山口線・北九州旅行記その4

下関17:25発→門司17:31着 普通243M
下関で友人の「ふくさん」にお土産の「ふく茶漬け」やお菓子の「幸ふく」などを購入して九州行きの列車に。 九州上陸は8年ぶりです。といいつつコンクリート以外何も見えない、長さもそれほど長くない普通のトンネルを抜けたら そこは九州なので特に感慨などはわきませんが。

門司17:34発→折尾18:24着 普通2647
門司からは10月のダイヤ改正でなくなる「客車」の普通列車に乗車です。ちなみに客車とは機関車に引っ張られる 列車のこと。私が生まれる前は各地で客車の普通列車が走っていたらしいですが、今では事実上ここしか残っていません。 で、廃止される前に一度乗っておこうというわけです。 で、私が乗車したのは下の写真のような列車。本山支線みたいに他の車両が・・ということはありませんでした。

筑豊客車 筑豊客車
乗車した客車列車の前後 スペースワールド駅にて

車内は、というとJRの車両としてはごくごく普通の車両(下の写真参照)。

筑豊客車 筑豊客車
(左)客車の車内 (右)客車の「サボ」(サイドボードの略)

乗り心地は、というと客車だからいいというわけではなく、ごく普通の電車とあまり変わらないような感じでした。 車両にモータがついていないのでその分静かだったかなという程度。 ダイヤ上の都合かもしれないのだがのんびり走っていました。が、この足の遅さだと特急がバンバン走る 鹿児島本線を走らせるにはちょっと厳しいのだろうと思います。(10月にこの客車が廃止になる理由の1つかも知れません)

折尾18:37発→博多19:25着 快速4367M
本当は客車で終点まで行きたいところでしたが先のスケジュールの都合で折尾で下車することにし、博多まで快速で 向かいました。車内は快適な転換クロスシートでさっきの客車とは大違いのスピードでした。

折尾駅 813系快速
(左)折尾駅の駅舎 (右)乗車した快速(と同型車両(^^;)

博多19:43発→博多南19:53 特急581A
博多からは博多南線に乗車。博多南線はもともと博多駅と新幹線の車両基地を結ぶ回送列車しか走っていなかった路線を 活用して営業しているもの。それゆえ使われている車両はすべて新幹線用車両で、扱いはすべて 特急列車。特急料金は100円と安いものの、18きっぷでは特急に乗れない (ここ参照)ので運賃190円も支払って乗車しました。 乗車したのは0系と呼ばれる初代の新幹線。すでに東海道新幹線(東京〜新大阪)では全廃された車両ですが こっちでままだ生き残っているようです。実際動き出してみると

とても新幹線とは思えない
ゆっくりとした速度で博多南を目指します(後で調べたら50km程度)。こんなんで特急料金取るか?

博多南線0系 ひかりレールスター
(左)乗車した博多南線の0系 (右)ひかりレールスター

博多南20:13発→博多20:23 特急2582A
博多南はホーム1本にこじんまりした駅。あのでかい東京駅から始まる新幹線の線路の終点がこの博多南駅とは なんとなく不釣合いな気がします。

ちなみに博多南駅では福岡在住のZさんと合流。いろいろ話をしながら同じ車両で博多へ引き返しました。 帰りも290円也。

博多駅でゆっくり食事をしたかったのですが私の列車の出発まであまり時間がないこともあってラーメン屋へ。 けっこう有名な店らしく混んでいましたがたまたま空いた席にありつけました。 写真はないですがおいしかったです。

博多21:16発→京都7:03 快速ムーンライト九州 9232
博多からは京都行きの夜行快速ムーンライト九州。行きと同じ編成の行きと同じ2号車ということで 行きと同じ車両でした。ちょくちょく目覚めたものの本州に上陸したあたりから京都まで夢の世界に旅立っていました。

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