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遂に来ました2000年代最初のTOUR、AUBE 2000!My初日はほとんど地元と言っても過言ではない相模大野っ!こんな嬉しいことはないぞよ。グリーンホール相模大野が1990年にオープンした会館で今年で10年目。早いもんだなぁ〜。とにかく、他の会館よりも、個人的には思い入れが違います! GOODSは前売りで購入したのですが、購入時間の時もリハーサルをしていたみたいで、『On The Border』の演奏が聞こえてきました。「ああ、この曲をやるんだ〜」て思った途端に、演奏がプッツリ止んでしまって残念。本番で十分に堪能しろってこと?GOODSは「AUBE」というTOURタイトルの夜明けをイメージしているのか、全体的にオレンジで派手な感じでした。そういえば、チラッと見たTOURトラックも全体は真っ黒なんだけど、オレンジ色でロゴなどがプリントされていてカッコ良かったなぁ。 TOUR3本目の割には定刻に開場。客席に入ると、舞台に幕が降りていなかったのでステージセッとが良く見えました。「アリーナ37℃ 5月号」に高見沢さんのインタビュー記事が載っていましたが、春TOURの内容に触れ「今回は映像を一切使わず、照明スタッフが一新して、また違った効果を出す。」みたいなことを語っていただけに、かなり照明的には凝っていそうでした。 ステージ頭上には円形の照明があり、ドラムとキーボードの両脇に階段があり、ステージ後方にはスキー板の先のような壁が6つ均等に半円を描くように並んでいました。その壁と壁の間に照明も隠れていたよですが、パッと見た感じは非常にシンプルなステージという印象を受けます。 そして定刻通りにコンサートがスタート!開場が暗転し『GATE OF HEAVEN』の前奏が流れ、ステージ後方の6つの壁が器用に動き、扉のような形を作り、そこにメンバー3人のシルエットが浮かび上った途端に客席のテンションは一気に上がりました!門が開くように壁が動くとメンバーが登場!まず最初に目に行ったのは幸ちゃんの派手はスーツ姿!白のやや厚底シューズに、スカイブルーのスーツなんだけどバラか何かの花柄でメチャ派手!しかも、オレンジぽいネクタイをしていたような・・・。高見沢さんは黒のベロアぽい細身のパンツにブーツ、白のフリルシャツに、黒のクロス柄入りのロングコート姿で、去年の秋から王子様ルックを続行中!髪の毛も肩ぐらいまで、少し切り揃えていましたね。桜井さんはシルバーグレーぽいスーツで、ネクタイの色は忘れてしまった(苦笑)。山石さんが紫系の格好良いジャケットを羽織っていたけど、すぐに脱いでしまった模様・・・。長谷ぼんは顔が見られただけでもラッキーよ、マジに。 曲は前奏のまま『GATE OF HEAVEN』でスタート!高見沢さんは初っ端からヴィーナス・エンジェルギターでしたね〜。途中でエンジェル・クラシックに替えていましたが、2000年代に突入しても変形ギターは健在!また、後ろのスキー板のような6枚の壁は波のような凹凸が一面に施されていて、照明の加減で布というかカーテンのように見えたりして綺麗でした。2曲目は『Darkside Medication』。映像がなくても、去年TOURに使われていた人形の映像を思い出してしまったのは私だけか?しかし、この曲のドラムはスゴイよね。どんなに照明が眩しくても、長谷ぼん見たぜいっ。愛の成せる技だっ(<違うって)。3曲目はなんと『メリーアン』!ちょっと意外で嬉しかったね。もう、ここまでくると、客席もアルフィーも壊れるぞってぐらいのノリになってきた。いいのか、いきなりここまで飛ばして・・・!続いて『AUBE〜新しい夜明け』へ。TOURタイトルになっているから、絶対に歌われると思っていたけど、こんな最初の方に歌われるとは思ってもいませんでした。コーラスの部分になると、バックに星空の照明が演出されて歌とマッチしてすごく良かったです。 そして、なんと珍しくも最初は桜井さんのMCでした。 桜 「こんばんは。相模の皆様。<何で《相模大野》とは言ってくれないんだろう?(^_^;;; 相模の周辺の皆様もこんばんは。 遂に2000年に突入しました。 え〜桜の花も・・・散りはじめまして(ここで「桜井さんはー?」という声が掛かり) 私はいつでも満開ですっ! 桜というのはすぐに散ってしまうからこそ美しいのだと思います。 しかし、あの散った後の花びら・・・雨でも降ってそれがへばり付くと なかなか取れません。まぁ、人体には影響ないですけど。」 桜 「2000年の春を迎えて、生活が新しくなった方も多いと思います。 学校に入学された人、入学した子供をお持ちの人、新社会人になった人、 そして今まで通りあーでもない、こーでもないと仕事をなさっている方々! 人間生きていく上でストレスがたまるのは仕方がないことです! アルフィーのコンサートに来て、思い切り我を忘れて行ってください。 我を忘れると言っても限度があります。 その辺はみなさんの方が私よりもおわかりだと思いますけど。 思い切り楽しんでいってください。楽しむも楽しまないも貴方次第です。 踊るアホウに踊らされるアホウ。同じアホなら踊らにゃソンソン。 では聴いて下さい『Save Your Heart』!」<とてもカッコイイ発音の仕方で紹介していました♪ この曲はなんかカッコイイですよね〜。独特の雰囲気というか音というか・・・。続いて『Someday』へ。ここへきて高見沢さんが壊れはじめてきました。演奏中くるくる回ってコートを翻していたし、頭もシェイキング!こういう状態になって、客席が付いていかないわけないだろうっ!そしてビート音が響き渡り、やったぁー!『Wings Of Freedom』だぁ!フラッグ持参した甲斐があったというものだっ♪客席は何故か、両サイドがフラッグを持って来ている人が固まっていたような気がしました。「モーゼの十戒状態」・・・て、そこまでハッキリ分かれてないって? 続いて幸ちゃんのMC 幸「どうも、どうも。 では皆さん、ここで一休みということでご着席下さい。 (「イヤダー!」という声があちこちで掛かり) イヤじゃないのっ!ちゃんと言うこと聞きなさいっ! え〜、ご心配をお掛けしましたが、足は大丈夫でる。 本当は『飛び跳ねちゃおうかなぁ!』なんて思っているんですけど、 止められているし、みんなの心臓を悪くさせちゃうようなので やりません。ご安心を。」 アル友さんから教えて頂いた話なんですけど、川口か桐生で『Flower Revolution』の時に、幸ちゃんもピョンピョン飛んでしまってファンが一斉にヒヤッとした・・・なんて事があったそうです。その時は、桜井さんが飛んでいる幸ちゃんを止めたそうですけど。ホント、完全に治るまでは素直に大人しくして頂きたい。メンバーもファンもドキドキだって!なんか、当人が一番ケロッとしていますよね。今日もパーカッションを、平気で怪我している足でも踏んでいたし・・・、見ながら「いいのかなぁ?」なんて心配になっちゃいました。 幸「え〜先ほど演奏しました『Wings of Freedom』。 我が横浜FCの応援ソングですが、もうすぐ14日からでしたっけ? もうすぐリーグが始まりますね!今年も是非頑張って頂きたい! 野球も巨人が調子良いようで、うちも機嫌が良いみたいです。 あっ!ここは横浜かぁ!今、絶好調ですもんねーっ!! 攻略しなくちゃいけませんね。まだまだ先は長いですしっ。」 幸「2000年代最初のグリーンホール相模大野ですけど、 前回来たのは(カンペを見る)去年の4/14。丁度1年ぶりですね〜。 ギリギリだったんですね〜。<幸ちゃんの誕生日は4/15♪ 今回は12日で、なんでこう毎回際どいんでしょうねー。 ホントにもう・・・。あと何十時間・・・とか、どうでもいいんですけど(笑)。 恒例の言ってみましょうか?前回のグリーンホールも来た人? おおっ!けっこういますね〜!! ではTOUR3本目ですが、もう今回のTOURに参加した人? うわっ!もうかなりいますねー!! では生まれて初めて今日がアルフィーのコンサートの人! (数人いらして、前から3列目の男性の方なんて立ち上がっていましたね) 2階席の方も元気か?ここは2階が広いんだよねー! 今日は2階席中心にっ!て言うと1階席から反感買うもんね。」 幸「去年は一千年代最後、とか色々言っていましたが、アッという間に過ぎて、 もう2000年に突入しました。アルフィーは1974年にデビューしたので、 もう26年です。これは長いです。 桜井と高見沢なんて高校時代から知り合っているんだから・・・ 丁度30年ですね・・・。区切りがいいです。 当時桜井は高校生にしておくのは勿体無いぐらいの美声の持ち主! て、業界の人に言われていたんですよっ。 大学上がって、まぁ僕も一応通っていましたけど、いつも学校行く前に 途中下車しちゃうんですよね、高見沢なんかと・・・。 当時は中古レコードの大ブームで、給料とかお小遣いが入ったら 買いに行っていましたね〜。とにかく買い漁りました。 とにかく買ってきてはコピーしまくりました。 学生の頃で悩み事も多くてね。恋の悩みとか、友達、親。 どうして産んだんだ、なんてね。何で産んだのかは知ってるけど(笑) 聞いてみたいんですよ。一人で音楽を聴く時は大抵煮詰まってるときですね。 僕なんかは拓郎さんとか日本のフォークを聴いてきまして・・・ (「やってー!」という声が客席から上がり・・・) 私は今日まで生きてきました〜♪・・・手拍子するようなモンじゃないですけども。 この歌詞に僕は元気づけられたりしたんですけど、高見沢に言わせると、 『私は今日まで生きてきました明日からも生きていくだろうって当たり前のことじゃないか』 って、当たり前のことなんですけどね。そういう高見沢はハードロックとか聞いて イヤなことを青春のエネルギーを爆発させていましたね。 僕らがいろんな曲に心を癒してもらったように、もしかしたら、みんなが アルフィーの音楽を聴いて心を癒されるのかもしれないなんて思うと 不思議な気もするけど、嬉しいなと思います。 」 この時、下がっていたお二人が登場しましたが、これといったリアクションはなし。高見沢さんはコートを脱いできて、フリルのシャツでしたね。今回はお着替えタイムはない模様・・・。桜井さんは長谷ぼんと談笑しておりました。 幸「次の曲は1979年。ポニーキャニオン、当時はキャニオンレコードでしたが、 そこから再デビューした時のシングルのB面の曲。 今はB面なんてないんですよね。 CDを裏返しにして掛けてもダメですよ。音出ません。壊れます。 『過ぎ去りし日々』を・・・」 ドラムもキーボードも入っているバラードヴァージョンの『過ぎ去りし日々』でしたが、とても良かったです。ムード歌謡とまでは言いませんけど、アコースティックヴァージョンとはまた趣が違って、しっとりした感じがあってじっくり聴かせて頂きました。続いて『Pride』へ。この曲は本当に極上のバラードですよね。聴けて良かったよっ。そしてニューアレンジになった『ひとりぼっちのPritender』へ。原曲はフラメンコ的要素が強かったですけど、そいういうのは一切無くなっていて2000年ヴァージョンという感じでカッコ良かったです!特にラストの終わり方なんて最高っ!客席からも「おおっ!」という感じの歓声が上がったぐらいでしたもんっ。 続いて高見沢さんのMC。いっぱい掛け声が上がるけど反応できない・・・。 高「どうも・・・。(言葉が続かず、目をこするような素振りを見せる) いや〜、昨日さ、ビデオを見過ぎちゃってさぁ〜・・・。 (「どんなー?」とか「AV〜?」という声が掛かりますが) 僕は基本的にメンタルな作品しか見ませんけど。 いろんな映画のビデオとか見るんですけど、 感動とかもちろんするし、途中で寝ちゃっていることもあるし・・・。 随分前に見た映画なんですけど、タイトル忘れちゃったんだけど・・・ 戦争映画で、実際にあった話らしいんですけど、ベトナム戦争で 恋人を置いて戦地に向かった人が、恋人へ手紙を宛てたという内容で、 その手紙の文面で物語が進行していくんですけど。 その中に『今、とても美しい夜空が見える。君も同じ空を見ていると 信じている。とても静かで、戦場にいるとは思えない・・・』 みたいな文面があって、そんな美しい星空の元で戦争を繰り広げる 虚しさみたいなものが印象に残っているんですが。 残念なことに、この方は戦死してしまったそうなんですが、 そういう中で戦死してしまうのが、戦争の《怖さ》なのかなと・・・。」 高「20世紀はある本によると、『戦いにが繰り返された世紀。 戦いによって文明が発達した時代》らしいんですけど、 確かにこの日本も、もう随分昔に戦争を起こしています。 僕らはたまたま戦争という時代を知らずに、自由があふれた 時代に生きていることができるているけど、そういう時代だからこそ、 自分自身にとっての自由というのをしっかり見極めないといけない んじゃないかと思います。 自分の中で自由というと一番身近なのは、ベルリンの壁ですね。 あれで国境線が変わって国のイズムも変わる。 崩壊したあと、まさかアルフィーが、壁の前で、こんなアルフィーが あそこで演奏できるなんて。S&Gもずっとコピーしていたけど、 彼らの故郷のフォレストヒルズスタジアムでもやりましたし・・・ やだなぁ、なんか20世紀の生き字引みたいで。 自分たちの思いは繋がっていくんだなぁ・・・と思いました。 僕らが出会った、生まれて、AD1999を越えて、 こうして2000年のステージに立っていることが凄いことだと思います。 おそらく21世紀も立っているんじゃないかと思います。 2000年代に入り、桜井もお酒を20杯から10杯に減らしました。 僕はまだまだ多いと思うんですけど(笑)。 そのように生きていくんじゃないかと・・・」 ・・・そしてまとめられなくなって困ってしまい、横の2人を見るけど、桜井さんがお酒の事を言われたせいか何やら文句を言い(マイクを通してないので聞えない)、幸ちゃんも何やらゴニョニョ。そして高見沢さんが「 あ、そういう事か・・・!」と一人で納得し(客席には何の事だかわからんぞーっ!!)てな状態になりながらも・・・。 高「それでは・・・(あまりの強引な進行ぶりに客席から笑いが起きるがお構いナシ) いろんな生き方があると思います。 自分の中の自由を見つけていって欲しいと思います。 そんな思いを込めて作った曲です。『自由になるために』」 今年の「大阪国際女子マラソン」のテーマソングでもあるバラード・ロック。テレビで聴いたことはあったけど、CD化されていないだけに、ちゃんと聴くのは今回が初めて。テレビとはまた違った印象を受けました。テレビではマラソンのテーマソングということで、(自分自身と)戦っている人への応援歌という感じでしたが、こうやって生で聴くと、世紀の変わり目という誰も体験していない時代の中で自分自身を見失わないように、自分らしい道をちゃんと見つけて自分の自由を勝ち取れっ!・・・という風に感じましたね。 パイプオルガンのような音が鳴り響き『幻夜祭』へ。この曲で客席は再び総立ち。この曲が来るとは思わなかったなぁ〜。かなり照明が凝っていたし、最後は火柱が4本上がるという特効ありっ!普通の会館でやるかっ!こういうのっ!よく許可したなぁ〜!! 続いて、これはかなり久しぶりなんじゃないか?の『My Best Friend』!ここ2,3年はまるで聴いていなかったと思うけど・・・。ここでも高見沢さんガンガンにノリまくっていましたね。私も何だかわからんけど、これで壊れた気がする・・・。この後の記憶ヤバイです。その前もヤバイけど・・・。そういえば、この曲て10年前の「Revolution TOUR」で初めて披露された曲だけど、当時は高見沢さんリードヴォーカルの曲でしたよね(名残がラストにありますけど)。それが、その年の夏イベの「BRIDGE ACROSS THE FUTURE」から桜井さんのリードヴォーカルに変わってしまったという。しかも、イベント当日に「桜井、お前リードヴォーカルやって。」て言われたんですよね。 次に『On The Border』。先ほどの高見沢さんのMCもあったせいか、なんかズッシリときました。最後はずーっと拳上げだったんですけど、高見沢さんてばいきなりギターを外して、それを右手で掲げた状態で拳上げをしてきてビックリしてしまった。白のフェンダーのギターだと思ったけど、いくらなんでも片腕でずーっと持っているにはキツイはず、それを何度も振り上げるからホントすごいっ!その力強さというか、あの存在そのものに圧倒されてしまいましたね。ラストのギターソロもすごい良かったなぁ〜。私、ああいう《泣きのギター》の音って大好きなんですよ。やや陶酔モード強しでしたが(苦笑)、カッコ良かったんだよーっ!!ただ、この時だっけ?(もしかしたら、『Flower〜』の時だったかもしれないけど)、ギターの弦が切れてしまったんだよね・・・。「あ〜あ」て感じで替えていましたけど(さすが切れ慣れているというか・・・/苦笑)。 その勢いを引きずったまま、長谷ぼんのスネアドラムが響き渡り『Flower Revolution』へ。高見沢さんの「JUMP!」という叫びと共に、客席と2人は飛び跳ね状態!幸ちゃんも数回飛び跳ねていたけど、残った理性でなんとか踏みとどまっていました。うん、ホント、飛ぶのはとーぶん我慢してね。見ているこっちもドキドキするから・・・。2番の時なんて、桜井さんが飛び跳ねながら高見沢さんの方へ行って、高見沢さんが「あっち行け!」というジェスチャーをしながらもくっ付いて来て、2人して桜井さんのマイクスタンドで歌っておりました。そーいえば、私、いつもこの曲の時は片腕をガンガン振り上げるだけだったんですけど、この日だけはみんなの真似して両腕ヴァージョンをやってみたんですが、あれ疲れますねーーっ!途中から片腕に切り替えるのも癪に障るので、頑張って最後まで両腕でいきましたけど疲れた、マジに・・・。みんなスゴイよ・・・。 もう終わりかなぁ〜・・・なんて思ったら、なんと『ラジカル・ティーンエンジャー』だぁ!この曲は、もう永遠のテーマソングですよね。老若男女関係ナシッ!言い訳無用って感じのところが好き。もう『幻夜祭』から腕上げっぱなしだもんね。スゴイよ、この曲順。とにかく、怒涛のノリで本編は終了しました。 アンコールでは、山石さんと長谷ぼんが先に登場し、演奏が始まるとメンバー3人が登場。高見沢さんはカウボーイハットに派手な柄のチビTシャツに皮のパンタロン(パンフレットにも掲載されているファッションです)にサングラス。イギリスギターも久しぶりに出してきました。幸ちゃんはピンクと赤の縞Tシャツに、「何じゃありゃー!?」と叫びたくなるような、ピンクや赤やオレンジなどの超柄パンツに赤いシューズ。桜井さんは、何だっけ?幸ちゃんの衣装のインパクト強すぎて・・・(ごめんなさい)。愛がないわけじゃないんだよ。ただ、幸ちゃんよりは地味だったの(<当たり前だ)。そして『Decadence』へ。いきなりステージ頭上で花火が出てビックリ!どーりで、桜井さんが挙動不審だったわけだ(笑)。いや、なんかステージ出て来てから、妙に落ち付きなかったんですよ〜。しかし、相変わらずこの曲は腕への酷使度が最高である。 その後、桜井さんは下がり、幸ちゃんがベースに持ち替えて高見沢さんが『Comuunication Breakdown』を露。そして歌い終わって2人もステージを下がると、山石さんのキーボード演奏になり、いきなりステージ中央の所が扉のように開いたかと思うと、タキシード姿の賢様が!ぱばろっでぃ様よ〜!山石さんの演奏に合わせてゆっくりとした歩調で階段を降りてくる賢様。途中、長谷ぼんと山石さんに挨拶するのも忘れていない。しかし、山石さんにちょっとテンポを変えられズッコケそうになる。そして、中央に用意されたマイクスタンドに向かって行きまして・・・。 桜「Good Evening. How do you do? 」 ・・・と、流暢な(?)英語で挨拶をした後、持ち歌の『オーソレ・ミーオ』を披露。相変わらずの美声ぶり健在で、正直言って聞き惚れましたっ!なんであんな上手いのさっ!?もう客席は拍手喝采よっ!! 桜「Thank you!メルシー!謝謝!ダンケシェーン!(・・・そのうち収集がつかなくなる) ありがとちゃんっ♪ 何で私がここにいるのかといいますと、私の友達の3人・・・(後ろを見て)5人に 呼ばれまして、今年の夏のPRの為にイタリアから来ました。 もうご存知だと思いますが、8月の12,13に恒例の夏のイベントがありますっ! 1日目は去年のベルリン公演の再演ということで、Classic Nigth! 皆さん、野外でクラシックコンサートなんて経験ないでしょ?できますよ〜! そして2日目は、アルフィーのノリノリのナンバーで綴るRockdom Nigth! もしかしたら、私も呼ばれるかもしれません。」 桜「もう今回の場所はスゴイです。神宮球場です!東京のど真ん中です。 ここの相模大野の方々も、小田急線に乗って新宿で降りて、乗り換えて 信濃町辺りで降りたら、アラッもう目の前にあります。 みなさん参加しましょうねっ! 発表もいつもならもっと遅いのに、今年は3月下旬には発表されて早ーいっ! でも早いことは良い事です。準備は早い方がいいです。 (段々、口調が田中●栄さんぽくなっていき・・・) スイマセン、なんかキャラクターが違ってきちゃっています・・・。 どーも新潟の方のような口調になってしまう。 皆さんもいつもスケジュール調整が大変でしょうが、もう決まっています。 8/12,13に合わせて、7月中に『私はこれだけ会社の為に仕事やってんのよ! 休ませなさいよっ!』てぐらい頑張っておけばいいのですっ!! 『ちょっとわかってんのーっ?こんなに働いているのよーっ!』て態度を、 バカ上司に言ってやりゃーいいんです!!」 ・・・もう思いっきり角栄さんになっていましたけど(笑)、この桜井さんのMCは最高でしたね!みんな拍手喝采ですよ。しかし、半分冗談では済まされない。マジに7月中までは頑張らなくてはっ!そして、威張って夏イベに行けるようにしなくてはっ!! 桜「(客席が「夏イベ行くよ!」と掛け声を上げると) 夏イベントのこと?いきなり略さないで下さいね。 では、ここにいる皆さんが全員イベントに参加できるように 祈りたいと思います。(イタリア出身のはずが何故か仏教のように手合わせ) それでは、そんな祈りを込めまして・・・山石くん、お願いっ♪」 そして歌われたのはオペラ調の『OVER DRIVE』。かなり本格的に歌っておりまして、息継ぎの時に「ハッ?」とか「へっ?」とかわざと間合いを入れたりしていて、爆笑してしまった。面白過ぎるよ、賢さまっ!!そして、そのまま『夢よ急げ』へ。2人もステージに出てきました。最後は、中央のマイクスタンドで3人熱唱・・・というか桜井さんは客席に歌わせていた・・・。しかし、3人とも顔を寄せ合って歌っているのですが、高見沢さんのカウボーイハットの先が桜井さんのおでこに当たるらしく、桜井さんはおでこに手を当てたまま何やら抗議めいた顔をしていましたが、そんなのお構いなしのタカミーであった。 そのままメンバー紹介になったんだけど、何故か中央のマイクスタンドでそれぞれ紹介したのであった。 桜「ドラムス、長谷川浩二!」 幸「キーボード、山石敬之!」 高「そして・・・オフィシャルカメラマン、黒沢!」 <丁度、メンバーの足元の所に居たのだ。 桜「そして・・・大蔵大臣、宮沢喜一くん!」 <関口社長のこと?(笑) 幸「そして・・・キョード横浜会長藤村さん!」<自分で言ってウケている幸ちゃん。 高「WE ARE THE ALFEE!」 『希望の鐘が鳴る朝に』の前奏が入り、もう一気に客席はヒートアップしましたぁ!2000年になってもこの曲が聴けて嬉しいよーーっ!!この曲は個人的には1990年代のベストだぁ!1980年代のベストは『Rockdom』だしね。とにかく、もうノリノリでございました。最後のギターソロはなかなか好きでした。今までとはちょっと違う終わり方して、去年何度も聴いていた曲だけど、とても新鮮に聴けましたね。 ラストは後ろの2人も出てきてご挨拶。長谷ぼんの「I(ハートマーク)N.Y.」のTシャツが印象的であった。アレ、買ってしまおうかしらん。 2回目のアンコールでは、桜井さんが紺のシャツに濃紺のレザーパンツ。 幸ちゃんが緑のシャツに黒いパンツ。高見沢さんは黒いシャツと下にシースルーの黒いTシャツだかランニングを着て、とにかく上から下まで黒っ。ただシルバーのヘビメタ系のベルトをしていました。 高見沢さんのMCで 高「どうもありがとう。 人生にはいろんな生き方があると思います。 これしかないと思って一つの道を究める人もいるし、 まだ迷って答えが出せていない人もも沢山いると思います。 本当の自由は自分の道を選んだ時に後からついてくるモノだと思います。 僕には選ぶ道は沢山あったけれど、残った道は今の道しかありませんでした。 たぶんこの道が自分の歩くべき道だったんだなと思います。 そんな思いを込めて『Musician』」 ドラムの入らないNEWアレンジでした。最初は3番の所で、盛り上げるようにドラムが入るアレンジが好きだったので、ちょっと不満だったんですけど、あの時のステージの流れからいうとピッタリだったのかもしれませんね。なんか、シットリした雰囲気でとても良かったです。 そして、ステージが暗くなり、山石さんが『遠き山に日は落ちて』の曲を演奏して、そのまま『Heart Of Justice』のイントロになり、高見沢さんがセットの真ん中のドラムとキーボードの間の台(そんな高い台じゃないんだけど)に上りまして、なんと突然下から扇風機でブワーッ風に煽られあのベルトを見せびらかすように胸元を開けてインカムで歌う高見沢さんっ!髪を靡かせイッておりますっ!ライトでシルバーのベルトが光を反射してチャンピオンベルトのようっ!もう客席もどよめきというより、「うおーっ!高見沢だーっ!」て感じの笑いに近い歓声が上がりました。曲の途中で後ろの壁のセットが扉のように左右に開くと、サーベルギターが台で立ててあるのが出てきました!あれ、20周年記念の時に作ったサーベルギターでしょうか?ちょっおと形が違うようにも見えたけど・・・。それを階段を上って取りに行く高見沢さんは、何だか映画のワンシーンか、ディズニーランドの「シンデレラ城ミステリツアー」の今日の英雄みたいな感じだった(笑)。最後はもちろん、ギター奏でますよっ!イッちゃっております。これぞタカミーですっ!! 最後は高見沢さんが「どうもありがとうっ!」と叫んで終了。激しいノリとまではいかないんだけど、優しい怒涛のノリて言うのかな、ちょっと矛盾した言い回しかもしれないけど、強さの中にとてつもない優しい雰囲気のあるコンサートでした。いや、ホント参加できて良かったのだっ。
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