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遂に来てしまった大阪(笑)。去年の城ホールファイナル以来でしたが、春TOURの大阪に参加するのは初めて!当然のことながら、大阪フェスティバルホールに参加するのも初めてだったので、ドキドキでございました。梅雨ではありましたが、見事に晴れて、大阪はなんと30度を記録しちゃいました。まぁ、雨ザーザーよりは良いって? 最初に「こぼれ話」を書いているので、アルコン・レポそのものを読みたい方は本編の方へジャンプして下さい。 *いきなりこぼれ話* 当日、新横浜から新幹線で新大阪まで向かったのですが、新横浜のホームに着くなり自分と同類が多いことに気がつきまして、「そうか、みんなもこれから行くんだね」て気持ちでおりました。でもって駅弁を買って(笑)電車を待っていたら、妙に人だかりのある一戸団体がエスカレーターから上がって来て「ん?」て感じに見たら、なんと幸ちゃんの姿がっ!「ウッソーッ!同じ新幹線なのっ?」とビックリというか、動揺してしまった・・・。。幸ちゃんはファンの方々に囲まれながらもアットホームな雰囲気でした。普通のメガネに、グリーンのシャツを着ておりました。そして、少し遅れてから桜井さんも登場!「うわーっ!サクちゃんも一緒だよ!」と再び舞い上がる(笑)。桜井さんは、サングラスに黒のキャップ帽、黒とグレーぽい薄手のブルゾン姿でした。 そして新幹線が到着。2人も私達が並んでいる所の横に来たので、「エッ?もしかして同じ車両なの?」と思ったら、本当に同じ車両だった!並んでいた場所よりもドアがズレてしまっていて、ちょっと戸惑いながら移動していたら、幸ちゃんが目の前に・・・!うわ〜、目の前に幸ちゃんだよ〜っ。アルコンで見るよりうんと近い!(<当たり前だって)。すぐに発車ベルが鳴ったので、幸ちゃんは「早く乗らなくちゃ」と呟いておりました。乗った先には、マネージャーの棚瀬さんがいらして、お二人を誘導していました。 でもって目の前を歩く幸ちゃんが自分の座席を見つけたはいいけど、先に入った桜井さんと席を譲り合っていたのか(どっちが窓際かとか)、なかなか席に着いてくれないで通路に立ち往生しているから、当然のことながら通路が詰まってしまって、思わず「幸ちゃん頼むから横入って」と縋るように見つめてしまった。とてもじゃないが、口では言えないって。だって至近距離なんだもん。目が合っただけでドキドキだよ。何とか幸ちゃんの横を通り過ぎ、自分達の席に着きました。私達の席は進行方向から向かって前から4列目で、幸ちゃんと桜井さんは真中よりも後ろの席だったので、トイレや電話などの為にデッキに行ってくれない限り見えないという位置でした。普通にしていれば見えることのない位置だったので、買った駅弁(柿の葉寿司♪)食べてお腹を満たして寝てしまいました(笑)。記憶を取り戻したのは名古屋辺りだったなぁ・・・。 名古屋を過ぎてしばらくしてから私は一度席を立ったんですが、デッキから自分の席に戻る時に当然奥の席も見えるので、通路際に座っていた桜井さんの姿が目に入りました。サングラスにキャップ帽を被っていたけど、シートの倒し具合といい、あの顔向きといい、ちょい口が半開きだった感じだったし(一瞬しか見てないので自信ないけど・・・)、おそらく爆睡状態だったみたいです。幸ちゃんの姿まではさすがに見えなかったのでわかりませんでした。 京都が近くなった頃だったかな?桜井さんがデッキに向かいまして、真横を通り過ぎました。なんか不思議な気分でしたね。だって、コンサートを見に行く為に新幹線に乗っているのに、その新幹線にコンサートのステージに立つ人も乗っていて真横通るんですから・・・。その後、幸ちゃんも席を立ちました、どうやら寝ていたようで、通り過ぎた時見えた後ろ髪の爆発ぶりには目が釘付けになりました(笑)。幸ちゃんが戻って来た時、こっちは声も出してないのに何故か幸ちゃんがこっちを見てきて、思わず目が合ってしまった・・・まるでメデューサに見られて石化した人になった気分になった(笑)。行きに通り過ぎる時に、爆発していた後ろ髪に少しウケていたからだろうか?聞こえてはいないはずなんだが・・・。聞こえていたらヤバイ・・・。京都を過ぎた後も、2人は2回ぐらい席を立ってデッキに向かったので、何度も横を通り過ぎて嬉しいような緊張するような複雑な気分を味わっていました。2回目なんて、二人同時にデッキに向かって行ったのでビックリしました。戻って来る時は別々でしたが、桜井さんが戻って来る時なんて、(私は冷え性なので新幹線内では厚手の靴下を履いるのだ!)脱いだ靴下を遊んで振り回している時に横を通ったので何か恥ずかしかった・・・。そーゆーことするなっ!て言われちゃいそうだけど、だって、いつ戻って来るかなんて確認してないしさ、こっちはこっちでせっかくのグリーン車を満喫していたわけだし・・・(言い訳三昧)。 やったら席を立つよなぁ〜・・・なんて思っていましたけど、よく考えたら桜井さんはデッキでタバコ吸っていたのかな?売店もあったので、そこを物色していたのかもしれないし・・・。ま、予想外にお二人のお姿を何度も間近で見られて感激でした。 新大阪に着いて改札口に向かうと、既に先に出ていたお二人がファンの人達に囲まれている・・・・と見えたんですが、良く見るとファンに囲まれているのは幸ちゃんで、桜井さんは観光の人なのかオジサン達に「桜井さ〜ん」て感じで肩をパシパシ叩かれていて、学生さんぽい男性から握手を求められていたりして、囲んでいるのは男性陣!な、なんか違うぞ、桜井さんっ!(笑) お二人は外で準備されているワンボックスに乗る為に駅を出て右へ、私達はホテルへ行く為にタクシー乗り場のある左へ行ってお別れ・・・かと思っていたら、タクシーに乗って走行中に2人の乗ったワンボックスが見えて、タクシーがそのワンボックスの横を通り過ぎるところだったのでカーテンが引いてあると思いつつも横を見たら、一番後ろの席だけ窓とカーテンが全開で、風に靡かれながら満足そうにタバコ吸っている桜井さんの姿がっ!なんかその姿があまりにも予想外だった上に、あまりにらしい姿だったのでタクシーの中で思わず笑ってしましました。 いやはや、コンサート前にとても幸運な遭遇ができて嬉しかったです♪ やっと本編に入ります(笑)。 初めて大阪フェスへ行きましたが、ホテルとかと一緒の建物でして、建物の中に入る入り口も思ったより広くなくて、「エッ?ここなんだ」という感じでした。しかし、いざ会場内に入ってみると、横が長ーいっ!2階席も広いし、かなり圧倒されてしまいました。今回は真中よすこし後方のど真中だったんですが、ステージが意外に低く、逆に客席が高かったので、席の割にはメンバーの足元まで見えるという見晴らしバッチリの位置でございました♪ 定刻より10分ぐらい押してコンサートがスタート!ステージ全体の光景は相模大野レポを参考にしてね(この手抜きモードは最後までいくぞ)。会場が暗転し『GATE OF HEAVEN』の前奏が流れ、ステージ後方にメンバー3人のシルエットが浮かび上りましたが、思っていたより静かに反応したのが意外でした。大阪だったら、もっと大歓声をあげるかな・・・と思っていたんだけど・・・。始まりは、やや大人しめな感じで除々に本性が現れてくる・・・というノリらしい(笑)。門が開くように壁が動くとメンバーが登場! 衣装は、幸ちゃんは赤っぽい上下のスーツでした。高見沢さんは黒のパンツに白のフリルシャツ、黒のロングコート(背中の部分が少し透かしになっている感じ)の出で立ち。桜井さんは光の加減によっては青にも紫にも見える玉虫色系のスーツに白いネクタイでした。山石さんが紫色の格好良いジャケットを羽織っていたけど、バラードコーナーが終わって脱いでしまった。長谷ぼんは服装まではわからないけど、顔がバッチリ見られるという状態。「そうかっ!ど真ん中だとメンバー5人見られるんだっ!!」と、アルコンに参加するようになって10年以上経っているのに、改めて実感するななんぼであった・・・。 曲は前奏のまま『GATE OF HEAVEN』でスタート!高見沢さんは、「夜明けのエンジェル(AUBE ANGEL)」ギターを出してきました。私の目の錯覚でなければ、八木沢さんがギターを渡しに来た時に、八木沢さんは転びかけていたように見えた。なんとか踏ん張って、高見沢さんにギターを渡していたけどね(笑)。しかし、今回は初っ端から幸ちゃんがノリノリっ!「〜時間をっ♪飛び越えっ♪」で激しくギターのネックを振り上げて飛ばしていたなぁ。2曲目は『Darkside Medication』。この2曲の流れは通常パターンらしく変わらず。そしてなんと『恋の炎』!幸ちゃんハンドマイクでステージ前に飛び出しって来た!本来オーケストラピットの所もステージになっているので、マイクスタンドの前もかなり広いスペースがあるので、あっちこっちに動き回っていました。3番の高見沢さんのパート、幸ちゃんにハンドマイクを向けられ「さぁーーーーーーーーー・・・・・」と見事に歌詞忘れ。幸ちゃんも後奏中に「さーーーぁ???」なんて呟いておりました。う〜む、大胆に歌詞忘れたもんだ。しかし、この曲の最後のギターソロの所だったかな?ちょいと記憶曖昧なんだけど、高見沢さんが前に出てノリノリでギター弾いているのに、桜井さんと幸ちゃんてば、ドラムの前で向かい合ってふざけ合っていたんだよ・・・。おい、リーダーが陶酔しているというのに・・・。同じバンドとは思えない、その自由ぷりが実にアルフィーらしかったです(笑)。 (ドラム音が鳴り響いたまま)桜井さんのMCに入りまして 桜「ハローーーッ!大阪ーーーっ!! 待たせたなーーーーっ!大阪2days!! 今日は今日!明日のことは考えずガンガンいくよーーっ! ほな、いきまっせぇぇぇぇーーーーーーっ!!」 そのまま『AFFECTION』へ。なんか久しぶりって感じがするんだけど、このジャーン、ジャ、ジャ、ジャーン、ジャン♪という前奏聴くとウワーッ!という気分になって嫌でもノリノリ状態になってしまう。続いて『Someday』へ。やはり、この曲は壊れてしまう高見沢さん。この曲は「大阪国際女子マラソン」のテーマソングでもあっただけに、やはり客席の反応も違うし、ガンガンのノリでしたねっ!でもって高見沢さんの『ロックンロール』に続いて『絶狂!ジャンピング・グルーピー』が歌われ、アルフィーも客席もブッ壊れ状態っ! 続いて幸ちゃんのMC 幸「はいっ!やっと大阪に辿り着きました!もうTOUR終盤です! 嫌なことは忘れて、明日のことは考えずガンガンにいきましょうっ! ・・・と、煽ったけどお座り下さい(笑)後半戦も行くからねひとまずね。」 幸「大阪フェスの初日ですが、もう既にこのTOURに参加した人? 今日がこのTOUR初めての参加だという人? ・・・じゃ、生まれて初めて参加したという人?・・・いますねぇ。 誰にだって初めてだったことがあります。 知らない曲や気に入った曲があったら、周りのカルトクイズが 得意そうな人に聞いてみて下さい。 教え好きですからね。何でも教えてくれます。 あの曲は○月○日発売のアルバム***の何曲目で4分31秒とか。 詳しい人や、知っている人がいって良いですよ。 そーいえば、我々も行ったんですよ、かぐや姫復活ライヴ! 丁度そこ(2階の最前ど真ん中)ですよ!そこっ! オレ、高見沢、桜井て並んだんですよ。目立つ、目立つ(笑)。 良かったですよ〜。懐かしい曲もやって9割方知っていました。 高見沢が『今の曲何?』て聞いてきましたからね。」 幸「(出欠に戻り)、じゃ、復活組の人?(客席シーンとする) ・・・・・・言出さない人もいるんでしょうね。 だから、ちょっと他に浮気していて戻って来たりとか、そーゆーこと。 どうもアルフィーファンの場合はジャニーズが多いんですよね。 何でなんでしょう?共通しているんでしょうかね? アルフィーとkinki!白馬の王子繋がりですよー! 芸能界広しと言えどもあの2人だけです! 白馬に乗ってやって来るのは! (そこへ遅れて来たファンが・・・)あ、いらっしゃいませ。お席は?への5番! でもさ、こんなこと言っているけど、本当にへの5番があっただよ。 鳥取でさ、『あら、私の席だわ』なんて焦られちゃって・・・。 幸「日常は色々と嫌な事とかあると思います。 でも、幸せ不幸せなんて隣り合わせさ<妙に棒読み あーあー、ロンサム・シティですよっ。 『またアルフィー?また?この間も行ったじゃない!』って。 会社の上司とかに言われたりしてね。 『いえ、ちょっと親戚の叔父が・・・』なんて言い訳して、 『お前んとこ、随分と親戚が多いな(苦笑)』なんて言われて・・・。 『とんねるずにアルフィー出ていたよね』という話を、 給湯室でコソコソと話したりして・・・。<ファンの内情に詳しい幸ちゃん まぁ、色々と悩みを抱えて来てしまった人もいると思いますが、 いいんですっ!今日参加して、嫌なことが抜けてしまえばっ! 先程も触れましたが、もうこのTOUR何本か参加している人もいますが、 アルフィーのコンサートは日替わりメニューですからねっ!飽きません! 出し物だって違うし(桜井さんですね)、小技ですけどね。 歌詞も違うし(笑)(た、高見沢さん・・・) 「さぁーーーーーーーーーー」って、あれね〜。<先程の『恋の炎』 さっき高見沢の顔見たら『しまったぁ!』て顔してましたからね。 (この時点で高見沢さんはコートを脱いで登場済み。 話題を苦笑しながら聞き続けていました。) それにテレビで見るのと実物は違っていたりするしね。 『テレビで見るより白い。後ろが透けて見える!』<幽霊だよ(^_^;; 高見沢さん、歌詞のこと言われるわ、真っ白なお肌のこと言われるわ(透けているとまで言われるし)、ひたすら苦笑しっぱなしでした。「そんなことないっ!」みたいに手でジェスチャーしたりして、なんか遊ばれていましたね。 幸「では、今日は大阪ということで、このTOUR初めての曲を・・・。 えーと(カンペを見る)1982年!18年前です! 時を18年前に戻して・・・・<「生まれてなーい!」という声が。 あら、生まれてない。まだお腹ン中だったんでしょうか・・・。 1982年4月21日に出たアルバムです!タイトルは? 客席「doubt!」 幸「正解です。自分でハワイ行って来て下さい。 嫌だって?そんなんじゃ?(笑) その『doubt』に収録されていた曲です。 オリジナルヴァージョンで行きます。『稚さなくて愛を知らず』」 ホント久しぶりに聴きました!オリジナルヴァージョンで聴くのは初めてかもしれない。この曲好きなんですよ。初めて聴いたのは中学生の時だったんだけど、あんまり歌詞とかわかんなくて(笑)、「幼い」と「稚さない」がどう違うのかもわかってなくて。ただ単に「大人の恋愛て大変なんだなぁ」と漠然と思った曲でもあります。今はどう感じているかは敢えて言わないけど(笑)、なんか聴きいってしまいましたね。前奏といい、なんか物悲しい旋律がなんとも言えなくてね。聴けて嬉しかったです。続いて『Pride』、『自由になるために』にとなりました。 そして、高見沢さんのMCで 高「はい、どーも、こんばんは。 さすが大阪だなぁ!DJやっているからなぁ〜! 『自由になるために』は、今年の大阪の女の子の・・・ 女の子じゃないか、女子マラソンのテーマソングで、 『バラードを』ということで、この曲になりました。」 高「先程の『絶狂!ジャンピング・グルーピー』と、その後の 『稚さなくて愛を知らず』・・・すごいギャップが激しいなと(笑) 『絶狂!〜』なんて、Baby〜ルームナンバー教えろよっだし、 『稚さなくて〜』は、スーツケースを右手にヨロヨロ・・・だし、 この2曲を続けてスゴイ差だなと、一人歌いながら思っていました(笑)」 確かに間に、幸ちゃんのMCが入っていたとはいえ、『絶狂!〜』と『稚さなくて〜』は曲順上続いているんですよね。1曲は、ガンガンにナンパしているようなイケイケのノリだし、1曲は恋に破れて故郷の街に戻って来た歌だし、う〜ん、同じバンドで同じ人が作詞作曲しているんだけどね〜。まぁ、これこそ、アルフィーソングの醍醐味ってもんでしょっ♪ 高「えー、自由というものは、色んな自由がありますが、 オレの自由は、やっぱ、こういうギター(AUBE Angel)を持つことかなぁー。 世界広しといえども、こういうギターの形に拘るのは俺だけだっ! このAUBE Angelギターも、まぁ「夜明けの天使」て大袈裟なんですけど、 こう天使が三日月に座っているんですけどね(と指し示す)」 客席「あ〜あ」と、とても関心したように頷く。 高「そんな『あ〜あ』なんて頷いて・・・。いいな、この反応♪ じゃ、このギターの説明しようか?(大歓声が上がる) 三日月に乗っているのが天使で、がーっとこっちに羽根があって、 こっちの下の方にちゃんと足がある。裸足です。 この裸足がなんかイイんですよねっ。触っちゃったりして♪<悪ノリ で、この天使が竪琴を弾いていて(客席過剰反応)、 お前ら、それは大袈裟だろう・・・! で、ネックのこの赤いのが太陽のマークなんですね。(再び過剰反応) ホント大袈裟なんだからっ・・・(苦笑するタカミー)、 で、ちゃんとネックにAUBEの文字が白で入っています。 三日月に腰掛けて夜明けを待っている天使・・・という。 えー、このギターはキーホルダーになっていて絶賛販売中です。」 高「今回はAUBE2000というTOURで、終わり行く20世紀の中での自由というか、 いままでのことを音楽で消化していっている感じですが、 自由を得る為には、Revolution、革命が必要だと思います。 国の革命とかもそうだけど、自分自身の革命とかね。 オレにとっての革命があったのは、最初は髪を伸ばすことかな? 未だにこの革命(闘い)は続いています。 でもさ、いざ髪を切ったら「やっぱ、長い方が似合うわね・・・」だって、 もうバカヤロウだよなぁ! ・・・いやいや、そんな親に向かってバカヤロウなんて言っちゃいけません。 皆さんは真似しないようにね。オレだからいいのっ。」 高「ある人が、20世紀は闘いの繰り返しであると言っていたんですが、 まぁ、人間は自由の為に戦うって言うんでしょうかね。 この闘争本能というのはどうしようもないものらしいんですけど、 でも争うことで自由を得るとは思いません。 これから迎える21世紀は、いつまでも新しい夜明けが迎えられる、 そんな平和な時代であることを願っています。 そんな想いを込めて作った大袈裟な曲ですが(笑)、 やってくる21世紀への想いを込めて『AUBE〜新しい夜明け』」 『AUBE〜新しい夜明け』で客席は立ち上がり、またまた拳ガンガンのノリになりました。確かに大袈裟な曲ではありますけど(笑)、個人的にはアルフィーのこういう大袈裟なテーマやサウンドて好みなのでジャンジャン聴きたいですね。それに、こういうテーマを真剣に歌っているバンドも少ないし、やっぱ自分自身がちょっと真面目に考えるキッカケを作ってくれる曲でもあるし、こういう曲の影響力て大きいです。続いてパイプオルガンのような音が鳴り響き『幻夜祭』へ。いつもは、最後に火柱が4本ステージの前方か後方に上がるのに、今回は上がりませんでした。覚悟していてナイと「あれ?」て気分になるね(笑)。続いてドラムソロから、なんと『Blue Age Revolution』だぁ!うっそーっ!長谷ぼんが良く見える時にこの曲やってくれるだなんて、もう私は長谷ぼんしか見ないわよっ!という感情の赴くまま、ななんぼはずーっと長谷ぼんを見ておりました。ああ、カッコイイ♪もうガガーッと叩く姿とか、スティックを回す具合とかも全部好きっ!この曲のドラムはメチャ好きなので、もうガンガンに拳上げてしまいましたぁ。そのノリのまま『On The Border』へ。何度聴いても、ラストのレスポールに持ち替えてのギター・ソロが良いですね。陶酔している某T氏も良いんですけど、あの音色です!あのレスポールの音色は最高っ!切ないぐらいイイんですよっ!(力説)。 続いて長谷ぼんのスネアドラムが響き渡り『Flower Revolution』へ。高見沢さんの「JUMP!」という叫びと共に、客席とアルフィーは飛び跳ね状態!高見沢さんと幸ちゃんは跳ねながら回っていた。そして、やはり一番暴走していたのは賢様。1番では、高見沢さんと幸ちゃんの間まで飛び跳ねて行き、幸ちゃんの横のスピーカーを飛び越えて逆エビ反りジャンプする賢様!ベース持っているというのに、見事なまでの逆エビ反りっぷりには大ウケしてしまったぁ!当然のことながら、幸ちゃんは既に歌っている状態で、その見事な反れっぷりに笑いを堪えていた模様・・・。2番では、客席に背を向け、長谷ぼんと向かい合いながらブレイクダンスを披露する賢様。幸ちゃんが反応してくれないから、標的を長谷ぼんに移したらしい。だが、長谷ぼんもただ苦笑するばかり、客席も桜井さんの壊れっぷりに腹筋を鍛えられるばかりで、もう何がなんだかわからんが飛ぶぞーっ!て感じのノリでした。完全に『Flower〜』て、このTOURで賢様パフォーマンス・ソングになったよね(笑)。本編最後の曲は『ラジカル・ティーンエンジャー』。桜井さんの余波を浴びたのか、高見沢さんがガンガンに飛ばしまくって叫びまくって、客席もアルフィーもノリまくり、歌いまくりで本編は終わりました。 アンコールでは、山石さんと長谷ぼんが先に登場、続いてメンバー3人もピンクのグローブを付けて登場。高見沢さんはベージュのカウボーイハットに派手な柄のチビTシャツ(ゴルチェらしい)に赤のワニ皮ぽいパンタロンに黒のサングラス。幸ちゃんは赤塚不二夫さんのイラスト入リのグレーのノースリーブTシャツに、つぎはぎのジーンズというお姿。桜井さんは紺のシャツに同系のレザーパンツの姿で登場。 桜井さんの「Do you know remember D?D!D!D!」という音頭の後に演奏された曲は当然のことながら『D!D!D!』だぁ!ドナルドギターがステージ中央にセットされ、前奏と共にステージ頭上で花火ドーンが出た!な、何だよ。『幻夜祭』の時は火柱特効やらないで、この花火の特効アリかよー!フェントダー!とビビッているななんぼを他所に、高見沢さんは相変わらず「行くぞー!」て感じでステージの前に飛び出して来て、魅惑のD!D!D!ダンスを披露♪しかし、いまだに歌詞があやふやなのは変わらないようで、ステージの前に出て行くものの、左右のスピーカーの裏に歌詞が貼ってあるようで、露骨にスピーカーの後ろに立って歌うタカミー。もう、何処に歌詞が貼ってあるか、タカミーの立ち位置で客席は確認するって感じ(笑)。間奏のギター・ソロでは、グローブを少し放り投げる感じだったので、3番の歌詞入りの時少し手間取っていましたが、嵌めながら歌うという技も習得したらしくて難なくクリア。う〜む、TOUR終盤にきて成長の兆しアリ(笑)。3番の「迷わず、I Love You〜♪」は客席が合唱、それに重ねるように高見沢さんが「I Love Youーーーー!」て叫んでくれちゃいました。 そして、その勢いのまま『Bad Girl』へ。もしかしてこのTOUR初っ?とにかく、私には久しぶりだっ。幸ちゃんがハンドマイクになって動きまくり。3番の「愛し合おうぜーーっ♪hoooooo〜♪」の部分では、幸ちゃんとタカミーも首シェイクさせていて可愛かったぁ!あと、幸ちゃんは「プロポーズしたいっ♪」という歌詞で、ひざまずいて客席に投げキッス♪もうたまりませんっ! もうウキャウキャのノリのまま『夢よ急げ』へ。前奏と同時に両脇の花道から銀テープが飛び出して、その大半がステージ前に降っていきました・・・!どうもミスで前に降ってしまったらしく、動きまわる高見沢さん、たまにステージ前に積もった銀テープで足が滑りそうになっていた。3番は中央にスタンドマイクが設置されて、客席とアルフィーで大合唱。ハッキリ言って、今回も高見沢さんのカウボーイハットは桜井さんの額を直撃していたらしい。高見沢さんの帽子を避けながら、歌詞に合わせてジェスチャーする賢様はキュートでした♪。 そのまま中央のマイクスタンドでメンバー紹介。 桜「ドラムス、長谷川浩二!」 幸 「キーボード、山石敬之!」 またまた、3人共囲むように集まる。桜井さんは懲りずに台の上に乗ってパフォーマンスしたけど、山石さん綺麗に流す(笑)。 高「ギター・・・桂三枝っ!」 幸「・・・いらっしゃ〜いっ♪」 と、物真似してキる幸ちゃんだが、どうも恥ずかしかったようで、そのままガクッと正座してしまったのであった。なんか可愛い。しかし、高見沢さんは納得しなかったようで・・・ 高「ギター・・・南こうせつとかぐや姫!」 <なんか複数形になっている(^_^;;; 幸「(デロデロとギターを奏で)あなたは、もう、忘れたかしら・・・(文章上中略) 今日は、風呂屋の、定休日っ♪」 と同と今度はバシッと決めた幸ちゃん♪ 高「ベース・・・ジュリー!!」 という紹介と共に『勝手にしやがれ』の演奏になり、中央のマイクスタンドで、ノリノリで歌う賢様、素敵♪カッコつけて歌ってくれたし、最後の「ああ〜、ああ〜、あああ〜」の部分は客席も手を揺らし、気分はジュリー・桜井オン・ステージでした♪ 高「WE ARE THE ALFEE!まだまだ行くぜーっ!」 と高見沢さんが叫んで『Stand up,Baby』の前奏がっ!!高見沢さんは、マイクスタンドからマイクを抜き取り、あの独特のステップとジャンプでステージ所狭しと駆け巡りまくりっ!ただ、ステージ前に積もった銀テープは滑るようなので、たまに慎重にステップを踏む高見沢でもあった。しかし、客席にも「Hey!Hey!Hey!」とジャンプすることを煽り、とにかく客席も高見沢さんに負けじと飛び跳ね状態。間奏のジャンピングの前に、足元にあった銀テープを自分の飛び跳ねる範囲だけ足でどかしていた高見沢さんキュート♪銀テープをどかした範囲で飛び跳ねていましたが、今回足元までしっかり見えたので観察できたんだけど、高見沢さんてば、二度として同じ所に着地しない(笑)。なんとなく、NHK初日で消えた理由がわかった気がしました(笑)。「こーんなーに、すてーきなー、大阪の夜は、他にーないー♪」もバッチリ決めて、そのノリのまま『希望の鐘が鳴る朝に』の前奏に入りました。去年の春TOURからずーっと聴いてきたけど、このTOURで聴けるのはもう最後かな、なんて思ってジックリと聴きました。最後は鐘の音が鳴り響き、高見沢さんが「OSAKAサイコーッ!どうもありがとーーっ!!」と叫んで終了。 これ以上にないっ!て感じの怒涛の盛り上がりのアンコールでしたっ♪ 2回目のアンコールでは、桜井さんが薄紫のシャツに黒のパンツ。 幸ちゃんが腕まくりしたAUBETシャツに下は1回目のアンコールと同じジーンズ。高見沢さんは黒のメッシュのタンクトップの上に黒いハーフコーとを羽織っておりました。パンツは黒でしたが、シルバーのヘビメタ系のベルトをしていました。 高見沢さんのMCで 高「どうもありがとう。 2階のみんな最後までありがとう!ナニワのノリって感じでスゴイ! 1階のみんなも最後までありがとう!さすが大阪っ!」 高「えー、みんなにもそれぞれ夢があると思うんですけど、 桜井の夢は弁護士になることで(客席、大きくどよめく)、 いいんだよ、どんな無茶な夢でも夢なんだから。 (桜井さん、不満なのかドラムの前で暴れる/笑) 坂崎は先生になるという夢を持っていて・・・。 何の先生だろう?保健体育?(幸ちゃんを見る) (幸ちゃん大きく頷く) ウッソ?マジ?ホントに? なんか、あんまり習いたくないなァ。 オレは何だっただろう?ダンサーかな?ウソウソっ!」 これには桜井さん大ウケ。何を思ったか急に踊り始め、あまりに客席の反応が良いもんだから、ブレイクダンスまで披露。ついでに、首回しまで披露してしまうダンサー桜井さん復活♪ホント、桜井さん、今日は飛ばしまくりっ。 高「(止めない桜井さんに向かって)明日にとっとけよ。 えー、みんなそれぞれ夢を持っていましたが、 気が付いたらMusicianというふうになっていました。 別に最初からMusicianになりたいという夢を持っていたわけじゃないけど、 今はこれしかないって思えます。 みんなも何か夢を持っていたり、夢を探している途中だと思いますが、 自分で考えて、何か一つ夢に向かって突き進んで欲しいと思います。 考えや悩みを解放するキッカケに僕らの歌がなってくれれば、 アルフィーの歌がみんなにとってそうなってくれれば嬉しいです。 やはり、自分が一番解放される場所はこのステージの上です。 もう生きている限り、命すり減らしてでも、このステージは続けて いきたいと思います!・・・なんか演歌歌手みたいですけど(笑)。 それでは、しばらくの間、あの頃に戻って、あの頃の僕らの歌を この大阪の夜に贈りたいと思います。・・・・『Musician』」 この大阪フェスティバルホールて、とても音響が良いせいか、音が本当にCD通りというか、初めてアルバム『讃集詩』を聴いた時と同じ音だったんですよ。キーボードの音とか、ギターの音色とか、なんか急に懐かしい気分になってしまって、どっぶりとあの頃に戻らせていただきました・・・。 そして、ステージが暗くなり、山石さんが『遠き山に日は落ちて』の曲を演奏して、そのまま『Heart Of Justice』へ。高見沢さんはセットの真ん中のドラムとキーボードの間の台に上り、下から扇風機でブワーッと髪とジャケットが風に煽られ、またもや斜に構えるタカミー!もうタカミー・ワールド全開です!高見沢さんが叫びまくって拳をガンガン振り上げ、客席も負けじとガンガンの拳の応酬。曲の途中で後ろの壁のセットから20周年記念の時に作られたサーベルギターが登場して、それを階段を上って取りに行く高見沢さんのパフォーマンスは相変わらずでして、最後、高見沢さんは、「Heart Of Justiceーーーー!!」と叫で、ステージの前に積もっている銀テープをサーベルギターの先に絡めて、銀テープごとギターを振り回すパフォーマンスを披露!もう、大暴れするタカミーを誰も止められないっ!止めなくないっ!。 「どうもありがとーっ!!」と高見沢さんが決めて、大阪フェス初日が終了しました。 なんか、終わった後も、名残惜しそうに最後まで手を振りながら去っていくメンバーが印象的で、本当に良かったです。あのニコニコした3人の笑顔は最高でした。 場内明るくなって終演のアナウンスがかかっても、アンコールは鳴り止ず、少し客席も帰りかけていたんだけど、アンコールは続けていたので棚瀬さんのアナウンスが入りました。 棚「熱いアンコールどうもありがとうございます。 みんなのの熱いアンコールは楽屋にいるメンバーの耳にも届いております。 メンバーもみんなのアンコールに応えたい気持ちでいっぱいなのですが、 会場側と約束した時間を過ぎておりますので、申し訳ありませんが、 これ以上アンコールにお応えすることができません。 大阪の皆様とは、明日の大阪ファイナル。 そして、夏の神宮球場でお会いしましょう。 本日は本当にありがとうございました。 気をつけてお帰りください。」 そのアナウンスの後、会場のみんなで三三拍子にバンザイ三唱をして、大阪初日の夜を終えました。始まりは、意外に大人しい反応だと思っていた大阪のノリも、始まってアルフィーが弾けると倍弾けるというか、怒涛のノリと声援があって、なんかアットホームな雰囲気というか、とても温かい気分になれました。 あの最後のメンバーの優しい笑顔がすべてを物語っていましたね。ホント、楽しいコンサートでした。
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