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遂に来てしまったMyファイナルになる大阪フェス2日目!私にとっては、この春TOUR「AUBE2000」に参加するのが最後っ。もう気合入りました!席も、何年振りだか忘れてしまったほどだけど、2階席の最前!自分の前に誰もいないっ。しかし、高いし、前の柵というか手摺りが思っていたより低くてビクビク。でもノッてしまえばこっちのもんだっ♪ 定刻より10分ぐらい押してコンサートがスタート!ステージ全体の光景は相模大野レポを参考にしてね(最後まで通したこの手抜きモード)。会場が暗転し『GATE OF HEAVEN』の前奏が流れ、客席はその音に合わせて手拍子。ステージ後方にメンバー3人のシルエットが浮かび上りましたが、大阪ファイナルにもなるので、客席からも歓声が湧き上が、門が開くように壁が動くとメンバーが登場! 衣装は、幸ちゃんは白いシャツにベージュか薄い黄色の上下のスーツでした。高見沢さんは黒のパンツに白のフリルシャツ白黒のロングコート(背中の部分には赤いクロスのマークが入っている)の出で立ち。桜井さんは光の加減によっては青にも紫にも見える玉虫色系のスーツで初日と同じ衣装でした。ネクタイだけ替えていたもよう・・・。。山石さんが黄色の格好良いジャケットを羽織っていたけど、バラードコーナーが終わって脱いでしまった。長谷ぼんはTシャツだけ確認できましたけど、今回参加したTOURの中で一番良く見えました♪これで、ななんぼが盛り上がらないわけないだろうっ(笑)。 曲は前奏のまま『GATE OF HEAVEN』でスタート!高見沢さんは、「夜明けのエンジェル(AUBE ANGEL)」ギターを出してきました。初っ端からメンバーはノリノリ!高見沢さんがガンガンにギターを振りましていたし、幸ちゃん負けじとネックを掲げたり、もう1曲目から飛ばす、飛ばす!続いて『Darkside Medication』。この2曲の流れは通常パターンらしく変わらず。そして『ロールオーバー・イエスタデイ』へ。客席もステージのメンバーもフブッ壊れ状態。もう、暑い、暑い。汗だく状態。 (ドラム音が鳴り響いたまま幸ちゃんのMCに入りまして 桜「はーい!大阪2日目!ファイナルです! 1階、元気かぁー!2階席も元気にノッているかーっ! 今日の大阪暑い!33℃だよっ!夏です! しかし、この会場の中の方がもっと熱いぜーっ!! まだまだ熱つくなるぞーっ!」 そのまま『American Dream』へ。高見沢さんがステージの前に出て来てガンガンにギターをかきならし、幸ちゃんがハンドマイクであちこちに駆け回りまくり。もう幸ちゃんは叫びまくりで、ギター・ソロの時も「Ahhhhhhhhhh−−−−−っ!」と叫びまくっていて、客席もメチャクチャ煽られまくっちゃいました。続いて『Someday』へ。もう完全に壊れている高見沢さんっ!頭をガンガンにシェイキングしたり、腕をブンブン振り回したりイケーッ!て感じでした。でもって高見沢さんの『ロックンロール』に続いて『二人のSEASON』が歌われましたぁ!これってTOUR初になるんでしょうか?決めゼリフの2番では「耳元で囁く〜・・・、好きやねんっ♪」と非常に色っぽく囁いて下さいましたっ。最後は3人共ステージの前に出てきて、ギターのネックをシェイキング!客席もガンガンに拳を上げまくって、もうどうにでもなれーっ!て感じで大暴れでした。しかも、ステージの前に出て来てくれると、なんかスゴク近く見えるんですよ。うわ〜、顔の表情までわかるーっ♪て、ガンガンに大暴れしながらも、そーゆーところはついついキャッ♪て気持ちになっちゃいました。いや、だってアル中だもんっ!思わず身を乗り出したくなるんだけど、そこは2階席最前、ふと我に返って下を見て「高ーいっ!こ、こわ〜!」と現実に戻ったりして、なかなか忙しいななんぼ。 続いて幸ちゃんのMC 幸「もう初っ端から飛ばす、飛ばす! こんなに飛ばすなんてみんなも驚いているでしょうが、 今日が大阪ファイナル!外も暑いけど、中が一番熱いっ! バンバン飛ばしますっ! ・・・なんて言っておきながら、ここでひとまずお座り下さい。 みなさんも動いて汗をかいているでしょうから、休憩ね。 腕なんかも普段使ってない筋肉でしょ? 疲れているだろうから、今のうちにしっかり揉んでおいて下さい。 隣の人の腕なんかも揉んだり・・・て、 いきなり揉んじゃヤバイよ(笑)。」 幸「こうして眺めていると、みんなニコニコした顔をしていますね〜。 まぁ中には悩みを抱えてまま来てしまったような顔もありますが、 日常の嫌な事は、このコンサートで全部忘れてしまって、 明日からスッキリした気分になって帰れるようにして下さい。 普段の鬱憤は全部桜井さんにぶつけて下さい。 桜井さんは原人の直系ですから、ぶつけても大丈夫です。 エ?原人知らない?大阪の方には馴染みがないかもしれませんが、 発見されたんですよ、秩父で原人がっ!<正確には住居跡 みんな学校で習ったことあるでしょ?北京原人とか、ジャワ原人とか・・・ (「今習っているー!」という声が客席から上がる) えっ?今習ってんのっ?へ〜っ。 その教科書に書かれている北京原人とかジャワ原人と、 同じ時代を生きていたであろうというレベルの原人なんですよ! ・・・考えてみたら、桜井のお父さんて毛深いんですよ。 そういえば家も古くて縦穴式住居だったなぁ・・・と(笑) だから桜井のお父さんは秩父原人の直系なんですよっ。 その直系の血を桜井は継いでいますからねーっ! でも、おじいちゃんはツルツルなんですけどね(笑)。 まぁ、そういう直系の血を継いでいるので、みんなの不満とかは 桜井さんにどんどん吐いちゃって下さいっ。」 幸「昨日もフェスでやりましたが、昨日も来た人ー? 昨日来られなかった人ーっ? う〜ん、6対4で昨日も来た人の勝ちっ!・・・なんてね。 では、聞いてみましょう。今日が生まれて初めて参加した人? (なんと最前列の幸ちゃんの斜め前に初参加の方が!) おおーっ!最前!みんなもなんか騒いでおりますね〜。 これは、もう言うしかないでしょ!みんなの声を代表しますっ! アナタの運もこれまでよっ!!<最前の初参加の方、バカ受けしていた(^o^)」 幸「人生プラマイゼロです。長ーい目でみればみんな一緒です。 一日単位だったら大変ですけどね。 今日一日とても良かった・・・ああ、夜はどうなっちゃうだろう? なんて不安がったりしちゃって。 それに自分はついてない不幸だって思っていても、他の人から アナタ良いわね、私なんてついてないわなんて言われたり。 自分はなかなか良い人生を送っていると思っていても、 アナタの人生最悪ねなんて言われちゃうこともあるかも。 そーいうもんです。」 幸「初めての人は、わからないことがあったら色々と周りの人に 聞いてみて下さいね。 さっき歌ったのは曲は何でしょう?」 客席「二人のSEASON!」 幸「正解!この曲が収録されているアルバムは?」 客席「THE RENAISSANCE!」 幸「そう『THE RENAISSANCE』ですっ! みんな知っていますからね〜。ホント詳しいですよ。 この頃の高見沢さんの髪はこんなだった、スプレーしていたとか。 隣の人は頭がクシュクシュだったとか・・・教えてくれます(笑) では、アルフィー・カルト・クイズっ! アルフィーのオリジナル曲は何曲でしょう?」 客席「48曲・・・?」<と誰かが言った 幸「エッ・・・。そんな少なくないだろう・・・?」 客席「いっぱいっ!」 幸「はい。その通りっ!いっぱいです。 正解者は自分でハワイ旅行に行って下さい。」 幸「この春TOURずーっと周って来ましたが、と言っても36本かな? みんなの中には10本も20本も参加してくれている人もいるかも しれませんが、何回参加してもアルフィーのは面白いです! だってやっている本人達が飽きないもんっ! 今回のTOURも色々ありました。イリュージョンもありましたからね! えー、NHKの初日にねあったの。来た〜? あのね、ある人がステージから急に消えちゃったんですよ。 ほんと突然ですよ、色の白い人が消えたの。 前もって『消えるよ』て言ってくれれば対処できたんだけど(笑)、 ホントにいきなり消えちゃったんでビックリしましたよ。 丁度そこですよ!そこ!(NHKで落ちた箇所を指し示す幸ちゃん) クルクルクルクル回っていたんですよ。<跳ねていたんだよ、幸ちゃん 白い人がね、クルクルクルクル回っていたらパッと急に姿が消えたんです! うわっ!消えたっ!イリュージョンだぁ!て思っていたら、 下からゆっくりと這い上がって来て(両手を上げてジェスチャーする幸ちゃん)、 ファンの人にも押してもらっていて、あれってお尻なんか触っちゃったりして、 ハハハハッ・・・。マズイ?」 そこへ着替えを済ませた(上だけ着替えてきたのかな?)高見沢さんが登場。「オレ?」て感じに、指を自分に向けていて、「そんなことあったけ〜?」みたいにとぼけていた高見沢さんでしたが、幸ちゃんに「そう!アナタですよ!」てしっかり言われていた。それにね、あのイリュージョンを目撃した人の数はあまりに多かったのだよ、はっはっはっ。この話はとーぶん語り継がれるねっ。 幸「次の曲は懐かしいナンバーを・・・。大阪ファイナルですからね。 1979年にキャニオンレコードから再デビューしたんですけど、 これが事実上のデビューになるのかな。 自分達で作った曲で、自分達でレコーディングしたりしたのは・・・。 本当はこの曲が再デビュー曲にと決まっていたんですけど、 『ラブレター』という曲ができたら、こっちが良いねって、 『ラブレタ』が再デビューのシングル曲になってしまったんですよ。 僕はこっちでも良かった気がしないでもないんですけど・・・。 アルバム『TIME&TIDE』に収録されています。 1979年、21年前に時を戻しまして・・・(「生まれてなーい!」という声が上がり)、 そうだよな、今北京原人とかジャワ原人習っているんだからなぁ。 この曲も21年前、高見沢のオープンリールで録ったんですよ。 あっ!そうアレ!あのオープンリール! (「とんねるず」の番組で高見沢さんの家宝として紹介された) 本物ですよっ!アレで録ったんですよ! では、再デビュー曲になるはずだった幻のシングル曲です。 アルバム通りのオリジナルヴァージョンでやるのは初めてです。 『ゲーム・オーバー』・・・」 ワーッという歓声の中、『ゲーム・オーバー』の前奏に入ったけど、なんか桜井さんのベース音が前奏を邪魔するように入ってきてしまい、客席もちょいとざわめき、高見沢さんが思わず「ちょっと待った」と演奏中止。んっ?どうしたんだっ?と客席ザワザワ。 高「ちょっと違うんじゃ・・・。最初からベース入るの?」 幸「ベースは入らないだろうっ? スミマセン。みんなオリジナル・ヴァージョンやるの初めてなんです。」 高「オリジナルはベース入ってないよ。」 桜「入ってみたかったんだもん。」 幸「ハイッ!2対1でベースなしが可決されましたっ!」 桜「すみません。もう邪魔しません。ベース弾きません・・・。 後ろで大人しくしています。(とドラムの所に寄り掛かる)」 せっかくのバラードコーナーだったのに、意外なミスですっかりお笑いムード。客席はなんか笑いの雰囲気抜け切らなくて、どーやって曲にもっていくんだろう?状態になってしまった。だって、桜井さんの「入ってみたかったんだもん」という言い訳が可愛くて。言い方も可愛かったんですよ〜っ。 幸「えーと。では、『ゲーム・オーバー』。 当時、高見沢んとこの原宿の6DKの部屋で録音しました! 6DK!6畳と台所、実質8畳くらい? 夏とかはクラーがあったんですけど、音が入るからって消して、 間違って何度も演奏するから1曲終わると汗だくになっていた という思い出があります。 では、桜井さん、静かにしていて下さいね。」 幸ちゃんに釘を刺されて、後ろで「大丈夫よ〜」という感じに踊り出す桜井さん。ああ、また笑いのムードに(笑)。高見沢さんがマイクから離れた所から桜井さんに向かって、「オレが歌うんだぞっ!」と文句を言う。確かにそうだ。歌うのはタカミー。桜井さん、悪いと思ったのか、高見沢さんの所まで行って、高見沢さんの肩を揉んであげる。なんとなく逆効果という気がしないでもないが(笑)、厚い友情ということにしておこう・・・。無理ある? 幸「では、再デビューの曲になるはずだった『ゲーム・オーバー』」 当然のことながら、生でオリジナルヴァージョンで聴くのは初めてでした。確かに、最初はベースが入ってない方が良いですね(笑)。でも、この曲が再デビュー曲になるはずだったなんて初めて知りました。候補に上がっていたのは知っていましたが・・・。他に『過ぎ去りし日々』とか、『街角のヒーロー』とか候補になっていたんですよね?一番有力だったのが『ゲーム・オーバー』だったんだぁ。でも、デビュー曲がいきなり『ゲーム・オーバー』というのも・・・(苦笑)。『ラブレター』で良かったなぁ・・・と、色々と思いながら聴いておりました。続いて『Pride』、『自由になるために』にとなりました。 そして、高見沢さんのMCで 高「はい、どうも。 『自由になるために』を歌いましたが、これは大阪女子マラソンの テーマソングでした。非常にここには馴染みのある曲です。 自由というのは束縛されて初めて、自由という意味の大切さを 理解するんだと思います。 この国は幸いにも、比較的自由が残されている国だと思います。 まぁ、校則とかはあるけどね。 オレの学校にも校則あったけど、髪は伸ばしても良かったし・・・。 でもリーゼントは何故かダメだったんだよなぁ。 会社にも規則てあるの?あるんだ〜!どういうの? スカートを斜めに履いちゃいけないとか?」 <そんな規則はないだろう!というか、何でそんなこと考えつくの・・・(^_^;;; 高「自由だからこそ、ルールを引くというのも大切なことだと思います。 自由だからこそ、守らなくてはいけないものってあると思うしね。 いろんなルールがあって、その中に自由というものがあると思う。 例えば、何かに落ち込んだり悩んだりした時て、オレの場合は 夜空の星を見ると落ち込みが消えていくように感じるんだけど、 その星空を見ていると自分の自由さというか、そういうのを感じます。」 高「オレの場合、自由っていうとこういうギターの形に拘ることかなっ! これだけは譲れないっ。この夜明けのエンジェルギターもそうですけど、 また、説明しようか?<なんか嬉しそうなタカミー この三日月にですね、天使が腰掛けていて、羽根があって、 そして竪琴を弾いている。音は・・・(弦を弾いてみるが)出ませんが、 こちらに太陽のマークがあって、別に間違えて描いたわけじゃないです。 ちゃんと夜明けを待っている天使ちゃん・・・”ちゃん”て変か(笑)、 天使が夜明けを待っているという感じになっています。 ポイントはこの足ですね!裸足ですからねっ! ここになんとも言えないモノを感じますね〜♪」 なんか、客席の大袈裟なリアクションに苦笑しながらも、嬉々とした表情で夜明けのエンジェルギターの構造というか、形を説明する高見沢さんの姿が可愛くて印象的でした。もう、想像通りのギターが完成して、こうしてステージで弾けることが嬉しくて仕方がないって気持ちが、身体全体から滲み出ておりましたね。 高「今年で20世紀は終わってしまいますが、20世紀というのは、 発展と戦争の世紀だと言われています。 でも、これからやってくる21世紀は、平和で、いつまでも 新しい夜明けが迎えられると信じています。 そんな想いを込めて、『AUBE〜新しい夜明け』」 『AUBE〜新しい夜明け』で客席は立ち上がり、またまた拳ガンガンのノリになりました。今回のTOURタイトル的な曲ですけど、当たり前だけど、もうこのセットでこの曲聴くことないんだなぁ・・・て、急に思ってしまって、なんかグッとくるものがありましたね。続いて『THE AGES』へ。この選曲は意外だったのビックリ!客席もコーラスに合わせて大きく手拍子!最後はガンガンの拳上げ状態になっていました。しかし、もう長谷ぼんが良く見えるもんだから、間奏のドラム・ソロとか、もうカッコイイのなんのっ!滅多に見られるもんじゃないから、もう釘付け状態になってしまいました。もう、ななんぼメロメロ〜(死語?)。次に間一髪入れず高見沢さんのギター音が鳴り響き、『ジェネレーション・ダイナマイト』へ。この曲を夜明けのエンジェルギターで弾いてしまう高見沢さんもスゴイけど、もうこの曲順に客席が壊れないわけないだろうって感じで、もうホントに外の気温なんかよりもアツイ!て感じのノリになりました。その勢いのまま『On The Border』へ。ラストのレスポールに持ち替えてのギター・ソロも、これで聞き納めかぁ・・・なんて思ってしまったら、なんかジワ〜ッと目頭が熱くなってきてしまった。だってさ、。あのレスポールを奏でる高見沢さんの姿といい、あの音色といい、なんとも言えない気持ちになります。言葉では表せない、溢れ出てくるような切ないぐらいの高揚感ていうのかな、感じちゃうんですよっ。この雰囲気に感動できる自分が好きです。それしかないですね。とにかく、このTOURで一番好きなシーンと言っても過言じゃないなぁ・・・。 続いて長谷ぼんのスネアドラムが響き渡り『Flower Revolution』へ。高見沢さんの「JUMP!」という叫びと共に、客席とアルフィーは飛び跳ね状態!うぉーーー2階席は怖いっ!揺れるっ!落ちそうだーーっ!でも飛んでやる〜っ!て勢いでノッてしまいました(笑)。理性なんてブッ飛ぶぜっ!ウッキャーというノリをそのまま行動に表したのは、やはり賢様(笑)。1番では、いきなり高見沢さんを追っかけまわし(高見沢さん、逃げる、逃げる)、その勢いのまま幸ちゃんの横のスピーカーをジャンプっ!わざと着地失敗の素振りを見せて、なんとか幸ちゃんを笑わせようとする桜井さん、アナタは一体何者なの?。その後、ターゲットは長谷ぼんに移り、ブレイクダンスしたりして笑わせようとするけど、長谷ぼんは苦笑しながらも無視!しかし、諦めが悪い性格のようで(笑)、2番では、ドラムの台の所に乗って飛び跳ねる賢様!オイッ、シンバルが揺れているじゃないかぁ〜!長谷ぼんの邪魔するなぁ〜!(ななんぼ心の叫び)。ちなみに、幸ちゃんは「政治のこと〜♪」という歌詞を、「選挙のこと〜♪」と替え歌しておりました。しまいには、自分も歌っている時ですら、足をその場で行進しているように動かし始め、笑わせるターゲットを客席に移した賢様。もう完敗です、許して下さい(笑)。この曲は、飛び跳ねたり、腕をガンガンに振り上げたりで大変なのに、腹筋まで鍛えられちゃって、ほんとムチャクチャなノリをしてしまって大暴れ状態になってしまった。最後の曲は『ラジカル・ティーンエンジャー』。力一杯歌って、物凄い盛り上がりの中、本編が終了しました。もう、暴れたぁ・・・て心底実感できるほどでした。 アンコールでは、山石さんと長谷ぼんが先に登場、続いてメンバー3人もピンクのグローブを付けて登場。高見沢さんは黒のサングラスにダークグレーぽい皮のカウボーイハット、ピンクのチビTシャツに赤、青、黄の色使い柄の超ド派手なパンツ姿!もう目線が全てそこに集中しましたぁ!幸ちゃんは赤塚不二夫さんのイラスト入リのグレーのノースリーブTシャツに、つぎはぎのジーンズというお姿。桜井さんは高見沢さんの派手なパンツに当てられてしまったのか、覚えていない(苦笑)。 桜井さんの「Do you know remember D?D!D!D!」という音頭の後に演奏された曲は当然のことながら『D!D!D!』だぁ!ドナルドギターがステージ中央にセットされ、前奏と同時に両脇の花道から銀テープが飛び出した!昨日と違って、ほとんどが客席に降っていって、ピンクのグローブの波の中に銀色がキラキラ輝いていて、2階席から見てとても綺麗でした。高見沢さんは魅惑のD!D!D!ダンスを披露♪しかし、歌詞があやふやなのは今日も変わらず。ステージの前に出て行くのに、いきなり後ろに下がってスピーカーの後ろを覗き込んだりしていて、客席も「また見ているよ」と笑いモード。でも、笑いモードを感じ取ったのか、2番以降は何とか前に出ようとするタカミー。でも、吸い寄せられる場所は歌詞の貼ってあるスピーカーの裏っ!(笑)。ギター・ソロではグローブを投げ捨ててしまったので、3番の入りの時に片方が上手く嵌められなかったんですけど、焦らずに歌っていましたね。この春TOURの中で、一番の成長ポイントかもしれない(笑)。「迷わず、I Love You〜♪」は客席が合唱、それに重ねるように高見沢さんが「I Love You〜・・・!」と甘〜〜い声で叫んでくれちゃいました♪。そして、その勢いのまま『恋人になりたい』へ。2番の「誰にも、わ・た・し・は・し・な・いー〜♪hoooooo〜♪」では、幸ちゃんとタカミーが同時に首をシェイキングさせてメッチャ可愛かったぁ!もう多数のファンがやられました(笑)。 その後、桜井さんがステージから去り、幸ちゃんがベースに持ち替えて、ロックンロール♪高見沢さんが『HOUND DOG』だか、何かを歌いました。そのまま二人もステージを去り暗転。 山石さんの『オーソレ・ミーオ』の前奏が鳴り響くと、ステージ中央のセットが門が開くように動き、奥から礼服を着たパパロッディ桜井さんが登場っ!ちゃんと白手袋も持参。左右、正面の客席に向かってそれぞれ一礼。その後、ゆっくりと階段を降りながら、長谷ぼんに一礼、山石さんにも一礼。客席に背を向けて、ジャケットの裾の真中にスリットが入っているので、それを両手で端をそれぞれ持ってピロッとめくるサービスぶり♪なんかキュートっ。ステージ前にセットされたスタンドマイクの前に立つと、「Good Evening.」とご挨拶。その後に歌われたのは『オーソレ・ミーオ』。もう、絶品でございました。もう、拍手喝采ですよっ! 桜「グラッチェ、グラッチェ。 How do you do? How older you? I'm fifty-six.」 と英語で挨拶するけど、どんどん客席が引いていくのであった(笑) しかも、(英語が続かず)ふっ・・・!と突然笑い出す怪しい賢様であった。 桜「熱気、ムンムン♪肩、ポキポキ♪腰、ピキピキ♪ ・・・すいません。外しまくっています(苦笑)。 私、目的があって、ココに来ています。 私の古くからの友人アルフィーに頼まれまして、 PRにやって参りました。プロモーションですね。 ん・・・?プロモーション(最初にアクセント)? プロモーション(最後にアクセント)? スイマセン、英語のイントネーションわかりませんっ。 唯一できるのは秩父弁だけです。」 桜「海外ツアーで忙しいといのに、このドメスティックTOURに 参加して来ました。狭い国内をあちこちまわるのも良いものです。 あちこちで、この日本の四季の移り変わりや、 皆様の温かい心を感じてきました。 えー、その温かい心に守られて宣伝してまいりましたぁ。 8月の12,13日に東京のど真ん中の神宮球場で、 夏の野外イベントをやりますっ! 12日はClassic Nigth!クラッシクとアルフィーの融合っ! NYとベルリンだけでしかやらなかったことを、この日本で再現します。 もうステージの後ろに総勢ダーーーーーーーッと100人の・・・・・・ (と後ろを見て、長谷ぼんと山石さんと目が合う桜井さん) 102人でやります(笑)。私も居るかもしれません・・・。 13日はRockdom Nigth!アルフィーのごっきげんなロックンロールナンバーと 花火の共演!もうボンボンボーンと上がります。 二度とないことですので、是非来て下さい。」 桜「(ここでジョークを言うが外す)、スミマセン、また外しました。 そこっ!ホホホホホホッて、インディアンみたいに笑うんじゃないよ! ・・・いえ、別にインディアンを差別しているわけじゃないんですけど・・・。 では、今日は大阪ファイナルということで、この大阪の夜の為に、 1曲送りたいと思います。 と言っても、私のレパートリー限られております。」 とジョークを言いながらも歌い始めたのは、なんと名曲『ロミオ&ジュリエット』!初めて聴きましたけど、桜井さん、もう何でも歌えてしまうのねっ!客席もシーンを静まり返り、桜井さんの美しい歌声に聴きいっていました。もう、終わった瞬間は、場内割れんばかりの大拍手!ホント、いくらでも拍手を送りたいぐらい良かったぁ! 桜「はい。『ロミオ&ジュリエット』をお送りしました。 なんか、ココ、すっごく気持ちイイです♪ では、ここで古くからの友人を紹介しましょうっ! Mr.コウノスケ・サカザキー!! Mr.タカミーーーーッ!!」 ギターを弾きながら幸ちゃんが登場。TシャツをAUBETシャツに着替えていました。高見沢さんも同じくギター弾きながら登場。ゴルチェのTシャツに、赤い柄パンに着替えていました。帽子もベージュのカウボーイハットに替えていましたね。そして、3人が中央のマイクスタンドを囲むように立って、「ほっしぞらっ〜の、し〜たぁぁ〜の、でぃ〜〜すたぁ〜〜すぅ♪」とオペラ調に歌いはじめる3人。ハッキリ言って遊んでいます。高見沢さんは両手を上下に組んでオペラ歌手ポーズで熱唱!どう見てもロックンローラーな格好なだけに、そのポーズが笑えるというか、可愛いっ!1コーラス丸々オペラ調で歌い切ったと同時にドラムが入り『星空のディスタンス』へ。前奏と共に、ステージ頭上に花火も上がり、一気に会場のボルテージが上がりました!そして、マイクスタンドが片付けられ、それぞれのポジションで熱唱。もうガンガンにギターを掻き鳴らしていた高見沢さんが印象的でした。 その勢いのまま、『希望の鐘が鳴る朝に』に続き、もう泣きたいくらい嬉しくて楽しい気分になりました。この曲を、Myファイナルでも聴けて良かったぁ!最後は鐘の音が鳴り響き、そのままメンバー紹介になり・・・ 高「ドラムス、長谷川浩二ーっ! キーボード、山石敬之ーっ! WE ARE THE ALFEEーーっ! 大阪ファイナルーーっ!どうもありがとーっ!!」 と高見沢さんが叫んで終了。もう凄まじいノリの中、アンコールが終わりました。 2回目のアンコールでは、桜井さんがベージュぽいのシャツに黒のパンツ。 幸ちゃんがグリーンのシャツに下は1回目のアンコールと同じジーンズ。高見沢さんは黒のメッシュのタンクトップの上に黒いハーフコーとを羽織っておりました。パンツは黒でしたが、シルバーのヘビメタ系のベルトをしていました。 高見沢さんのMCで 高「最後まで熱いアンコールをどうもありがとう。 2階の奥や端の人達も最後までありがとう!! 1階のみんなも最後までありがとう!さすが大阪っ!」 高「来年な21世紀ということで、この20世紀が今年で終わるので、 20世紀を見つめ直そうということで『AUBE2000』という TOURタイトルでやって来ましたが、それも残りあとわずか。 今日の大阪入れて、あと名古屋2daysで残り3本で終わりだもんな。」 高「僕は今でこそ。こうしてMusicianをやっていますが、 最初からMusicianになりたいと思ったことはないです。 小さい頃はパイロットになりたいという無謀な夢を持っていましたが・・・。 桜井も弁護士になりたいという、無謀な夢を持っていましたから、 まぁ無謀な夢であろうと、大きな夢を持つことは大切です。 坂崎の夢は看護婦になりたかったと・・・ エッ?あ?看護婦のふは夫なっ。 (客席から何やら言われる)、あっ!看護士なのかっ! 看護士だって!(と幸ちゃんを見る)」 幸ちゃんは「看護婦」という響きの方が好きなようで(笑)、手を口元に当てて「アハン♪」て感じにオカマさんポーズを取るのであった。高見沢さん、思わず「お前、看護婦の方が良いの?」なんて、マジに聞いていましたね。ナース姿の幸ちゃん・・・、なんか想像できちゃう自分が怖い(自爆)。 高「本当は親父の跡を継いで先生になろうかと考えていましたが、 見事に坂崎に連れ込まれました。 持つべき者は友達です。こういう出会いが良かったんですね。 みんなも、コンサートに来ることで、出会いを見つけてくれると 僕らも嬉しいです。」 高「やはり僕らの解放される場所は、このステージだと思います。 最近は情報化社会の発達が目まぐるしくて、IT時代と言うらしいですが、 あらゆる情報をインターネットで取り入れることができるという、 色々と便利な世の中になってきました。 パソコンから曲がダウンロードできて外に出掛けなくても、 家で新しいサウンドが聴けるようになってきましたが、 そういうものがどんなに発展しても、ライヴの良さには叶わない、 ライヴが一番だと思います。 こんな大音響で家で音楽聴いたら怒られます。 もう、コンサートは音楽を聴くんじゃくて浴びるっ! シャワーのように音楽を浴びまくるっ! 滝のように音楽に打たれるっ!どう打たれるのって? ズキューン!ズキューンッ!(幸ちゃんを撃つ) ズキューン!ズキューンッ!(桜井さんを撃つ)」 ・・・と、いきなり右手でピストルの形を作って、幸ちゃんと桜井さんを撃つ真似をする高見沢さん。幸ちゃんも「撃たれたぁ!」というジェスチャーをして、桜井さんも同じく撃たれたジェスチャーをする。しまいには、お尻を撃たれちゃったポーズまでしちゃって、アブナイ、アブナイ。でも、「ズキューン!ズキューン!」て、自分で効果音言って撃つ真似していた高見沢さんも可愛かったね〜♪このハイテンションぶりは、何なんでしょうっ!? 高「最近はニュースを見ると暗い気分になりがちのことばかりですが、 やはり、ニュースは『Wake Up!』!! (関西のテレビで放送されているので大きな歓声が上がる) おお、さすが大阪ですね・・・。 あの曲もいずれCD化したいと思います。」 高「Musicianになりたいという夢は持っていなかったけど、 結局、僕らには、この道しかなかったような気がします。 みんなも21世紀に向かって何か一つでもいいから、 色々悩んだり、考えたりしながら、自分の力で 何か夢を見つけて欲しいと思います。 では、そんな自分達だった、あの頃に戻って、この歌を・・・」 という紹介で『やすらぎをもとめて』が1コーラス歌われて、そのまま『Musician』に続きました。決してMusicianになるために出会った3人ではないけど、そんな偶然の出会いが、彼等をとても素敵なバンドにして世に送り出してくれた。『Musician』を聴いていて、なんか無償に、その偶然の出会いに感謝せずにはいられない気持ちになりましたね。 そして、ステージが暗くなり、山石さんが『遠き山に日は落ちて』の曲を演奏して、そのまま『Heart Of Justice』へ。高見沢さんはセットの真ん中のドラムとキーボードの間の台に上り、下から扇風機でブワーッと髪とジャケットが風に煽られ、またもや斜に構えるタカミー!もう最後まで、タカミー・オン・ステージは健在っ!アップテンポになったと同時に拳をガンガンに振り上げ、もう会場は一気に熱さを増しました。曲の途中で後ろの壁のセットから20周年記念の時に作られたサーベルギターが登場して、それを階段を上って取りに行く高見沢さんのパフォーマンスは相変わらずのオーバーアクションで最高。高見沢さんは散々叫びまくって、客席を煽りまくって、駆け巡りまくって、もう大変な状態になっていました。最後はサーベルギターを高々と掲げて、「Heart Of Justiceーーーーーーーーっ!!」と、顔と身体が真っ赤になるまで叫び切った高見沢さんはカッコ良かったぁ!2階席から見てもわかるくらいだから、相当真っ赤になっていたんだよね・・・。さすが、色の白い方はわかりやすいっ。もうお力を使い果たして最後はその場にしゃがみ込んでいたけど、あの満足そうな強気な笑顔は、本当に良かった! 最後の最後は「OSAKA最高ーーーっ!どうもありがとうーーーっ!」と高見沢さんが叫んで終わりました。 終わった後、3人がステージの前に出てきて、それぞれ挨拶をして行ってくれたんだけど、高見沢さんは一旦ステージの奥に入ると、ピックの入った箱を持ち出してきて、なんとその箱の中身のピックを全部客席にばら撒いていました。もう「終わりだぁ!」て気分で、バシバシ投げまくっていた高見沢さんの大胆ぷりが印象的で、幸ちゃんや桜井さんも負けじとピックを投げまくり。 最後は3人とも両手をブンブンと大きく振ってサヨナラの挨拶。桜井さんなんて、高見沢さんの目の前に向かい合わすように立ちはだかって、二人して『D!D!D!』の時のように、身体を鏡合わせのように振り合って可愛の、なんのっ。「少しでもステージに立っていたい」という感じで、重い足取りでステージを去っていったアルフィーさんの姿が印象的でした。もう、あの3人の満足そうな笑顔は忘れられません。 最高の大阪ファイナルでした。 場内明るくなって終演のアナウンスがかかっても、アンコールは鳴り止ず、むしろ、場内アナウンスをかき消すほどのアンコールでしたが、しばらくして棚瀬さんのアナウンスが入り、 棚「熱いアンコールどうもありがとうございます。 みんなのの熱いアンコールは楽屋にいるメンバーの耳にも届いております。 メンバーもみんなのアンコールに応えたい気持ちでいっぱいなのですが、 ご覧の通り、これからステージの撤去作業に入らなくてはなりません。 申し訳ありませんが、これ以上アンコールにお応えすることができません。 大阪の皆様とは、この夏、神宮球場でお会いしましょう。 本日は本当にありがとうございました。 気をつけてお帰りください。」 そのアナウンスの後、会場のみんなで三三拍子にバンザイ三唱をして、春TOUR大阪ファイナルの夜が終わりました。Myファイナルでもある夜だったけど、本当に悔いがないくらい暴れて、楽しめて、自分一人じゃ抱えきれないぐらいの一杯の感動とパワーをアルフィーさんか貰った最高のコンサートでした! 無理して参加した甲斐あったぞーーーっ!! *この感動は翌日の帰りまで続いたのだった!下の「終わりのこぼれ話」を見てね。
*終わりのこぼれ話* 行きの新幹線で、幸ちゃんと桜井さんに遭遇したということは「大阪フェス初日レポ」に書きましたが、なんと帰りも遭遇しちゃったんです!長谷ぼんと山石さんにっ!! 新大阪の駅で、友達へのお土産を物色していたら、斜め後ろから山石さんと長谷ぼんが歩いてきたぁ!周りにあまり人がいなかったから、声を掛けるなり、手を振るなりすれば良かったのに、突然のことにななんぼはスッカリ緊張というか竦んでしまい、目の前を通り過ぎる山石さんと長谷ぼんをただ見送ることしかできなかった・・・。だって、なんか声出そうと思っても、口から出そうな言葉は「長谷ぼん♪」だったし、山石さんが手前に居たから、いきなりそう言うのも何だよなぁ・・・なんて考えていたら、通過して行ってしまったんだよ(言い訳三昧)。でも、長谷ぼんが、お土産コーナーの隣にキティちゃんコーナーが設けてあるのを目にして、「キティちゃんだよ」と山石さんに呟いていたのは聞き逃さなかった(笑)。 お二人共サングラス姿でしたが、山石さんはオレンジと白のチェック柄のジャケット姿で、長谷ぼんはグレーのTシャツ姿でした。しかし、長谷ぼんは「ホントにコレ、全部アナタの荷物なの?」と聞きたくなるほどの大荷物でした。黒い大きなバックを両手に持って、あと左手にはもう一つシンバルが入っているんじゃないかな・・・と思うような丸い黒のハードケースも持っていました。それでも歩くのは速くて、改札口前で切符を出すのに手間取っていた山石さんを、サッサと追い抜いて行ってしまうほどでございました(笑)。 話題ズレですが、長谷ぼんて、NHKの2日目の時に、髪を切ったという印象があったんですが、もう既にあれからだいぶ伸びているような気がしました。もしかして、長谷ぼんて、メチャ髪が伸びるのが早いんでしょうか?羨ましい・・・。私は半年以上切ってないのに、この程度さっ。 行きも帰りも、ラッキーな遭遇があって、もう大阪で私の運は尽きたかもしれない。うひゃ〜っ・・・ |