ちゃんから「かなり微妙だ…」と言われるくらい意味不明だったけど、高見沢さん曰く「北京ダックは皮しか食べないんだよ。それで高級品なのっ!だからALFEEも皮が良い高級品なステージにしようってこと」と、かなり強引に辻褄を合わせてきました。 高「俺、昔っから思ってたんだけど、坂崎の皮好きだよ。イイ皮してるよ!」 幸「皮がいいの?生まれて初めて言われたよ、そんなこと」 高「その皮がいいのっ!」 幸「皮膚じゃないんだ…。よく判らないけど(笑)」 高「桜井の皮もいいよ」 桜「顔の皮で鞄作れるよ。四角い鞄になるけど」 (客席も高見沢さんと同時にウケる) 桜「……お前らブッ飛ばすっ!」 まぁ、ワケの判らない「今日のスローガン」になりましたが(笑)、ALFEEのステージは高級品の北京ダックのような質を目指すってことでいいのかな。本来の意味を聞くという話から、だいぶ逸れちゃったからね。「皮がいい」って、褒め言葉か? そして、ゆる〜い空気が流れる中、幸ちゃんが次の曲紹介をしまして、「春TOURが始まった頃は桜の季節だったけど、やっとこの歌が似合う季節になりました」て言ったから、一瞬『雨の肖像』かと思ったんだけど、あれって秋の歌でしたね(笑)。 歌われたのは、『ふたりのGraduation』。「YOKOHAMA-BAY」と歌われましたよっ♪なんか横浜SPって感じで良かったな。そして、すごく照明が綺麗だった『ひとりぼっちのPretender』、山石さんの前奏が微妙に危なかった(笑)『My Sweet Home Town』、そして『Moonlight Fairy』と続けて歌われましたが、『Moonlight Fairy』を歌いながらリボンを解いた高見沢さんは、最高に「高見沢ワールド」を作り上げていましたよっ。ラストのギターソロは思っていたより長くなかったけど、ムードは満点でした。 そして高見沢さんのMCになりまして、「やっぱ神奈県はいいなぁ。ワクワクするよ」と相変わらず上機嫌な様子でした。『Moonlight Fairy』の時にリボンを解いていたので、髪をちょいとバサバサして直していましたね。 「このONE TOURが始まった頃は、『長いな〜』と思っていたんだけど、実際やってここまで来たら『もう終わりか〜』て感じます」と、この春TOURがもうすぐ終わってしまうことに対して、達成感はもちろんだけど一抹の寂しさを感じているような感じでしたね。 高「今日は関東ファイナルだから、今回のTOURパンフで俺のNo.1ギターと紹介しているレスポール…1959年製のレスポールを持って来ました!俺よりちょっと年下だけどね」 …と、ヴィンテージギターの1959年製のレスポールを高見沢さんは持っていたんですよ。最近はパンフや雑誌とか媒体を通してでしか見ていなかったので、生で1959年製のレスポールが見られたのはホントに感激モンでした。しかも、ただ見せるだけじゃなくて、ちゃんと肩から掛けていたから次の曲で演奏したんだよぅよぅよぅ。もう、ママンボから双眼鏡ふんだぐって見入ってしまいました。 それから前日は『新堂本兄弟』の収録があったそうで、その収録内容の様子を語ってくれました。 高「BONNIE PINKさんがゲストだったんだけど…BONNIE PINKさんて呼び方も変か(笑)。BONNIE PINKが習字をしたいということで全員で習字を書いたんだけど(客席、ちょっとどうめく)何だよ?俺だって習字くらいできるよ。それで『打ち上げ花火』て全員で書いたんだけど、俺は紙に字が全部書けなくて『打ち上げ』しか書けなかったんだよね(笑)。で、そのまま出したら、みんな『打ち上げ花火』てちゃんと書いているんだよ。俺だけなの、全部書けてないの。あと、俺は平仮名に自信があって、『うちあげ』て平仮名で書いたんだけど、平仮名で書いたのも俺だけだった。その後、文字で性格診断をする先生が登場して、俺の字を見て『高見沢さんはいい加減な人ですね〜。人の話を聞かないでしょう?』なんて言われて…」 この話に客席は大爆笑。まず、紙に文字が書ききれなかったどころか、平仮名で書いていたって…!フツーは考えられない!さすが天然王子タカミーだっ!しかも性格診断をした先生の意見に客席が納得したもんだから、高見沢さんは不満炸裂。 高「俺ってそんなに人の話を聞かないか?…て、何でお前らが納得するんだよ!俺のこと知ってのかよ?俺と話したことあるのかよ?」 と、客席に向かって訴える、訴える。かなり興奮というか、ハイテンションで声が高くなってたね(笑)。でもさ、直接話したことはなくてもさ、アルコンでのMCのやり取りや、『堂本兄弟』とかを見ていると、「人の話を聞いてないよな〜」て思う人多いから(笑)。特に『堂本兄弟』では多々思うことがあるよ。 客席の冷たい(?)反応に納得できない高見沢さんは、上だけ別のシャツに着替えてきた桜井さんと幸ちゃんにも訴えます…というより、助け(同意)を求めていたのかも。 高「俺って人の話とか聞いてるよな!」 桜「聞いてるよ。だけど、話してるのお前だけだから」<フォローになってない 幸「聞いてるけど、脳はどっかにいっちゃっている時あるよね」<同上 高「あ、口笛を吹いている時でしょ」<認めてどーする …最終的には、「そうか〜、俺、人の話聞いてないか〜。これから気を付けよう」と、イジイジしかながらボヤいた高見沢さんは可愛かったなぁ。客席から「頑張れ」て声が掛かって、「俺頑張ってるじゃん!32年も2人の為に髪も伸ばし続けているんだよっ!」と、また訴えモードになって、そんな高見沢さんの姿を不憫に思ったのか桜井さんが客席に向かって、「お前ら、もうその辺までにしてやれ。お前、頑張ってるよ!」と庇ってあげていました。でも、高見沢さんは桜井さんの頑張れメッセージが嬉しかった反面、「俺、桜井から励まされてる…」と微妙に凹む(笑)。ああ、ホントにこの時の高見沢さんは可愛かったわ〜。 文字による性格診断の続きで、高見沢さんは「うちあげ」の「げ」の字の「|」と「ナ」の間が広く開いている字を書いたそうで、先生から「高見沢さんは心の広い人ですね。そのお陰でたくさんの友達が集まってくるでしょう」みたいなことを言われたそうなんだけど、「32年この仕事やってきていると、友達…2人しかいないや」て言ったのにはウケました。しかも、「友達」と言われて、桜井さん手を振って否定のジェスチャーしてたし(笑)。 いや〜、BONNIE PINがゲストの回の『新堂本兄弟』の放送が楽しみだな〜。高見沢さんのところはしっかり流れるといいな。 それから、「自分が自分を褒めなくて誰が褒める?」て話になって、 高「自分というのは世界に一人しか居ないんだから、もし居るんなら、俺の前に連れて来い!って。だからこそ、朝起きた時に鏡に向かって微笑んでみて、自分に自信を持って欲しい。まぁ、毎日やったら気持ち悪いけどな(笑)。自分のNo.1、only ONEを見つけていって欲しいです。俺達のno.1はやはりこのステージ。LIVE中心の活動を32年続けてきているけど、間違っていなかった!と確信しています。だから、ヒットチャートのNo.1の音楽ではなく、みんなにとってのNo.1の音楽を歌い続けたいと思います」 …みたいなことを言っていました。もちろん、ヒットチャート上位にランクインされるような、一般にも受け入れられる音楽を作ることも大事だと思うけど、「記録より記憶」じゃないけど、一人でも多くの人に長きに渡って心に残る音楽を作るって方が大事だと思う。これは音楽に限らず、映画や絵画、小説などエンターテイメントにおいては全体的に言えることなんじゃないかな。 そして『運命の轍 宿命の扉』が演奏されて、客席はここでスタンディング。1959年製レスポールでの演奏だったので、妙にギターばかり目にいってしまいまった。続いて演奏された『哀愁は黄昏の果てに』ではすぐギターチェンジしてしまったけど、ラストのギターソロがいつもとは違うメロディラインで妙に印象に残りました。そして『Crisis Game〜世紀末の危険な遊戯〜』が演奏されたんですが、高見沢さんが腕をブンブン振り回してノリノリだった、続いての『幻夜祭』では、山石さんがガンガンに拳振り上げてノリノリ。 続いて『幻想〜ILLUSION〜』が演奏され、ラスト演奏は何度聴いてもムチャクチャカッコいいけど、ホントにどんどんギターソロが長くなってきていますな(笑)。本編ラストは『ONE』。3人リードヴォーカルを取るというのも好きだけど、あの艶のある声の伸びっぷりが何度聴いても鳥肌モンの素晴らしさっよ。 『ONE』を歌い終わり、SEが流れてステージを去ろうとした3人だけど、桜井さんが下手側に行こうとして、高見沢さんが上手だと主張。幸ちゃんは間で「どっち?」て感じに困惑していたら、裏のスタッフから上手という指示があったらしく、桜井さん頭を掻きながらステージを去る(笑)。SEが流れる中、ステージ上で右往左往している6人の姿が妙に可笑しかった。 1回目のアンコールはそうるさん、山石さん、TAROさんかステージに登場すると、すぐに演奏開始。その音に合わせて3人が登場。 3人の衣装は、高見沢さんはいつもと同じブルーのロングコートラメにシルバーのカットソー&パンツ姿。幸ちゃんはグリーンのタンクトップに黄色っぽいパンツ姿。桜井さんは白っぽいペイズリー柄の開襟シャツだったような?それに茶系のパンツ姿。 バンド演奏が流れる中、幸ちゃんが歌前に煽って(上手く聞き取れなかった)『ロックン・ロール・ナイトショー』へ。幸ちゃんと高見沢さんは、ステージ両サイドの花道に出て客席を煽りまくり。高見沢さんに至っては下手側から上手側に向かって、最前列のファンと片手タッチをダーッ!とやってのけていました。 そしてネタコーナーに突入し、桜井さんが「何故マッ○シェイクなのか?」を簡単に説明した後は、幸ちゃんと桜井が暴走しまくり。幸ちゃんに至っては、桜井さんが説明中にも色々を叫んだり、桜井さんの真後ろに立って背後霊になったり、台本に書いてあることとはいえオカマさんキャラが妙な方向にいったり、高見沢さんから「坂崎、少し壊れてる」と言われるほどだいぶ壊れ気味。こういうのをナチュラル・ハイって言うんだろうな(笑)。 それぞれの自己紹介ハモでも、「コーチン」と言われて、また壊れていた幸ちゃんだったし、そうるさんがまた良いタイミングで効果音鳴らすんだよね〜。その音にサクチンまで反応していたけど(笑)。桜井さんは首回しをまた披露して、高見沢さんが幸ちゃんにも「やってみ?」とリクエスト。幸ちゃんも頑張ってやってみると、首より腰が回ってしまう。ある意味アダルトな踊り(笑)。 高見沢さんの紹介では、桜井さんが言いたい放題。 桜「この人、今ではこんな派手な格好しているけど、昔は見れたもんじゃなかったんだからっ!穴の開いた靴下はもちろん、穴の開いたパンツも穿いてのよぅ!」 高「穴が開いたのなんて穿いてないよ!」 幸「パンツは真ん中に穴が1つ開いてるじゃん」 桜「そうね〜。…でも私達にはいらないし〜」 幸「もう無いし〜」 高「コラッ!」 桜「坂崎も人のこと言えないよ。大学受験の日にち間違えちゃうし、そういう抜けてるところもあるんだよね」 幸「抜けてるところ?桜井さんも人の事言えないでしょ!」 …もう高見沢さんの紹介ハモかわ話題が脱線しまくり。この時だったか、幸ちゃんのお疲れ顔が指摘されて、 桜「この人(高見沢)はいつも奥目なのはいいんだけど、今日はアナタ(幸ちゃん)もだいぶ奥いってるね〜。見えてる?」 高「後ろから叩いて出してあげるよ……あ、ごめん(髪)ズレちゃった!」 幸「コラッ!そううこと言うなよっ!みんなにそう思われるだろ!」 高「そんな大丈夫だよ〜」 桜「お前がそういう風に言うから、2ちゃんとか3ちゃんとか教育テレビとかで、本当みたいに言われちゃうんだぞっ!」 幸「被るんだったら、もう少しイイの被るよ!」 …いや〜、なんだかんだ言って禁断のヘアーネタが好きだよね(笑)。しかし、桜井さんから「2ちゃん」という言葉が出てきたのはビックリ。まぁ、テレビのニュースとかでたまに話題になることもあるから、名前だけは知ってたんだろうね。そのせいか、「教育テレビ」て言葉まで飛び出していたし(笑)。 そして、春TOURのGOODSでは「えびせん」の宣伝コーナーになったんだけど、幸ちゃんは「話題のGOODS、チョロQ!」て言うし(笑)。まぁ、話題になっていることでは間違いないかと。高見沢さんの「違うよ!」というツッコミが素早くてビックリしたわ。 高見沢さんの「山葵味」のネタから、3人より2つしか年上じゃない『サザエさん』の波平ネタになり(「あと2年でツルツルポン♪」て凄い歌詞だよ…)、波平さんには双子の兄さんの「海平さん」が居るって知った高見沢さんはビックリしていた。「みんな知ってたのー?」と客席にまで聞いていたけど、有名な話だと思うけどなぁ。お台場のフジテレビのお土産ショップの所には、『サザエさん』の家系図みたいなのが飾ってあって、ちゃんと海平さんも描かれているわよ。 高「全然知らなかった!双子ってことはソックリなの?」 桜「波平は(頭の毛が)1本だけど、海平は2本なんだよね」 幸「違いはそこだけなんだよね」 桜「海平が1本抜けたら、区別が付かなくなるよな(笑)。『サザエさん』と『水戸黄門』のことなら聞いて!」 …桜井さんが『水戸黄門』に詳しいのはなんとなく解る気がするけど、『サザエさん』はちょいと意外でした。『ちびまる子ちゃん』も詳しいのかなぁ(笑)。 そして、3人は紹介したえびせんを客席にバラ撒き(何気に高見沢さんが遠くに飛ばしていた)、えびせんの箱もサインを入れて飛ばそう!ということになったんだけど、一番最初に高見沢さんがマジックを持ったのが間違いだった! 桜「…あ!また、一人だけそんなに大きく書いて〜!あと2人書くんだから〜!本当に自己啓示欲の強い人だね〜」 高「ちゃんと(2人も)書けるよ」 桜「坂崎〜、お前がここで箱奪わなくちゃダメだよ」 幸「奪おうかと思ったんだけど、すぐ書いちゃったんだもん」 桜「箱じゃなくて、マジックを取らなくちゃダメだよ」 幸「今度頑張る」 桜「(高見沢さんか箱を渡れ)あ〜あ、こんなに大きく書いちゃって。書きづらいよ」 幸「(桜井さんから箱を渡され)今日て21日だっけ?」 桜「今日は夏至なんだよ。ずっと昼間なんだよ(笑)」 高「赤塚不二夫さんに出てくるのは何だっけ?ゲジゲジ?」 幸「あれは『べし』」 …この3人のやり取りを聞いている限りだと、どうも高見沢さんは毎回一人だけ大きくサインを書いてしまってバランスを悪くしているっぽいね。見てみたいな、3人のバランスの悪いサイン(笑)。桜井さんの言い方からして、箱の半分以上は高見沢さんのサインが占めていたっぽいからね。 このサイン入りの箱を高見沢さんが投げることになったんだけど、「トレカも入っているよ〜、マジックも入っているよ〜」と、サインを書くに使ったマジックまで箱の中に入れて投げ飛ばそうとしたんだけど、桜井さんから「まだTOUR残っているんだから、マジックは止めなさい」と、マジックは箱から取り出されてしまう。しかし、高見沢さんは少しでも重さがあった方が遠くに飛ぶからと、結局マジックを箱に中に入れて投げちゃいました。この時の「やっぱりマジック入れちゃうの?」、「(頷きながら)重い方が遠くに飛ぶから」という、2人のやり取りが妙に可愛かったわ〜。 そして横浜ということで、「えびせん持って横浜の観光地へ行こう!」ということになり、最初に「中華街行きたい!中華料理が食べたい!」みたいなことをハモッたんだけど、、高見沢さんが「ツバメの巣が食べたい」と言ったもんだから、桜井さんと幸ちゃんが「あんなの土だろ?」、「よく建物の壁にあるけど、ツバメがオエッてしたものでしょ」とボケまくり。もちろん、「ツバメの巣」のツバメは海側の崖に巣を作る特別なツバメなんだけど、高見沢さんは2人の言うことにちょっと騙されかけてた(笑)。あと、「若いツバメを食ったから若いんだ」とかなんとか言われてたな(笑)。 ここでだったか、桜井さんがまだオカマちゃん風になっていた為、高見沢さんから「もう、その喋り方はいいんだよ!」て言われて、「だったら(台本に)ここで終わりって書いておいてくれなくちゃ!」とクレーム出してました。 もちろん横浜観光地SP、夏イベ会場の赤レンガパークも登場。「なんと言っても海のそば!0年だって随分変わっちゃっけど、今年は夏イベ盛り上がろう♪」みたいに盛り上がりましたよ〜。やっぱ、こうでなくっちゃねっ! そのまま、桜井さんの「横浜の海に行きたい〜♪」という即興歌になったんだけど、相変わらずR指定並みの暴走で、「超ビキニを履いて、肉まんを挟んじゃったりして♪挟むのは前と後ろのどっちがいいかしら♪」と、とんでもない方向に…(笑)。幸ちゃんから「アホッ!」て言われる中、ステップして袖にベース取りに行っちゃいました。 ステージが暗転すると波の音のSEが流れ、そしてそに被さるように『誰よりもLADY JANE』が演奏されましたが、相変わらず壊れモードの桜井さん。妙な踊りをドラムのTAROさんに向かってやっていました。幸ちゃんとのヒップ突き出しのやり取りも健在だったなぁ(笑)。この辺では「最後の砦」ぽかった高見沢さんも、3番では妙に拳を回すような歌謡曲風に歌い上げちゃって、3人とも可笑しかったわ。続けて『恋人になりたい』が演奏されました。相変わらず、「幸ちゃん♪」という客席のシャウトは揃っていました♪ そして、ハートエンジェル・ギターに持ち替えた高見沢さんがバックバンドのメンバー紹介を(山石さん→そうるさん→TAROさん)しまして、私はこの日初めてドラムのTAROさんが「吉田太郎〜!」とフルネーム紹介されたのを聞きました。ちょい新鮮だったな。 そのまま『MEET THE ALFEE』が歌われ、「フォークバンド♪」と歌う度に「フォーク?」と幸ちゃんがツッコミを入れ、思わず『旅の宿』のようなフレーズを弾き始めながら前に出て来るのですが、そのまま『星空のディスタンス』のメロディに変わり、3人はマイク無しのアカペラでワンコーラス歌い上げました♪そして、バンド演奏が加わったんですが、桜井さんは何を勘違いしていたのか、歌い出しギリギリまでステージの前の方に出ていて、客席に教えて貰ったのか、超焦った身振りで自分のマイクスタンドまでダッシュして行った姿に笑ってしまいました。もちろんサングラスは掛けていたんだけど、超焦っていたのはよく判ったよ。 そして、1回目のアンコールのラストの曲は『Last Stage』でした。NHK2日目での歌詞間違えがあっただけに少し心配だったんだけど、目線が随分と斜め下に行っていたので歌詞カードがあった模様(笑)。歌詞間違えはありませんでしたね。ただ、ラストの歌詞は「君の歌は歌わない〜♪(作詞:高見沢俊彦)」になっていたような。聞き間違いかもしれないけど…。 まぁ、そんなところに注目するまでもなく、演奏自体はすっごく迫力がありましたね。また1959年製のレスポールで演奏していたせいか、高見沢さんは感情込めまくりで歌っていたし、そんな高見沢さんに触発されたのか、ラストのドラムとかキーボードとかも、渾身の力を込めた!って感じで、グッとくるものがありました。 演奏が終わって、後ろのサポメンの3人もステージ前に登場。高見沢さん、桜井さん、幸ちゃんはピックを数枚投げた後、6人並んでお辞儀をしてステージを去って行きました。山石さんはタオルを投げて去って行きました。なんかタオルをgetした人に向かって、胸に手を当てて合図をしていましたね。カッコよかったわ。 2回目のアンコールの3人の衣装は、高見沢さんは黒のフリルシャツ(ラインストーン付き)に赤のレザーパンツにラインストーンのベルト、そして初めて黒いサングラスを掛けて登場。この日は本編も1回目のアンコールもサングラスを掛けて来なかったから新鮮でした。幸ちゃんは白の開襟シャツにブルーのパンツ姿で登場。桜井さんはピンクのシャツに茶系柄パンツ姿で登場。ピンクが眩しかったわ(笑)。 ステージに出て来て早々、高見沢さんは何故か桜井さんの背後霊のようにピッタリと付きまとい、そのまま桜井さんを先頭に「シュッ、シュッ、ポッポッ!」と汽車ポッポのようになり、間に幸ちゃんも入って3人で何故かステージを1周。そして、高見沢さんは自分のマイクスタンド前に来たら下車、続いて幸ちゃんも自分のマイクスタンドの前で下車…のはずが、段取り判っていなくて(汽車ポッポ自体が唐突だったし/笑)、パーカッションの横辺りで下車。桜井さんも自分のマイクスタンドの前で下車するかと思いきや、車掌さんだったのでそのままステージの袖に入ってベース取りに行っちゃいました。 そのまま高見沢さんがギターも持たずにのMCへ入りまして、「どうもありがとう!さすが横浜だな〜!」と興奮状態。3階席、2階席、1階席をそれぞれ煽り、あまりの客席の歓声凄さに圧倒された高見沢さんは(本当にステージ上で退いていた)、「よーし、俺もやるぞっ!(マイクスタンドから離れて)アーーッ!!」と歓声返しを披露。「たぶん、いま県民ホール前に4匹くらいに犬が来た」と自ら申告(笑)。桜井さんなんて、両耳抑えていました。 いや〜、負けず嫌いっていうか、客席に対抗意識燃やした高見沢さんが可愛かったよ。本当に力一杯声を出していたからね〜♪ そして、夏イベの話題になり… 高「このTOURが終われば、夏の野外イベントです。今年は赤レンガパーク!すぐそこだからなっ。10年前に一度やっていますが、先月に記者発表の為に10年ぶりに行きましたけど、本当に変わっていてビックリしました。10年であんなに変わっちゃうもんなんだなぁ。それに比べて俺達は10年経っても全然変わってない(笑)。変わってないと言えば、記者発表で言っていることが全然進歩なくて、我ながら反省しています。とりあえず、8月12日、13日の赤レンガパークをよろしくお願いします!」 …私もちょい前(夏イベ会場に決まる前)に赤レンガパークに行ったけど、本当に変わっちゃっていたのでビックリした。MM21は開発が著しいけど、本当に年々街の様子が変わっていくんだよね。10年前の夏イベはとてもよく覚えているけど、同じ場所とはいえ10年後の夏イベは全く違った印象になると思います。 夏イベのタイトルが『YOKOHAMA STAR SHIP』だから、『STAR SHIP』は絶対に演奏するけど、どの辺で演奏されるか?と高見沢さんが振り、客席で「1曲目にくるんじゃ」と予想したら、「やっぱ『STAR SHIP』は星空が出ている時にやらないと」と高見沢さんが言ったので、客席は「ああ〜」と感心。「『ああ〜』て、そんなことも気付かなかったの?もしかして、君達おバカさん?」と、本編MCでの逆襲モードに入る高見沢さん。かなり逆襲されました。優位になった高見沢さんは、強いぞ〜、容赦ないぞ〜、ご機嫌になるぞ〜(笑)。「星空ので下で、ピピパパポポンッ♪…てなるのがいいんじゃないか〜」と、口で前奏までやってくれちゃいました。凄い表現の仕方だったような…。普通、「ジャ、ジャ、ジャジャ、ジャジャン♪」だと思うんだが(笑)。 そして、神奈県は関東ファイナルで、夏イベ開催地の横浜でもあることから、「イベントに向けての意気込みを2人にも一言述べてもらいましょう!」と突然振る高見沢さん。本当に突然降ったよ。 「まずは坂崎!」と言われた幸ちゃんだったけど、全く心の準備が出来ていなかったようで、しかも今日は奥目になってしまうほどのお疲れモード&ナチュラルハイ状態。 幸「え〜、今年で25回目の節目を迎えまして、横浜でのイベントも11回目の節目を迎えまして、いくどとなく横浜でやって来まして、え〜…」 …いくら私が創作が得意とはいえ(笑)、それでも文面にできないほどの支離滅裂なことを話した幸ちゃん。「一言」と言われたのに、全然一言でまとまらず、ダラダラ話していけばいくほど辻褄が合わなくなるというボロボロ状態に。もうね、後ろで山石さんが手を叩きながらバカウケしていた姿が最高に可笑しかったよっ。高見沢さんはどうフォローしていいか判らない感じになっていたし、桜井さんは少し離れた所から「しっかり言えー」とか、いっぱい野次を飛ばしていたし(笑)、コンサート終盤にきてゆるーい感じになりました。 どうやって幸ちゃんが締めたか覚えてないくらい(笑)、強引なまとめで終わり、続いて桜井さんの番になりまして、 桜「この24年間、コンサート、テレビ、雑誌、新聞などで散々『来て下さい』と言ってきましたが、もう皆には頼みません。…待っています!」 …と、幸ちゃんのお陰で時間稼ぎができたのか、カッコよくキメましたっ。痺れちゃったわっ。そして、最後は高見沢さんが「デビュー32年目だけど、俺達はまだまだやるぞー!永遠にやるぞー!だから最後まで着いて来いよー!」と盛り上げに入ったんだけど、客席も拳を振り上げて「ワーッ!」とテンションが最高潮になった所で、「あっ!俺まだギター持ってなかった!」とムードをブチ壊した高見沢さん(笑)。慌ててギターを取りに行く高見沢さんに、桜井さんはズッコケ、幸ちゃんはギターを掻き鳴らし、とうるさんもドラム叩いて、もうボロボロ通り越してメタメタ(笑)。高見沢さん、天然にもほどがあるよ…。 高見沢さんはステージに出て来た時からギター持っていなかったので、「ギター持ってないし、サングラスもしているから、関東ファイナルということでシットリとした曲をやるのかな?」と思っていたのに、ただギター忘れただけだなんてっ!ちょっと、奥さんっ、どうよ! ギターを持って来た高見沢さん、ちょっと照れ臭そうに「気を取り直して」と言ったのがツボでした。その後は、もう怒涛の叫びで(桜井さんが、もういい加減に歌に行けー!てジェスチャーするくらい/笑)、いろんなことを叫びまくり、「俺達はいつまでもここにいるぞーっ!行くぞ〜!『SWEAT&TEARS』〜!」で、『SWEAT&TEARS』が演奏されました。 演奏と同時に客席には銀テープが降ってきたけど、ギリギリ1本だけgetできました。この曲を聴くと「夏だーっ!」て思うけど、今回ばかりは「次この曲を聴くのは夏イベだーっ!」て実感できて、妙にテンション上がってしまった。 ラストは3人ステージ前に出てきてヘッドシェイキング!でしたが、高見沢さんはサングラスをしていたこともあり、思っていたよりも激い!って感じではありませんでした。その代わり(?)、桜井さんが妙な動きになっていた。 最後の最後は、高見沢さんが生声で「YOKOHAMAで待ってるぜー!」と叫んで終了。演奏も終わり、ピックを投げて幸ちゃんや桜井さんがステージを去って行く中(桜井さんは下手側、上手側の両サイドにピックを撒いてました)、最後までステージに残っていた高見沢さんは、去り際に深々とお辞儀をした後、サングラスを外して笑顔で投げキッス!をしてくれましたっ♪ MCは巻いて巻いての状態だったし、最後の最後で天然ボケが炸裂したり、かなりドタバタな感じのアルコンでしたが、全体的にすっごく楽しいコンサートでした。ちょっと幸ちゃんがお疲れモードだったけど、その分ナチュラルハイになっていたようで、アンコールでは高見沢さんも心配するほどの壊れっぷりを披露していたし、とにかく凄かった! …終わった瞬間は「楽しかった!最高!」て気分だったんだけど、だいぶ落ち着いてきたら、妙に心の底からジワ〜と湧き上がってくるような感動に包まれています。なんか今になって目頭が熱くなる感じ。なんとも不思議なアルコンでした。 もう今回のTOURほど名残惜しいって感じるTOURはなかったかも。それぐらい内容が充実していたし、「楽しい」って感じるコンサートでしたね。もちろん、いつもMyファイナルを迎えると似たような気持ちになっているんだけど、今回は特に後からボディブローが効いてくるような、ジワジワと感動を後々まで引き摺る「濃さ」がありました。 ムチャクチャ夏イベが楽しみになりましたねっ。ホントに待ち遠しいわっ!
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