■□■野菜事典■□■
*野菜の特徴、効能などについて紹介しています*

52.根深ネギ
[特徴]
根深ネギとは、ネギの白い部分を食べるネギの事で、これは淡色野菜に分類されます。主に葉っぱを食べる方は葉ネギと言って緑黄色野菜に分類されるので、この野菜事典では両者を分けて考えます。
根深ネギ独特の香りは硫化アリルという成分です。ビタミンB1の吸収を助け、胃液の分泌を促したり、新陳代謝を高めます。
[効能]
食欲増進、消化促進、疲労回復、冷え症改善、低血圧改善、風邪予防、解毒作用。
[豆知識]
ネギの原産地は中国の西北部からシベリアにかけてと言われています。日本へもかなり古くから伝わっており、『日本書紀』にもその名前が登場しているので、日本人は昔からネギを好んで食べていたようです。
[食べ方]
煮物、薬味など。
[食知識]
根深ネギは、葉っぱの部分が濃い緑色で、白い部分との色の差がはっきりしているものを選びます。白い部分を食べるわけですから、当然白い部分が長く、はりと艶があるものが良しとされ、黄ばんだり乾燥しているネギを選んではいけません。
根深ネギは、新聞紙で全体を包み冷暗所で保存します。泥付きのものを手に入れた場合は、日陰の土中に埋めておくと長期保存ができるそうです。


もどる
事典
すすむ
もどる
事典TOP
すすむ

作成:2001年6月
料理レシピ検索しゅふしゅふ〜ず


[
無断転載禁止]